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ド文系女子大学生が読み切った「相対性理論の本」とは。

今回は、なんと、年間1冊本を読み切ればいい方という、本読めない病に侵されているこの私が、2019年に唯一読み切った本の紹介文を書きます。

その本の名は・・・

「図解 いちばんやさしい 相対性理論の本」


きっと、この時点で興味が無くなった人爆誕しましたよね?
わかります。興味の無い人には、本当に興味の湧かない分野だと思います。

でも、「タイムマシンは実現可能なのか」は気になりませんか?
または、「ブラックホールに1回入ったら抜け出すことは可能なのか」気になりませんか?
そういう誰しも1回は気になったことがありそうな素朴な疑問について、現実的にわかりやすく解説してくれるのが、この本なのです。

ド文系で、割り勘の計算さえままならないこの私がオススメしているので、ぜひこの記事をとりあえず最後まで読んでみてくださいね。

★わたしが相対性理論の本を読んだ理由

インターステラー

そもそも、本を普段全く読まない私が、なぜあえて相対性理論の本を読もうと思ったのか。それは、あの偉大なるクリストファー・ノーラン大監督の「インターステラー」という超大作映画に出会ってしまったからなのです。

このインターステラーという映画、めちゃくちゃ相対性理論がキーワードの話なんです。しかし、そこまで詳しい解説などは無いまま話は進んでいくので、相対性理論についての知識が皆無の方には、????なパートが多々あります。
相対性理論の仕組みがわからなくても、とっても面白い映画なのですが、本気で面白いからこそ、相対性理論について知りたくなるんです。

インターステラーを観てない方は、とりあえずインターステラーを観てみてください。もしかしたら、この本を読みたくなる1番早い方法かもしれません。

私は、インターステラーを観てすぐにAmazonでこの本をポチり、大学で自ら物理の授業を履修するところまで持っていかれました。

本の紹介の前に、映画の紹介になってしまいましたが、是非チェックしてみてくださいね。

★わたしがこの本をオススメする理由

オススメポイント

ここまでで、相対性理論の本をわたしが読みたがっていたことは伝わったと思います。では、今回なぜわたしはこの1冊を選んだのか。この本をオススメしたいと思うに至ったポイントは以下の3点です。

❶取り上げている事例がおもしろい
❷やさしくてわかりやすい解説
❸読みやすい文章とレイアウト

❶取り上げている事例がおもしろい

「相対性理論についての本」と聞くと、どうしても理系の話だし、計算とかありそうだし、堅苦しい参考書のようなイメージを抱く方もいるかもしれません。しかし、そんなことはありませんよ!目次からいくつか紹介したいと思います。

・時間の進み方が異なる2人が出会ったらどうなる?
・スカイツリーのてっぺんでは少しだけ時間が速く進む
・ワームホールを使ったタイムトラベルの可能性

どうです?気になりません?特にわたしは、最後の「ワームホールを使ったタイムトラベルの可能性」が気になっていたこととドンピシャだったので、我慢できずそこから読んでしまいました。そんな、自分の気になるところから読むことができるのもこの本の特徴です。

❷やさしくてわかりやすい解説

タイトルに「いちばんやさしい」と入っているくらいですから・・・!
まず、見やすい図がたくさん挿入されています。これが、かなり理解度アップへの助けになります。また、身近な具体例に落とし込んだ解説が多いので、わかりやすい上に楽しくスラスラ読み進めることができます。

❸読みやすい文章とレイアウト

内容がやさしいのも重要なポイントですが、読みやすさに関わる文章やレイアウトが、特に本を普段読まないわたしのような人には重要になってきます。
本書は、堅苦しくない語り口調なので、プレッシャーが少なく、スラスラと著者と会話をしているような感覚で読むことができます。
また、上下2段に別れたレイアウトで、テーマごとに頻繁に区切られ、大切なところは太文字になっているので、ダラダラ読んでしまって飽きてくることもありません。

相対性理論がよくわからない人にも、本を読むことが苦手な人にも、やさしい本が、この「いちばんやさしい相対性理論の本」なのです。


ということで、わたしは今回が初めての本紹介だったのですが、いかがだったでしょうか。
普段本を読まないからこそ、紹介する本がやや特殊だったかもしれません。
ただ、相対性理論は知れば知るほど本当に面白いです。新しい知識をゲットしてから改めて映画を見たときのワクワク感は、勉強の楽しさを教えてくれました。

知らないことを知るって、楽しいです。

これにてわたしの本紹介は終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!


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