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7日間ブックカバーチャレンジ③ 『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』

【7日間ブックカバーチャレンジ、3日目】

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「7日間ブックカバーチャレンジ」とは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というもの。ルールは以下の通り。
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。(参加の際は上記のルールをコピー)

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今回ご紹介するのはこちら。

田中俊之『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』KADOKAWA、2015年

表紙画像をとのルールですが、カバーを外して読む派のため、本体背表紙を。
更に説明なしとのルールですが、個人的に想いを纏めておきたくつらつら書いています。

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男性学は、大学で1度だけ授業を受けたきり、触れたことがありませんでした。
改めて学ぼうと思ったのは、お腹の子が自分と違う性であるとわかった時でした。

2018年の夏頃でしょうか…とても最近です!

我が子が男であるとわかった時、真っ先に不安になったことは「我が子が加害者となる日が来てしまうかもしれない。」ということでした。

男という性は加害性が高いのではないか?と考えていたからです。暴力、窃盗、詐欺、性犯罪、殺人…。もちろん、女性の加害者も存在しますし、学校のいじめというレベルで言えば、女性の方が多く"加害者"が存在するだろうと思います。
ただ、大きなニュースになる殺人事件などの犯人は、ほとんどが男性であるなぁという印象を持っていたのです。(そしてそれは、統計的に正しいようです。)

どうして男性ばかりが"そう"なってしまうのか?
社会の何が男性を"そう"させてしまうのか?

これを探るため、色々読んだ中の一冊です。

他にも

伊藤公雄『男性学入門』作品社、1996年
伊藤公雄『〈男らしさ〉のゆくえ 男性文化の文化社会学』新曜社、1993年
田中俊之『〈40男〉はなぜ嫌われるのか』イースト新書、2015年

などなど、どれを紹介しようかな〜と悩みましたが、読み易さと内容の幅から、これを選びました。
(そして男性学関連ではもう一冊、この7日間のどこかで紹介しようと思っている本があります!)

男性学はまだまだマイナーである気がしますが、男性にも女性にもオススメしたい。もっと広まって欲しいなぁと思います。

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