少女の頃に憧れたけどアラサー踏み越えた今 まあまあ許せない「元キュン」シチュ

この彼の迷(名)言集の中で、
備忘録に録し損ねて忘れてたけど、こういうのもありました。

2章の備忘録【２】と備忘録【３】の間の出来事。
いい具合に酔っぱらって手を繋いで、迷言⑩と⑪⑫を浴びながらビルの隙間でキスをし、ホテルの部屋に入り、さて、コートここにかけていい？ぐらいのお時間です。

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彼に急に振り向かされて、腰を強く抱き寄せられた。
なのに背中は壁に押し付けられて、アゴに手をかけられる。キス。
―え、ここでするの？
彼の唇の下で喋ろうとして、私の声がかすれる。
「もう黙れよ」
と、強引に彼の唇が私の唇をふさぐ。
―待って、スーツがシワになっちゃう
「喋んなって」
―ん
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キュンとしました？

イラっとしました？！ｗ

私はイラっとしたよ。
追い詰められ方が特殊ですけど壁ドンですからね。
腰抱かれてるからマジ背中打ってるからね(たぶん)。
きっと苛立ちどころか「はぁっ？(怒)」の極み過ぎて進行形で記憶から抹消したんでしょうね。
「通過儀礼ツーカギレー。いーから早くシようぜ」
って思ってるこの時の私。うん、たぶん思ってた。

落ち着いて備忘録を読み返してたら「こんなんも言われたなー」って記憶が呼び覚まされてきた(笑)

ちなみに「ここでするの？」と「スーツがシワになっちゃう」をかすれ声でささやいたのは上記の演出上で盛りましたので、フィクションです。

確かスーツのシワはマジで気にして何か言った気がする。
結果、彼の「喋んな」を導き出すハメに。
最初なんで「もう黙れ」言われたかは謎。謎中の謎(怒)

これねー、盛って書けるだけあって、
少女の頃はキュンキュンしましたよー、強引なやつ。

ちょっと前に壁ドンが流行ったのだって、テレビバラエティが押してたような大人がキュンしてたわけじゃないよね。主に少女で、イケメンと受け身で恋愛したいまだ夢見がちな恋愛する人々の間で流行しただけだと思う。正しく少女マンガの世界に収まってりゃ可愛いもんだった。

私だって、TVの中でキムタクさんと山口智子さんがやってたらグッときたよ。反町さんと松嶋菜々子さんにもキュンとしてたしてたよ！
当時はそんな妄想だってした。だって少女だったもん。急に腕とか掴まれたかったよ(笑)

今だって、別に山崎賢人くんや菅田将暉くんあたりが若手の美少女な俳優さんらに壁ドンしてても、ここまでイラっとしませんし、大好きなジャニーズタレントさんのちょっとSっぽい表情のジャケ写とかにギャップ萌えもしてますよ。

ただこれらは外から見るコンテンツですからね。見目麗しいしね。

話がそれましたが、
「黙れよ」「喋んな」そして壁ドン。
『命令すな、お前が黙れ！』ですよ。
「黙れ」？命・令・すん・な！(大事なことなので2回ry)
急な強引さにお前らはキュンとするんだろ？みたいな侮り、ナメくさったおもてなし演技。もてなされてねぇぞ！この私にテンプレ使ってんじゃねぇ！
(この命令口調もだが、私は私が侮られていることに怒っている) 

いやー、二次災害防ぐためにはこれ、口に出して指摘しておくべきだった。二次災害に遭ってるお嬢さんがいたら謝りたい。
シたかったんす、スイマセン。決して子宮でキュンしたわけではありません…。
(既にこれが何次災害なのか分からんが、前歴のお姉さん方誰か言ってやってくれよ…っていうトコで誰にも指摘してもらえずに、この『イケメンのSEXベタ』は育まれてきたんでしょうね)

アルテイシアさんの恋愛デスマッチ読んで「アハハ！私も壁ドンされたら頭突き派だな！」とか思ってたのに「ん？私、壁ドンされ済みだった！しまった！相手無傷！」となってる今。

まー…つまりあれですね、許せないとか言ってるけどこの件についてはお互い様ですね。
通用するかしないかは置いといてテンプレ合戦してるわけですよねこれ、私たち。本日は反省で終わろうと思います(笑)