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売上げの公式

普段意識したことはないですが、数式に表されると気づかされる「ビジネスに関わる公式」に関して記載いたします。

1.売上げの公式

売上げをアップするためにいろいろ頭を抱えることはあると思いますが、売上げの公式は下記です。

売上げ= 客単価 x 客数 x 購入頻度

この式は非常に重要で、売上を増やすには、
 1.客単価を向上させるために商品やサービスを提供する
 2.多くの顧客を呼び込むための集客する
 3.顧客がリピータとして購入してもらう
どれかを実行しなければ、売上げは上がりません。

この式を頭において、売上げをどれぐらい伸ばすのかを考えるひつようがああります。

例えば、全ての項目が、10%づつ伸びた場合

1.1x(客単価)x1.1x(客数) x 1.1x(購入頻度)= 1.331(売上げ)

となるため、売り上げ 33%増になります。現実は厳しいですが、10%頑張ることで大きな成果を生むことが分かります。

2.各項目の対応内容

客単価、客数、購入頻度、それぞれの対応内容を記載します。

客単価を上げる
1. 商品の単価を見直す
 単に単価を上げるのではなく、パッケージ売りや松竹梅の商品を用意します。
2. 上位商品を提案する(アップセル)
 車を購入する際にグレードの高い車を見せて販売するような単価の高い商品を勧める方法です。
3. 関連商品を提案する(クロスセル)
 ハンバーガーと一緒にポテトを販売するような、別の商品も売る方法です。

客数を増やす
客数を増やすには、下記の指揮を意識する必要があります。

合計客数=新規顧客数+既存顧客数×リピート率

新規顧客を開拓するか、既存顧客がリピートしてくれる割合を増やすことで、合計客数は増えます。

ただし、新規顧客に販売するコストは既存顧客に販売するコストの5倍かかるという「1:5の法則」というものがあります。

購入頻度を増やす
1.計画的陳腐化

  顧客の持っているモノを、機能的や心理的に「古いモノ」としてしまい、買い替えを促進することです。
2.利用機会を増やす
  購入する時間を変える、購入する場所を拡大することで利用機会を増やします。

まず、取り組むべきは「客単価を上げる」ことです。客数を増やしたり、購入頻度を増やすには、新たな顧客を獲得する必要があるため効率が悪く、確実に売り上げを上げるには、既存顧客を維持し、売り上げを上げる「客単価を上げる」ことが重要です。

3.売上げは全てを癒す

売上げがすべてではありませんが、会社や自身の成長を示す指標として「売上げ」はわかりやすくて重要な指標です。

「売上は全てを癒す」 という言葉があります。会社において苦しく、辛いことのほとんどは、売上が伸びるようになると問題が自然と消えていく、すなわち癒されていくということです。

売上げ= 客単価 x 客数 x 購入頻度

売上げの公式を頭において、売上げを伸ばし、組織や人を成長させていきましょう!!


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