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ひらがな46文字のアナグラム詩 40篇

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これまでに詠んだアナグラム詩をまとめたマガジンです🌸 『アナグラム歌会』ひらがな46文字のいろは歌 やすこ納言部門 大賞受賞の『冬の花火とらんでぶう』も含みます✨ 気軽に感想をい… もっと読む
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記事一覧

『いのちのゆらぎ』ひらがな46文字のアナグラム詩その40

氷根も 真白い 朝霞 消え 触れせぬ 庭や 梅花 十摘んで いのちへ 手向けるを そよ 揺らぐ こほりねも ましろひ あさかすみ きえ ふれせぬ にわや うめはな とおつんて いのちへ たむけるを そよ ゆらく photo & words by なおみ * いろは歌のように「あ」から「ん」までの46文字を1回ずつのみ使って詠んでいる”アナグラム詩”です。

『 まどろみ 』ひらがな46文字のアナグラム詩 その2

恋に舟 朝もや 受け 衣(きぬ) 摺れて まどろむ  川べり

『花しぐれ』ひらがな46文字のアナグラム詩その39

美桜 透く  小ぬか雨に 散りても 癒されけむを そろ音 たゆとへ 麗し 花びら ほの世 待つ 饗宴 みお すく こぬかあめに ちりても いやされけむを そろね たゆとへ うるわし はなひら ほのせ まつ きよふえん photo & words by なおみ * いろは歌のように「あ」から「ん」までの46文字を1回ずつのみ使って詠んでいるアナグラム詩です。 *昨年も同じ場所の写真でアナグラム詩を詠みました。 * こちらの写真は2022/4/15撮影

『雨の葉桜』ひらがな46文字のアナグラム詩その38

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『ほろ酔いのキミ』ひらがな46文字のアナグラム詩その37

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『風のごとく』ひらがな46文字のアナグラム詩その36

New Year 明けて 結ぶ音 清らめ 和を 捏る 幸路 風の時代 思えぬ こそ はんなり ほどく 笑み 奉れ にゆういや あけて むすふね きよらめ わを ねる さちろ かせのしたひ おもへぬ こそ はんなり ほとく えみ まつれ words by なおみ * “あ“ から ”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるいろは歌形式のアナグラム詩です* 🎍みなさま、2022年もどうぞよろしくお願いいたします🎍

『Time for Christmas🎄』ひらがな46文字のアナグラム詩その35

夜街 華やか 冴えね 知るを そろ踏む うわ雪 溶けぬれて 未来世へ この想ひ 集め リボンに 託す よまち はなやか さえね しるを そろふむ うわゆき とけぬれて みらいせへ このおもひ あつめ りほんに たくす Photo & words by なおみ * 「あ」から「ん」までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です * ※ 写真はラッピングされた地下鉄の現在の車内の床です🎄※

『幸縫う秋』 ひらがな46文字のアナグラム詩その34

今日 八百の神 舎人 越え 何もせず 他所へ まわるを 誰 褒め 知らぬ 幸縫う 秋は 色づいてゆく けふ やおのかみ とねり こえ なんにもせす よそへ まわるを たれ ほめ しらむ さちぬう あきは いろついてゆく photo & words by なおみ * アナグラム詩『桜ほろ散る』仮名46文字のアナグラム詩その19をご紹介下さったyokoさんへ捧げます🍁 *情景* 八百よろずの神が出雲へ出かけてしまって不在という10月(神無月

『夏祭り』 ひらがな46文字のアナグラム詩その33

夜まつり 笛音 火照あえる 原色に 広場も 染められぬ うちわ挿す 浴衣の キミと なお 恋をせむ やまつり ふえね ほてあへる けんしよくに ひろはも そめられぬ うちわさす ゆかたの きみと なお こいをせむ photo & words by なおみ * “あ“ から ”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です * * 原色に彩られた夏祭りをまたいつの日か浴衣でそぞろ歩きたいものです😊 *

『夏衣はためく』ひらがな46文字のアナグラム詩その32

ウィークエンド 寝そべる ビーチ 帆風(ほかぜ) ゆらり やさし 間に 青布 透けて 夏衣 はためき 我 書(ふみ)を 読む ういくえんと ねそへる ひち ほかせ ゆらり やさし まに あおぬの すけて なつころも はためき われ ふみを よむ photo & words by なおみ * “あ“ から ”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です * * 情景 * 夏の朝の浜辺、パラソルの下、寝そべって読書タイム。お気に

『あじさいと水玉』ひらがな46文字のアナグラム詩その31

ほころぶ 水玉へ 染むを 描く 散る 花びら 集めぬ 終わりのとき も 念寄せ 優麗 にて さやけし ほころふ みすたまへ そむを えかく ちる はなひら あつめぬ おわりのとき も ねんよせ ゆうれい にて さやけし photo & words by なおみ * “あ“ から ”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です * * 情景 * 散ってゆく紫陽花の花びらがアスファルトの上に水玉模様を成している様があまりに可憐で美しかった

『月影ゆれて』ひらがな46文字のアナグラム詩その30

見もせぬ 路 を 滲む ライト 月影 蒼の音 やわ 揺れて 砂浜 寄り添う ボクたち 運命 さえ 越える みもせぬ ろ を にしむ らいと つきかけ あおのね やわ ゆれて すなはま よりそふ ほくたち うんめひ さへ こえる photo & words by なおみ * “あ“から”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です * * この写真は夏の夜に砂浜から撮影した月と街の灯りです *

『カンパリ・レッド』ひらがな46文字のアナグラム詩その29

広き テラス カンパリ ソーダ 魅惑 萌え 恋し red 胸 に 散るさま へ 酔う を 八百(やお) の 夢 受け なお 褪せぬ ひろき てらす かんはり そた みわく もえ こいし れつと むね に ちるさま へ よふ を やお の ゆめ うけ なほ あせぬ photo & words by なおみ * “あ“から”ん“までの46文字を1回ずつだけ使って詠んでいるアナグラム詩です * * カンパリのほろ苦さと美しい赤が大好きなので、コロ

『たまゆらの想ひ』ひらがな46文字のアナグラム詩その28

あじさい 花芽 八重 に 煙る たまゆら 裾 割って 遠路 恋の音 打ちぬ キミ 想ふ ほど 世を 隠れせり あしさひ はなめ やへ に けむる たまゆら すそ わつて えんろ こいのね うちぬ きみ おもふ ほと よを かくれせり photo & words by なおみ * “あ“から”ん“までの46文字を一回ずつだけ使って詠んでいます。*