一般社団法人LeaL - Learn about Learning

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一般社団法人LeaL - Learn about Learning

LeaLは、教育現場の声や専門家の声に耳を傾け「学び」について研究し、より良い学習コンテンツやサービスの提案・制作を行う一般社団法人です。

最近の記事

読むサイエンスラバー!「なぜ半導体の研究者が看護に‥?」工学の研究者が変える超高齢社会の医療ケアの現場

LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は東京大学工学系研究科の一木 隆範さんがゲストです。「看護×工学」が現在のフィールドである一木さんですが、元々は「ダイヤモンドより硬い物質」や半導体を研究していたそうで...そんな一木さんはどのようにして看護にたどり着いたのでしょうか?一木さんに伺ったお話の一部を、この記事でお見せします!Check it out! 小池:一木さんのことを僕は工学系研究科というふうにご紹介しましたけれども、一木さんのご専門という

    • 読むサイエンスラバー!「赤ちゃんはどのようにことばを覚えていくのか?」発達心理学が解き明かす赤ちゃんの謎!

      LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は「赤ちゃんはどのようにことばを覚えていくのか?」を研究する大阪大学人間科学研究科の萩原広道さんがゲストです。このテーマ、気になりすぎる・・。発達心理学が解き明かす赤ちゃんのことばの謎をこの記事でもどうぞ!Check it out! 荻原広道さん: 有名なアメリカの発達心理学者の本に「子育ては無理やり枠に当てはめようとするとかえってうまくいかない」という話がありますが、私も基本的にそう思っています。言葉の教育

      • 読むサイエンスラバー!「書き順から車のウインカーまで」日常の“気になる”を研究する人間情報工学って?!

        LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は茨城大学工学部の矢内浩文さんがゲストです。去年お台場で行われた科学イベント「サイエンスアゴラ」で、“書き順を科学する”展示をしていた矢内さん。 なぜ人は誤字脱字を見逃してしまうのか、とっさの判断や行動にミスやエラーが発生するのはなぜなのか。 矢内さんに伺ったお話の一部を、この記事でお見せします!Check it out! 小池:早速矢内さんに研究について伺おうかと。無茶ぶりですが1分でお願いします! 矢内浩

        • 読むサイエンスラバー!「ゆるふわ生物学」ロッキーさん、思い出のゲームを語る

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は人気YouTubeチャンネル「ゆるふわ生物学」から、植物ラバーであるロッキーさんをお迎えしました。本記事では本編の一部を抜粋し、モンハンやピクミンなど大人気ゲームを生物学の視点で考察する「ゆるふわ生物学チャンネル」の活動についてお伺いしていきます! モンハンの世界でよみがえった古代の植物小池:僕も「ゆるふわ生物学チャンネル」をよく見ますが、生物学の研究者たちがそれぞれの視点で考察をしながら実況するゲーム配信が

        読むサイエンスラバー!「なぜ半導体の研究者が看護に‥?」工学の研究者が変える超高齢社会の医療ケアの現場

          読むサイエンスラバー!工学博士のパティシエに聞く、砂糖と甘味料の「甘さの違い」

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は都内大岡山の「カフェ&パティスリー・ティーフル」店長の小泉直也さんがゲストです。パティシエでありながら工学の博士号をお持ちの小泉さんは、パティシエの目・科学の目、二つの観点から美味しさと安全性を追求されています。本記事では本編の一部を抜粋し、「甘さの違い」に着目してそのこだわりの一部を伺います! 「甘さ」の種類は1つだけではない小池:僕はノンカロリーの飲み物に入っている人工甘味料の後味が苦手なんですが、甘味料

