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往復書簡#4 ちょっと未来の社会

まえがき

今年は暑い!暑すぎて、夏が暑いのか、暑が夏いのかさえ分からなくなっています。
さて、今回の往復書簡は趣向を変えて、ゲストからの問いかけで始まります。今回のゲストは、探究コネクトの岸本さん。岸本さんは普段はパーマに眼鏡姿の会社役員ですが、時々(?)ラーンネットの役員もしています。いったいどんなおたよりが来たのか、どうぞお楽しみください。

岸本さん to うっぢゅ&なおちゃん

エッジのおふたりへ

こうやってお便りするのは初めてなので、なんだか緊張しますね。エッジ立ち上げの最初から、ロゴデザインや発信などで色々ご一緒させていただいてます、探究コネクト岸本です。
うっじゅさんから依頼いただいて、改めて往復書簡の投げかけを考えてみました。直接現場に関わっていないけど、少し離れたところから。

エッジの構想を聞いたとき、なにより共感したのが「地域社会と溶け合って、子どもたちが地域の人々とともに学んでいく場にしたい」ということでした。エッジの場所を決めるときも、ロゴをデザインするときも、ひととひとの出会いと、そこから染み出す何かを表現したいんだというお話をしてもらいましたね。エッジの活動の中でも、さいきん色々なところで地域で活動している様子を目にしていて、とてもいいなあと思っています。

さて、問いかけですが・・
改めておふたりがエッジの子どもたちが大人になる、ちょっと先の未来の社会について、どんなふうに考えているのかなということを聞いてみたいと思いました。どんな風な未来になるといいなと思っているのか、そこに生きる人々や暮らしがどんな感じになればいいのかなとかね。

きしもと

うっぢゅ&なおちゃん to 岸本さん

駒崎: 岸本さんからおたより来たね。ありがたいね。

奥村: エッジの子どもたちが大人になる…というと、20年くらい先のことかな。今来てくれている子たちが30代…。“未来”というと私なんかは漠としてしまうんだけど、エッジ設立のころ思っていたことの一つは、卒業した子が「エッジはすごく楽しかった。でも今の方がもっと楽しい」と思ってたら嬉しいなぁということ。

駒崎: そうね。まず自分が幸せで、それを人のために活かせるような人が育つ場所としてエッジを構想したからね。そういう人なら、ある程度どんな社会になっても大丈夫と思っているかな。

奥村: そこはエッジの設立趣意を書いたときの気持ちと変わらないよね。最近よく思うのは、何もかも自分ひとりで出来なくても、色んな人たちと一緒にやればいいんだなってことなんだけど、「ちょっと先の未来に生きる人々」を思い描いた時に、そういう、自分を活かしあう人たちが多くいるイメージはあるかも。

駒崎: エッジに来て、2年3年と自分の関心があることをやれるだけやってみると、なんとなく「自分の活かしどころ」がわかり、自分自身に安心できるようになる。そうすると、自分の外側への触手のようなものが生まれ、それが繋がりはじめる。そういう様子を見られるようになったのが今なんだけど、そうやって形成される社会があってもいいかもね。

奥村: そうだね。岸本さんはどう考えてるかなぁ。

駒崎: 聞いてみよう!

(つづきは11月掲載予定です)

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