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教師から見た〇〇(推論法編No.001)

 ここでは、いろいろなテーマを、

“教師自身、生徒に還元するための見方”

という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。

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 ここ最近、生徒たちの推薦入試のお手伝いで記事を書く時間がなかったですが、いろんな人から実は読んでいますと言われたこともあり、ぼちぼち書いていこうと思います。

 以前に動物愛護法について書くと言いましたが、ひとまず若手教員のために推論法について書きましたので、それを共有したいと思います。以下投稿文ママです。

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 アブダクションの説明をしようと思うと、インダクション(帰納法)、デダクション(演繹法)の理解から始めないといけないので、長~くってしまうこともあり、はしょって後は勉強してくださいというつもりだったんですが、お話振って頂いたので、書きますね。

 では、Abduction(アブダクション)、Induction(インダクション)、Deduction(デダクション)の説明をします。ついでにアナロジーについても。理系で研究された方や、社会人経験のある方は教養として身についているかと思いますが、そうでない方も多いと思いますので一つずつ説明してみます。推論や仮説の余地が少ない順に書きます。

 まずデダクション(演繹法)から。デダクションには大前提と小前提があり、そこから導き出される結論があります。例えば次のようなものです。
大前提:地球には地面(地球の中心)に向かう引力がある。
小前提:物体は引力の方向に引っ張られる。
結 論:物体は地面に(地球の中心に向かって)落ちる。
いわゆる三段論法ですね。このデダクションは、AならばB、BならばCと確実なものをつなげてAならばCという結論を出します。A→B→Cという順序です。よって、必然的に前提に結論が含まれます。つまり
【高確率で正しい結論が出る】+【新しい見方は生まれない】
という性質を持っています。何かを生み出すためではなく、結論に説得力をもたせるための論証のためのメソッドと考えるといいかと思います。

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