          読むサイエンスラバー!工学博士のパティシエに聞く、砂糖と甘味料の「甘さの違い」

          読むサイエンスラバー!東京外国語大学副学長が沼った?「ヌートカ語」の面白さ

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は東京外国語大学副学長である中山俊秀さんに「ヌートカ語」についてお話ししていただきました!ヌートカ語はカナダのバンクーバー島西海岸に住む方々の話す言葉で、流暢に話せるのは数十人という超マイナー言語。本記事では本編の一部を抜粋し、言語学のルールを覆すようなヌートカ語の特徴についてご紹介します! ヌートカ語は名詞が活用する!?小池:ヌートカ語の面白い特徴のひとつに、「名詞と動詞の区別が曖昧」というものがあるんですよ

          読むサイエンスラバー!東京外国語大学副学長が沼った?「ヌートカ語」の面白さ

          Podcastで聞く!東工大・益学長が語る「突き詰める心」の大事さ

          こんにちは!一般社団法人LeaLの小池です。 この度はJAASの下平剛司さんからお声かけいただきまして、科学教育アドベントカレンダー2023に参加させていただきました。 この企画では、科学教育や科学文化に携わる方々が毎日異なる記事を紹介していきます。 「科学教育でつながる場を創る」ことが目的なので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください! 今回は科学教育や科学文化に関わるお話ということで、私たち一般社団法人LeaLが配信しているPodcast番組『サイエンスラバー』を紹介

          Podcastで聞く!東工大・益学長が語る「突き詰める心」の大事さ

          読むサイエンスラバー!皮膚科学を研究するVTuberに聞く、コスメカウンターでのスキンケアアイテムの選び方

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は皮膚科学系VTuberの鈴懸リノアさんにスキンケアについてお話を伺いました。本記事ではMC瀬戸の「結局どのスキンケア製品を選べば良いの?」という疑問に対して科学の視点でアドバイスしてもらいました! どんどん増えるスキンケアアイテム、一体どう選ぶ?瀬戸:学生の頃は化粧水と乳液だけで足りたのに、年齢を重ねると美容液やクリームなど使うものがどんどん増えている気がします。 鈴懸リノアさん: 1時間あってもスキンケ

          読むサイエンスラバー!皮膚科学を研究するVTuberに聞く、コスメカウンターでのスキンケアアイテムの選び方

          読むサイエンスラバー!心理学者に聞く、アンガーマネジメントの難しさとは?

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は大阪大学大学院人間科学研究科の村中誠司さんに「デジタル臨床心理学」についてお話を伺いました。今回は本編から「私たちが心理学を学ぶ意義」をピックアップしてご紹介します。 感情の客観視は「言うは易し行うは難し」小池:僕たちが心理学を学ぶメリットにはどんなものがあるんですか。 村中誠司さん: 自分の心の動きを知ることによるメリットが大きいと思います。僕自身、心理学を学ぶ前は感情に振り回されやすかったのですが、それ

          読むサイエンスラバー!心理学者に聞く、アンガーマネジメントの難しさとは?

          読むサイエンスラバー!アルツハイマーや薄毛の治療にまで!?超音波活用の可能性

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は東京大学精密工学科・慶應大学理工学研究科の今城哉裕さんに「超音波と細胞」についてお話を伺いました。実は超音波をアルツハイマーや心疾患、さらには薄毛の治療に活用するための研究が行われているんです!今回は本編の一部を抜粋し、なぜ超音波がそれらの疾患に効果が期待されているのか、今城さんの仮説を伺いました。 超音波を当てると血管が生える!?小池:超音波がアルツハイマーや心疾患の治療に効果があると期待されているのはなぜ

          読むサイエンスラバー!アルツハイマーや薄毛の治療にまで!?超音波活用の可能性

          読むサイエンスラバー!『VIVANT』で話題のモンゴルで遊牧民と生活して目指した、持続可能な放牧地

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回はサウジアラビアのアブドラ王立科学技術大学のリサーチサイエンティスト・柿沼薫さんに「人間の活動と環境」についてお話を伺いました。柿沼さんは人気ドラマ『VIVANT』 のロケ地として話題になったモンゴルで、遊牧民と生活を共にしながら植物と人間の両方に寄り添った研究をしてきました。モンゴルについて知りたい方にもおすすめです!(番組本編より抜粋) 遊牧民の知識も科学的な知識も大切にする研究アプローチ瀬戸:柿沼さんはモ

