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【教養GET】オススメ本紹介 #私の本棚

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【読書のススメ】週末は読書をして過ごしてみませんか?大学生・社会人向けの本紹介マガジンです。小説から写真集や旅行版まで、ジャンルは様々。随時更新予定です!
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2020年11月の記事一覧

言葉でモテる!?『365日の広告コピー』に学ぶ言葉センス(7月〜12月編)

言葉には、不思議な力があります。相手の心を動かしたり、頭を動かしたり。はたまた話をしている自分が自然と元気になったり、寂しくなったり...。 世の中には「言葉のプロ」と呼ばれる職業に就いているコピーライターたち がいます。あまりコピーライター自身が表にでる機会は少ないですが、彼らの作る言葉は世の中に溢れかえっています。 今回はそんなコピーライターたちが書いた名作、だけど期間限定でしか世の中に出回らなかったという、素敵な作品を集めた『毎日読みたい365日の広告コピー』を紹介

大学生目線で読むファクトフルネス。世界はどこに、私はどこに向かうのか?

00:はじめに 電車に乗ると、よく「ファクトフルネス」の広告を目にして気になっていた一冊。 noteの読書の秋2020をキッカケに、読んでみることに。 これが話題になっているだけあって、本当に面白い本だったんです…! 本書は『10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る』ということ目的としていて、ここで言う10の思い込みとは・・・ ということで、人間はドラマチックな生き物であり、「世界は分断されている」(分断本能)と思い込んだり、「世界の人口はひたすら増え続け

言葉でモテる!?『365日の広告コピー』に学ぶ言葉センス(1月〜6月編)

言葉には、不思議な力があります。相手の心を動かしたり、頭を動かしたり。はたまた話をしている自分が自然と元気になったり、寂しくなったり...。 世の中には「言葉のプロ」と呼ばれる職業に就いているコピーライターたち がいます。あまりコピーライター自身が表にでる機会は少ないですが、彼らの作る言葉は世の中に溢れかえっています。 今回はそんなコピーライターたちが書いた名作、だけど期間限定でしか世の中に出回らなかったという、素敵な作品を集めた『毎日読みたい365日の広告コピー』を紹介

短歌は古臭くて難しい?そのイメージを180度ひっくり返した、「サラダ記念日」を味わう。

読書は、気分転換やリラックスに効果的ですよね。 しかしそんな読書もずっとし続けていると、目や肩が疲れてきませんか? まだ読書していたいけど、すこし疲れたな・・・ そんな時に私がオススメしたいのが、「歌集」です。 1ページに並んでいる文字の数が少なく、意外にも気楽に読めてしまうからです。 真っ白なページに、たくさんの空白。 そこに並んでいる、綺麗に整列された調べの良い文字たち… 今回はそんな「歌集」の魅力を、現代短歌の先駆け的存在である俵万智さんの「サラダ記念日」と一緒

もっともっと本が好きになる! 出版社が舞台のオススメドラマ

「#読書の秋2020」ということで、このLEADでもたくさんの本紹介の記事を発信してきました。改めて本からは大切なことがたくさん学べるということに気付かされ、本が人に与える影響は無限大だなと感じた秋でした。 そんな秋に私はというと、同時に出版社が舞台のドラマを見ていたんです。そのドラマを見ていて、1冊の本には、たくさんの人の思いと、努力や願い、そして自信が込められていることを学びました。 ドラマを見てから、本に対する見方が少し変わりました。 本屋さんで無数に積まれている本

「昨夜のカレー、明日のパン」〜繊細な文体 ・ 斬新な読み方〜

私は読書が好きです。 しかし今まで小説はあまり読んでこなかったんです。 そんな私ですが、いま「#読書の秋2020」で課題図書となっている「昨夜のカレー、明日のパン」という本を本屋で偶然見つけ、なんとなく手に取ってみました。 これが中々運が良かったみたいで…とても素敵な作品だったので、今回こうして記事にしています。 先に言ってしまうと、私はこういったじんわり感動するタイプの小説は苦手だったのですが、この作品は全くそんなことなく、なんなら泣けるほどのものでした。 そして小説で

ド文系女子大学生が読み切った「相対性理論の本」とは。

今回は、なんと、年間1冊本を読み切ればいい方という、本読めない病に侵されているこの私が、2019年に唯一読み切った本の紹介文を書きます。 その本の名は・・・ 「図解 いちばんやさしい 相対性理論の本」 きっと、この時点で興味が無くなった人爆誕しましたよね? わかります。興味の無い人には、本当に興味の湧かない分野だと思います。 でも、「タイムマシンは実現可能なのか」は気になりませんか? または、「ブラックホールに1回入ったら抜け出すことは可能なのか」気になりませんか?

まるで言葉の宝石箱。オトナになった今だからこそ「星の王子さま」に学べること。

今回は読書の秋ということで、普段とは違ったジャンルの本について記事を書くことにチャレンジしてみたいと思います。 その本とは、ズバリ・・・「星の王子さま」です! あらすじ 砂漠に不時着した飛行士の前にあらわれた、不思議な男の子。彼は遠い星からやってきた王子さまだった。「おとなしい羊を描いて」とねだる王子さまと語り、絆を創ったふたりは大切な時間を過ごす。しかし、やがて別れのときが…。 引用:「BOOK」データベース 子どもの頃に読んだことがあるという人も多いのではないでしょ