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【repost】〜雨水に寄せて〜春待ち三日月🌙ひらがな46文字で詠むアナグラム詩


待ち

雨水 (うすい)
起こし


目覚む

をも

柔夜 (やわよ)
縫え

明けゆく
空へ


のせて

ほろり
三日月
触れん

はる
まち

うすい
おこし

なに
めさむ
ひと
をも

やわよ
ぬえ

あけゆく
そらへ

たね
のせて

ほろり
みかつき
ふれん

photo & words by なおみ

*情景*
春を待って水ぬるむときは目覚めの季節。柔らかな夜の空気を縫って明けてゆく空に兆しの種をのせて三日月がほろりと触れる心地す。

* 「あ」から「ん」までの46音を1回ずつだけ使って詠んでいます *

*雨水(うすい): 二十四節気の一。2月19日ごろ。水ぬるみ、草木の芽が出始めるころの意。*

* この写真は昨年の雨水の頃に撮った写真です *

昨年投稿した記事はこちらです😽⇓


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