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Podcastで聞く!東工大・益学長が語る「突き詰める心」の大事さ

こんにちは!一般社団法人LeaLの小池です。
この度はJAASの下平剛司さんからお声かけいただきまして、科学教育アドベントカレンダー2023に参加させていただきました。

この企画では、科学教育や科学文化に携わる方々が毎日異なる記事を紹介していきます。
「科学教育でつながる場を創る」ことが目的なので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください!

今回は科学教育や科学文化に関わるお話ということで、私たち一般社団法人LeaLが配信しているPodcast番組『サイエンスラバー』を紹介させていただきます。

サイエンスラバーは、毎回違う研究者の方をゲストとしてお招きし、研究の面白さやこだわり、その人自身の思いなどをお話しいただくことで、
リスナーの方に科学の営みの面白さを伝え、科学者をより身近な存在に感じてもらうことをコンセプトとしています。
私(小池)はMC兼サイエンスコミュニケーターを務めており、ゲストの魅力をリスナーにお届けする役割を担っております。


科学教育に関わりが深いエピソードということで、今回は、今年の1月に公開した東京工業大学の益一哉学長をゲストにお迎えした回をご紹介します。

益学長とのお話では、近年の東工大の改革の裏にある想いや、ご自身の研究から得た経験など様々なお話をお聞きすることができたのですが、
中でも私の中で心に残っているのは「突き詰める心の大事さ」のお話です。

話の流れの中で「科学」と「工学」の違いについてお伺いしていた際に、
「科学や工学に限らず、スポーツでも芸術でも、何かを追求したい、突き詰めたいということはみんなが持つ気持ちだ。やりたいことを早くから決める必要はなく、そういう気持ちを持って何かに取り組むことが重要だ」
と益さんはおっしゃいました。

私自身、サイエンスコミュニケーションに興味を持ったのは科学の個別の事象について伝えたいと思ったからではなく、「科学をする」という営みの素晴らしさを伝えたいと思ったことがきっかけでした。
Podcastを制作したりサイエンスコミュニケーションの活動をする上で、多くの人に伝わってほしい大事なメッセージとして深く心に残りました。
このメッセージが、これからの時代を担う若い世代の方々にも届いてほしいと思い、今回ご紹介させていただきました。


以下の記事には、Podcast本編の該当部分が文字起こしされています。
要点を知りたい方は、こちらもぜひご覧ください。

また、Podcast本編はこちらからお聞きいただけます!
東工大の歴代学長の肖像画が置かれた部屋での収録になり、私はガチガチに緊張してしまっていますが、益さんの柔らかな姿勢のおかげで楽しくお話しすることができました。

サイエンスラバーでは、そのほかにも多くの魅力的な研究者の方々にバリエーション豊かなお話をお伺いしています。
今週更新中のエピソードは、東工大で博士号を取得したのちにパティシエになられた小泉直也さんがゲスト!
その異色のキャリアのお話や「お菓子作りの裏の科学」についても素敵なお話をたくさんお聞きしています、ぜひチェックしてみてください!

また、一般社団法人LeaLでは、サイエンスアゴラへの出展や東京外国語大学との共同ワークショップの開催など、アカデミアと社会の間を「学び」でつなげる活動を行っております。
これからも科学教育・科学文化に少しでも貢献できればと思っていますので、今後もぜひよろしくお願いいたします!


最後までお読みいただきありがとうございました。
これから更新される皆さまの記事も楽しみにしております。
一緒に科学を盛り上げていきましょう!

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