          読むサイエンスラバー!『VIVANT』で話題のモンゴルで遊牧民と生活して目指した、持続可能な放牧地

          読むサイエンスラバー!分からないことが面白い?「恐竜」の図鑑編集者が語る図鑑作りのこだわりとは

          LeaLがお届けしているPodcast“サイエンスラバー”。今回は学研の図鑑LIVE「恐竜」新版の編集者である松原由幸さんに、「図鑑に込めたこだわり」についてお話を伺いました。小さい頃みなさんもきっと触れたことがある図鑑。どんなプロセスで作られているかご存知ですか? 本記事では番組本編の一部を抜粋して、科学に本気な図鑑づくりの一端をお見せします!今こそ図鑑を手に取りたくなるエピソードをお届けします。 約1,000種ある恐竜から図鑑に載せる種を選ぶ基準小池:図鑑づくりはどのよ

          読むサイエンスラバー!分からないことが面白い?「恐竜」の図鑑編集者が語る図鑑作りのこだわりとは

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(④アイデアブラッシュアップ編)【Shibuya Cross Session】

          11月4日(土)、Shibuya Cross Session第3回のワークショップを行いました。今回の開催場所は学生のためのコミュニティスペース「sponge」。前回のゲストスピーカーである渋谷センター商店街の鈴木大輔さんが、場所をお貸しくださいました! 当日は鈴木さんだけではなく、中高校生向け起業体験型人材育成プログラムを提供する株式会社まなぶや取締役の太田可奈さん、学生が中心となって運営する原宿表参道新聞副編集長の砂川颯一郎さんもご参加くださいました。 今回のワークショ

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(④アイデアブラッシュアップ編)【Shibuya Cross Session】

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(③渋谷区関係者との意見交換編)【Shibuya Cross Session】

          10月22日(日)、Shibuya Cross Session第2回のワークショップをSHIBUYA QWSにて開催しました!この日の目的は、渋谷センター商店街・渋谷区役所の方々との意見交換。 渋谷センター商店街の視点から見た課題前回のセンター街でのフィールドワークを振り返ったあと、渋谷センター商店街振興組合常務理事の鈴木大輔さんに「渋谷の現状と課題」について話していただきました。 センター街のゴミ問題に日々直面している鈴木さん。路上飲酒は深夜にかけて多くなり、朝には大量

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(③渋谷区関係者との意見交換編)【Shibuya Cross Session】

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(②センター街フィールドワーク編)【Shibuya Cross Session】

          10月14日(土)の夜6時。6名の東京外大の学生さんが、渋谷区にあるLeaLのオフィスに集まりました。目的は夜のセンター街の現状を自分たちの目で確認すること。そして、外国人観光客の方にインタビュー調査を行うこと。センター街に向かう前に今回のワークショップのオリエンテーションを行いました。 東京外大の中山副学長の講義東京外大の副学長であり言語学者の中山俊秀教授から「社会課題を解決するためのポイント」や「フィールドワークをする際に着目すべき点」について講義していただきました。

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(②センター街フィールドワーク編)【Shibuya Cross Session】

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(①概要編)【Shibuya Cross Session】

          私たち一般社団法人LeaLは、東京外国語大学(以下「東京外大」)、一般社団法人渋谷未来デザイン(以下、「FDS」)と協力し、外国人を含む渋谷への来街者のマナー問題解決のアイデアを創出するワークショップ「Shibuya Cross Session」を開催しています。 渋谷センター街では、路上飲酒に起因するゴミのポイ捨てや騒音など各種トラブルが大きな問題となっています。この問題を解決し、誰もが快適かつ安全安心に楽しめる街を目指すべく、FDSにより「Shibuyaグッドマナープロ

          東京外国語大学の学生と一緒に渋谷のマナー問題に取り組んでみた(①概要編)【Shibuya Cross Session】