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OODAループの活用

学び直しもかねて、公開したブログ記事の紹介およびコメントを記載し、過去のブログも見ていただければと思います。

1.OODAループは、理解はできる

OODAループは、「観察」→「状況判断」→「意思決定」→「実行」を行う不確実な状況で意思決定をする手法です。言われれみると「なるほど」という気がするのですが、やっぱり、普段活用できているだろうかと疑問を感じたこともあり、ブログに記載させていただきました。

2.なぜ活用しないのか?

PDCAに比べて、OODAが定着しないのは「行き当たりばったり」に感じるところかと思います。

PDCAの特徴は、確実性のあるものを、繰り返し改善することで、パフォーマンスを上げる手法。
→実行すると良くなっていく気がする。

OODAの特徴は、不確実性の高い状況の中で、意思決定し、パフォーマンスを出す手法。
→出来事が起こるたびに意思決定し、方向を変える気がする。

OODA単体では「行き当たりばったり」に感じるので、結果として、OODA単体よりも、PDCAとOODAを組み合わせることで活用できると思います。

例えば、プロジェクトの進捗を報告する際、
「案件の進捗状況は遅れています。理由は、仕様変更を受けたからです。」
という報告から、
「仕様変更すると案件の進捗が遅れるリスクがあります。案としては、A案、B案です。A案にすると遅れますがどうしましょうか?」

というように進捗に影響がある仕様変更が発生した時点で、状況を把握し、選択肢を提示、意思決定を行うような感じでOODAを活用すればよいと思います。マイルストーンに影響がない場合は、現場で判断します。

PDCAの確実性のある状況から、不確実に切り替わった時にOODAを活用!!

3.内的要因と外的要因を調べることが重要

常に確実性のある中で仕事ができる人はいないため、うまくいかなかったときは、その原因を考える必要があります。その際、原因は、内的要因でうまくいかないのか、外的要因でうまくいかないのか分析することが重要です。

内的要因:組織(人)の内側で起こっている変化。コントロール可能。
     例:能力不足、連携不足など

外的要因:組織(人)の外側で起こっている変化。コントロール不可能。
     例:障害、外部からの仕様変更、追加依頼など

内的要因の場合、PDCAで改善していけば良いですが、実際は、内的要因でトラブルが発生することは少なく、外的要因によって変更をした結果、納期が遅延しうまくいかないことが多い気がします。
外的要因が多い場合は、「対応したら、こっちが遅れますがどうしましょうか?」というやり取りをすることで、納期遅延も含めて、納得した上で仕事を進めることができるため、結果としてうまくいくと思います。

OODAループを活用していきましょう!!

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