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【宿泊記】京都の5つ星ラグジュアリーホテルHOTEL THE MITSUI KYOTOへ母娘で一泊二日旅行、旅にテーマを決めること
京都は、二条城の前に位置するラグジュアリーホテルHOTEL THE MITSUI KYOTO。
三井家ゆかりの地に250年以上にわたって存在した三井総領家の邸宅の跡地に建つ由緒正しいホテルへ、母を誘って一泊二日の親孝行旅行へ行ってきました。
今回はその滞在記録を時系列でお届けしつつ、最後には旅のテーマについて触れたいと思います。
HOTEL THE MITSUI KYOTOって?
日本の美しさと
-EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-
日本の伝統的な美意識にも通じるその想いを、私たちは「日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」というブランドコンセプトで表します。このコンセプトのもと、伝統文化や建築、工藝、食などに見られる日本独自の美しさを大切にしながら、細やかな心遣いと洗練された振る舞いによって、すべてのお客様に特別な体験とくつろぎを提供いたします。
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14:00 チェックイン
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少し早めに到着すると、お部屋が準備できているということでアーリーチェックインさせてもらえることに。
ホテルステイの際は、早めに到着してどっぷりとその空間に浸るのが一番贅沢な過ごし方かなと思います。
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いざ、お部屋へ
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シティルーム(二条城側)でしたが、ガーデンルームにアップグレードしてくださっていました。
そして今年はなんと4階に。
昨年は3階のお部屋でしたが、ワンフロア違うだけでも景観はやはり高いところの方が美しいなと感じました。
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昨年こちらでいただいて以来、私もファンになりました。
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感動したのは、アールグレイのマカロン。
最初は何味か分からず、あまりの美味しさにフロントの方に尋ねてみると、教えてくださいました。
私も母もどちらかというとマカロンはあまり得意な方ではなく、これまで好んで食べなかったのですが、おそらく人生で食べたマカロンの中で一番美味しかったです。
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15:00 お庭を散策
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四季の彩りが来るたびに美しく迎え入れてくれるお庭。
本当に手入れが行き届いていてここがホテルであることを忘れさせるほど、緑豊かな空間です。
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16:00 サーマルスプリング
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地下1Fには、ホテル地下1,000mから湧き出す天然温泉「京都二条温泉」通称、サーマルスプリングがあります。
この空間に浸るだけでも、日常から切り離される時間で最初に訪れた時は、言葉を失ってしまいました。
アート的な楽しみ方もしながら、身体の芯までじんわり温まる温泉、ジャグジーで冷房で冷えた身体のむくみや疲れがスッキリ取れました。
18:00 イタリアンレストランFORNI(フォルニ)でのディナー
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ホテルで過ごしているとこれと言って何もしていなくとも時間が経つのがあっという間。
サーマルスプリングでも、放っておけば数時間でもいられそうなほどくつろげる空間に、時計に目をやると間もなく予約していた夕食の時間直前…ということで慌てて上がりました。
昨年も同様のことでバタバタとしてしまい、昨年の反省を全く活かせていないことにまたもや反省しました…。来年訪れる機会があるなら、ディナーのスタート時刻は18:30にしようと固く心に誓いました。
今回は、【モデラーレ】という全6種類のコースにドリンクが3杯ついたを一休.com経由でオーダーしました。
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お料理のコンサルをされている方がヴィーガン料理に精通されている方らしく、ヴィーガンの方でも味に飽きのこないようにスパイスでパンチを効かせるなどの工夫を凝らされているそう。
野菜の出汁にふんわりカレー風味が香るスパイスが夏らしくて印象的でした。
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この自家製フォカッチャ、毎回来るたびに感動しているのですが、フワフワでモチモチとした食感が病みつきでついついおかわりして食べ過ぎてしまいます。
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お次の前菜のお魚料理は、真鯛のタルタル。
夏らしく涼しげな見た目もまた美しい…
柑橘で整えられたソースは甘酸っぱくてさっぱりしていて大好きな味でした。
トッピングされたディルとの相性もバツグン。
ペアリングは、おすすめされたシチリアの白ワイン。
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個人的に、今回のコースのMVPだった二つ目の前菜。
