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教師から見た〇〇(推論法編No.004)

 ここでは、いろいろなテーマを、

“教師自身、生徒に還元するための見方”

という切り口で書き綴っていきます。毎日500字程度ずつ。

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 (研究授業時に何に気を付ければいいかという回答の文章です。そのつもりで読み進めていってください)

 ここで、他の先生の授業を見る時の姿勢としてアブダクションが大切だということの説明です。

 アブダクション的視点でいうと、ある先生が授業をしていてうまくいっているとします。いろいろな前提となる知識があるとして、その先生の授業がなぜうまくいっているのかを考えようということです。

 なぜこれが大切かというと、アブダクション、インダクション的考え方をしても、そこで出た結論が自分にはまるとは限らないからです。なぜなら、様々な前提には「それぞれの先生」の「生徒とのそれぞれの関係性」「それぞれのキャラ」が更なる前提としてあるからです。よって、その先生がうまくいっている理由を考え、それを自分流にアレンジしなければなりません。その理由は、できるだけ付帯している様々な条件をそぎ落としてシンプルな形にした方が自分流にアレンジしやすいことは言うまでもありません。

 しかし、多くの先生は他の先生の実践例をそのまま流用しようとしたり、自分の特性を無視して運用しようとしたりしてしまいます。

 ここからも持論ですが、教師同士で研究授業をして授業の出来をあーだこーだ言い合うことは、実はすごく効率の悪いことです。なぜなら授業の評価を決めるのは生徒だからです。本来ならば授業研究は、普段の授業に対してのアンケートを日常的に取り、その結果をもとに授業の改善点を探り、改善の仕方について諸先輩方からの経験則からのアドバイスをいただいたり、後輩から新しい目線での意見をもらったりするのが正解です。教員同士だけでアドバイスを言い合って改善するのは、違うビジネスでいうと、顧客アンケートを取らずに、社員だけで勝手に商品の内容を変更するのに等しいです。

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