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『夢の叶え方を知っていますか?』

こんにちは。

今日は森博嗣さんの本の紹介です。

森博嗣さんは元研究者で大学に勤務しながら、小説を書き始め、この本を書いた時点で3000坪の自分の土地にミニ機関車を走らせるという夢を生きていらっしゃる方です。小説はドラマや映画になったので、ご存知の方も多いかな。

今でこそ小説や文章を書くのは楽しいけど、作家になりたいなんて夢を描いたことはないそうです。書き始めた当初は、庭園鉄道の夢を叶える為のバイト、つまり手段として、いきなり書き始め、1週間で仕上げ、出版に至ったのだとか。

えー、すごいΣ( ̄。 ̄ノ)ノ


研究者という職業柄、またそういう職業をやることになる物事の見方などが関係しているのでしょうか、森博嗣さんの夢を叶えるまでの行動は、非常にロジカルで淡々としていて、戦略があります。

夢って、仕事の夢、趣味の夢とあり、他人に認められて、初めて実現するものも多いけど、現代の都会的な社会では、かつての村社会のように、他人を自分の夢に入れる必要はなく、もっと個人的なものでいいんじゃないか、「人に見せたい夢なのか、自分が見たい夢なのか」一度考えてみたら?など、様々な切り口から夢について考察しています。

夢について、「その夢、本当にあなたのもの?他人の価値観取り込んでるだけじゃないの?」という問いから始まり、時間的スパンなどに言及した森博嗣さん流の夢の叶え方の方法論も書いてあります。

スケジュールを立てるには、「目標を低く」という内容もあって、つい、高めの目標を立てて、三日坊主になりがちな私なは、夢に向かって進むのに、なかなかいいな〜、と思いました。

自分の本当の夢に気づくにも、叶える方法の一つを知るにもなかなかお勧めの本です。

あ、そうそう、表紙にある「ピュアな夢は人生の支えになる」の意味も納得ですよ。夢ってそういうものなんだ〜、いいな〜と。

叶えた夢が既にある方にも、森博嗣さんの叶え方は具体的で参考になると思います。

興味が湧いたら読んでみてくださいね。

では、また〜。





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