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チャイナ服と中国茶

チャイナ服と雑貨と私


私には歳の離れた7歳上の姉がいます。私が小学生の時に姉は高校生で、小銭を渡されては近所の本屋に、当時売られていたマガジンハウスの『Olive』という雑誌を発売日に買いに行かされました。

その影響もあってか、10代はオリーブ少女として過ごしました。(実は「オリーブ調査隊」や「私だってオリーブモデル」にも出たことがあります…!)

10代後半にはアジアブームが起こり、ウォン・カーウァイ監督などの香港映画が脚光を浴び、私も『恋する惑星』に夢中になりました。『Olive』誌面でも雑貨やインテリア、洋服などが紹介され、「大中」に行ってはキッチュなアジアン雑貨を買ったりしました。

そんな青春時代を過ごし、今でもチャイナ服や雑貨を見かけるとかわいいな〜と思い、ついつい手にとってしまいます。チャイナボタンなどのディテールにもグッときて、気が付けばクローゼットに少なくとも4、5着はチャイナ風の服が並んでいます。

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(左)友人の営むショップで買った「宝島染工」のチャイナジャケット。写真だと分かりづらいですが薄グレーのチェック柄です。ナイロン素材で軽いので冷房対策用にくしゃっと丸めてバッグに入れたり、速乾性があるので旅行にも最適です。(中)「nest Robe」の、斜めに付いたリボンがチャイナボタンのシャツのような麻・綿素材のブラウス。裾がバルーンになっていて小籠包の様なシルエットがオリエンタルな雰囲気。服を裁断したあとの裁断くずを原料としてつくられているサステナブルなプロダクトです。(右)ニューヨーク発のニットウェアブランド「YanYan」のトップス。中国の伝統的な漢服からインスパイアされたコレクションを展開しています。
「YanYan」のニットはディテールが凝っていて、チャイナボタンや葉っぱの形のビーズなどがアクセントになっていて、見ているだけでキュン死にしそうです。息子の保育園に着ていくと男女問わず園児受けします。羊毛100%で夏は着られないので、春・秋に活躍中。


中国茶はお好きですか?

先日たまたま西荻窪に行く機会があり、前から気になっていたオーガニックジャスミン茶専門店へ立ち寄り、気になったお茶をいくつか購入しました。そのうちの「針王」というジャスミン茶を淹れて飲んでみると、この上ない香りと味にうっとり…。今まで飲んでいたジャスミン茶は一体何だったの〜、と言うくらい品格のあるお茶でした。

オーガニックジャスミン茶専門店「south avenue」で購入した「針王」は「south avenue」で一番人気のジャスミン茶だそうです。お茶を淹れたポットとカップは、懐かしくてかわいい中国のホタル焼き。中古で買いました。こだわりポイントは、カップの内側(底)の柄がお花ではなくドラゴン、なところです。
こちらも「south avenue」で。(左)ギフト用のパッケージもステキ。(中・右)季節の薬膳ブレンド。花のつぼみやなつめなどがブレンドされていて、見た目にもかわいいお茶たち。


<ジャスミン茶の効能>
・自律神経を整える
・リラックス作用がある
・胃腸の働きを高め、食欲不振・胃もたれを改善
・薬膳においての五性は「温」。体を穏やかに活性化・温める性質がある
※他にもいろいろ効能があるようですが、主な作用をあげました。


中国茶は5〜7煎ほど繰り返し楽しめるのも魅力です。お茶請けには…横浜中華街で買った杏仁酥(中華風アーモンドクッキー)が合いそうだな〜などと考えていたら、久しぶりに中華街に行きたくなりました。

あ〜食べたい!

文・高玉あすか
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ・ディレクター。グラフィックやWEB関連のデザインを担う。1児の母。日本メディカルハーブ協会認定 ハーブ&ライフコーディネーター。

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