『あじさいと水玉』ひらがな46文字のアナグラム詩その31
ほころぶ
水玉へ
染むを
描く
散る
花びら
集めぬ
終わりのとき
も
念寄せ
優麗
にて
さやけし
ほころふ
みすたまへ
そむを
えかく
ちる
はなひら
あつめぬ
おわりのとき
も
ねんよせ
ゆうれい
にて
さやけし
photo & words by なおみ
* “あ“ から ”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です *
* 情景 * 散ってゆく紫陽花の花びらがアスファルトの上に水玉模様を成している様があまりに可憐で美しかった