見出し画像

ローカルに生活して、グローバルに働く18 文月 9月 

 一日の最高気温が30℃っを下回る日が無い。朝夕は多少過ごしやすくなったが、昼間の太陽がサンサンと照り付ける日は、確実に30℃を超える。鉢植えの木々のダメージが大きい。土佐水木などは、一旦葉を全部落とした。新芽、若葉が出て復活しつつあるが、この暑さ、植物にとっても過酷だ。我が家の庭を根城とする地域猫「風雅」、「マダム」、「黒ちゃん」の三匹のダメージも大きいようだ。特に「風雅」ちゃんは瘦せてしまった。

 畑もかなり厳しい。地這きゅうりは生きているのがやっとといった感じで、実をほとんど付けない。里芋も雨が少なかったこともあり、葉の一部が枯れて元気がない。薩摩芋も何だか、元気がない。ササゲはもうシーズン終わりだが、来年の種を収穫するのが精いっぱい。オクラは背丈が伸びない。栄養が足らないというよりも、暑すぎて伸びきらない感じ。夏場がこれだけ暑いのであれば、育てる野菜・作物も考えなければならない。

 真剣に温室ガス排出抑制を考えないと。意外と、工場などはどうしたらいいのか思考停止している会社が多い。仮に、電力削減、省エネを思いついても、まず上長に相談し、業者から複数の見積書を取り、上申書を書き、OKをもらい、予算に計上して、、、、、、まあ、めんどくさいこと。問題が起こると面倒は倍増し、責任を言われる。まあ、こんな組織はなかなか実行できない。ISO4001取得企業も基本は文書取り決めと、エビデンス記録が主で、本気で省エネや地球環境など考えていない。古い組織で大きければ大きいほどその傾向が強い。まあ、そんな組織は人的な無駄も多いので、エネルギー消費どころではないのだが。

 例えば、折板屋根の建物の天井裏に熱遮蔽と断熱のアルミシート貼ガラスウールを一枚足すだけで、冷房の効き、暖房の効きが良くなり、一年以内に元が取れるのだが、、、、、。熱遮蔽と断熱で環境の改善、エネルギー効率の良い工場を実現できるのだが、なかなか踏み出せない。大きな会社であればあるほど。中小企業のオーナーは即断出来るかもしれないが、知識と現金が不足しがち。

 エネルギー管理士なる資格があるが、彼らも資格を持ったことで満足している輩が多く、サーモグラフィーぐらいもって、コンサルに来れば良いものを。実務を理解していない資格の一つと言える。資格のための資格。挑戦してみよかしら。

 ヨーロッパはEV化でCO2排出削減を実行しようとしています。アメリカのカリホルニアも同様。
 EV化だけでは不十分だと思うのですがね、、、、、。

 よくヨーロッパと比較されるのに、一般家庭の家の断熱が、日本は極めて悪い、スエーデンハウスなどは極めて熱効率が良い、と言った話がされる。確かに日本の主屋は夏涼しく、冬は寒い構造になっている。それは、エアコンの無いのが前提での主屋造り。工場や事務所も同じ。遮熱・断熱を工夫すればどこにも負けない熱効率の良い建物に改造できるのになと、思うこの頃です。

 キーワードは「遮熱・断熱」です。

 啓蒙活動から始めないといけませんかね?

 チョット大変ですが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?