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【就活体験談】夏インターンって参加しなきゃいけないの?

夏インターンの季節が終わりましたね。

就職活動を控えた大学3年、修士1年の人たちの中には、本採用を見据えて夏のインターンに参加した人が多いのではないでしょうか?

現在大学3年生の僕も、そのうちの一人です。僕はこの夏にESを出しまくり、かろうじて引っかかった4社の夏インターンに参加しました。

ということで今回は、そこで感じたことを振り返って、まとめてみました。

・今後の就活に活かすために夏インターンの振り返りをしている人
・これからインターンに参加する人
・来年以降のために参考になる体験談を集めている人

の参考になれば……と思っています。よろしければ、しばしお付き合いください。

1.夏インターンって、どういうもの?

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この記事を読んでくださっている方の多くはお分かりだと思うので"超簡単"に「夏インターン」とは何かを説明します。

まず「インターン」とは、企業の働く現場に入って、職業体験やそれに準じた活動に参加しながらその企業の仕事への理解を深めるプログラムのことです。

そして日本の企業の多くは、就活を見据えたプログラムとして、大学の夏休みのうちの1~4日間ぐらいを使って参加できる「夏インターン」を用意しています。
ただしこの夏インターンというものは、仕事体験というよりは、企業側が学生に対して企業理解促進のための教育プログラムを用意してくれる、という感じです。
インターンという言葉の元々の意味からは少し外れていますが、目を瞑りましょう。

去年からはZOOMなどのオンライン環境で夏インターンを開催している会社が多いようです。実際、自分が今年の夏に参加した4社のうち3社はオンラインでの開催でした。

2.実際、参加してみてどうだった?

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僕は同じ業界・同じ業種の4社の夏インターンに参加しました。

夏インターンに参加するまでは、同じ業界を志望する学生がどういう人たちなのかわからないし、企業がどういう人を求めているのかわからないし、どういう人がこの仕事に向いているのか具体的にはわからないし……と、わからないことだらけでした。

オンラインでの会社説明会のようなものには数回参加していましたが、受ける表面的な説明の範囲でしか自分が志望する業界・業種・企業のことを理解していませんでした。
こんなにもふわっとした状態で実際の採用選考にエントリーするのはめちゃくちゃ怖いですよね。

そんなわからないことだらけの状態で夏インターンに参加して、わかったことがいくつかあります。


まず、同じ業界を志望する学生のレベルが高い!!

夏インターンのプログラムを通して他の学生たちとやり取りをする中で、みんな自分よりもこの業界が扱う対象についての理解が深いし、業界のことをよく知っているということを思い知らされました。


また、この業界・業種で求められる力がどんなものか、よくわかりました

悲しい哉、自分はこの業界で求められている力が不足しているのに、周りにはある程度の水準に到達している人がいるのだ、ということに気付かされました。正直、精神的にかなり参ってしまいましたね……。

こういった気づきは、夏インターンに参加していなければ得られなかったと思います。

なぜなら、同じような志を持っていて、かつESや面接を通した選考を通過してきている人たちと出会える機会はここにしかないからです。彼らとのディスカッションやフリートークを通して思い知らされることは本当に沢山あります。これは大学に通ってバイトして、という日常の中では絶対に得られない経験です。

また、企業が用意してくれる体験プログラムの中でプロフェッショナルな社員と交流することが、就活のうえで大きな意味を持っていると感じました。僕は夏インターンの中でプロの社員の方と話す中で自分の中にある職業との接点(あるいは接点のなさ)を引っ張りだされた感じがします。これもまた、プロの仕事の一端を覗かせてもらいながら彼らと交流できる夏インターンならではの体験だったと思います。


総じて、自分にとっては夏インターンは「出会い」と「気付き」の機会でした

今は夏インターンのZOOMで出会った人たちとLINEグループをつくって情報交換をしたり、作文添削をし合ったりしています。彼らと関わる中で、夏インターンが終わった後も毎日様々なことに気づかされています。

僕は夏インターンに参加することができて本当に良かったと思っています。

3.夏インターンにはどれぐらい”本気”になるべきなの?

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結論から言うと、就活に向けての「出会い」と「気付き」の機会が欲しいなら本気で夏インターンのESを書いて、本気で参加するべきだと思いました。

採用に直結すると公言している企業以外は、インターン参加は就活にあたってマストではありません。採用のときに有利になったらいいな、というような下心を持って参加してしまうと、プログラムを素直に楽しむことができず、「出会い」も「気づき」も得られないのではないか?というのが個人的な意見です。

夏インターンへの参加が採用にあたって有利になるとしたら、それは夏インターンに参加したという事実そのものによるのではなく、インターンに参加したことによる「出会い」と「気づき」が企業理解を促進したり、本採用のときまでに自分が身に着けるべき知識や技能を明確化して、それを実際に身に着けるための努力をするきっかけが得られたりすることによるのではないでしょうか。

だから僕は、「出会い」と「気づき」を得たいなら夏インターンに絶対に参加するべきだと考えています。

実際にESを出すにあたっては、「自分はまだ志望業界が決まっていないからいろいろな会社を見てみよう」という考えで様々な業界・業種の会社にエントリーするのもアリだと思います。それはそれで、この業界を志望している人や実際に働いている人との「出会い」を通して自分が目指すべき業界なのかどうかについての「気づき」を得られるはずですから。

場合によっては、インターンのESを書く段階で自分が社会のことを知らなさすぎると気付いたら、例えば夏休みの間に日本列島を一周したほうが有意義、ということもあるかもしれません。
前述の通り、夏インターンへの参加は就活の必須条件ではないことがほとんどです。インターンに参加することにこだわりすぎず、就活に向けて有意義な夏休みを過ごすのが一番。来年の夏に夏インターンシーズンを迎えるみなさんには、ぜひともこのことを肝に銘じていただきたいですね。


結論として、夏インターンはやっぱり「出会い」と「気づき」の機会だと思います。一人じゃ気づけなかったことに気づかせてくれる機会、それが夏インターン

今年夏インターンに参加した人も、来年以降に参加する人も、シーズンの終わりに「たくさんの有意義な出会いと気づきを得ることができたなぁ」という充実感を味わうことができていたら良いですね。

就活生のみなさん、一緒に頑張っていきましょう!


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