甘みたっぷりの濃厚なとうもろこしのムースに生姜のフォームが合わさるとスッキリとして、口の中で消え入るような不思議な感覚の料理でした。
どちらか片方だけでは未完成で、それぞれ違いのある二つの要素を掛け合わせて初めて完成することが暗にほのめかされているようで、控えめに言っても感動、最後までとにかく絶賛していました。
昔から、外食から様々なエッセンスを学び、自宅での手料理にどう活かし取り入れられるかを考えるのがとても楽しいです。
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京都らしい組み合わせ。
京都人にとって、夏の定番食材と言えばやっぱり鱧。
純和風な食材もイタリアンに取り入れられるとフリットとしてかっこよく登場するんだなと…。
仕上げもブラックペッパーではなく、黒七味を使われているところに徹底された京都らしさを感じます。
リゾットに使われているチーズ(おそらくパルミジャーノ・レッジャーノ)はやや濃厚すぎて好き好きが分かれそうなお味…。
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メインは、黒毛和牛のサーロイン。
まさかアップグレードなしで黒毛和牛が出てくるとは思っておらずちょっとびっくり。
最近、サステナブルの観点から経産牛(一度お産を経験した牛のこと)が見直されていて、飼料にもこだわり食肉として生まれた時から育てられた牛よりも寧ろ美味しいと評価する人が年々増えているそう。
サーロインでありながら、赤身の旨味がしっかりしていて、期待以上に美味しい…!ととうもろこしのムースに次ぐ、感動を覚えてしまうほどでした。
今まで、牛は牛としか考えていなかったけれど、背景にあるストーリーを聞いた上で食べるとまた一段と畜産農家の方々への尊敬の念が増す結果に。
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えっ、ワインの締めにグレープフルーツジュース…?
元々、好きだというのもありますが、こちらのグレープフルーツジュース生搾りのような果肉の粒々が残っていてとても美味しいんです。
レストランを利用される方は、騙されたと思って頼んでみてください(笑)
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事前にお願いしていたメッセージプレートも可愛く準備してもらいました。
もったいなくて食べられないと言っておきながら、私も母も最後はバリバリとプレートを頬張るところが人間らしいなと…(笑)
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ヴィーガンクッキーとショコラオランジュ、アーモンドショコラでした。
今日はいつにも増して、おやつを食べているように思いますが、気のせいでしょうか…?
最初から最後まで、最高のおもてなし、コース料理に母娘揃って大満足のディナーとなりました。
25:00 就寝
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満腹になった身体を引きずりながら、レストランと同じ施設内にお部屋があるってやっぱり最高のバリューだな、と考えながら、少し酔いを醒ますために夜の庭園やロビーを散策したりなどして部屋に戻ることにしました。
食べ過ぎなのか、親子水入らずの時間に花が咲いて興奮して寝付けなかったのか、二人とも深夜まで寝つけず。
母に至っては、明け方までうつらうつらするだけで寝られなかったと言っていて、あれ?昨年も同じような会話をしたようなと記憶が蘇ってきました(笑)
人間、非日常空間に身を置くとなかなか寝つきが悪くなるのでしょうか。
5:30 起床
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翌朝は、ゆっくりとは真逆のタイムスケジュール。
母の目覚まし時計のアラームが平常時と変わらず5:30にセットされていて、もれなく私も起こされました(笑)
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思いの外早く起床することになったものの、二人で身支度をしながらたわいもない話しをしながら過ごせたのもまたいい時間でした。
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7:00 朝食
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朝食は、昨夜と同じFORNIにて。
和洋4種類から選べるようになっていますが、母も私も迷わず和食をオーダー。
メインの焼き魚は数種類から選べるようになっていて、大好物の銀ダラの西京焼きをお願いしました。
地産地消を意識して産地や製法にもこだわり抜かれた朝食はまるで玉手箱のような感動がありました。
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昨年は実施されていないかったビュッフェも再開されていた模様。
和食の御膳だけでもかなりのボリュームがあったので、今回は目に焼き付けるだけで満腹となりました。
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9:00 母だけ先にチェックアウト
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母は仕事の予定があったので朝食後、息つく間もなくひとあし先にチェックアウト。
せっかくなら、ゆっくりしていってほしい気持ちといついかなる時も目の前の仕事を大切にしてきた母への尊敬の気持ちが相まって最寄りの駅の改札まで付き添って行って見送った後、私はホテルに戻ってきて自分と向き合う時間を過ごしました。
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自分を被写体にどうやって撮っているの?とたまにご質問いただくのですが、ご安心ください(?)
種明かしをすると、VANGUARDの折りたたみ三脚を持ち歩いて、俯瞰撮影しています。
(専用アプリでスマホと連携して撮影時は手元のボタンを押すだけ。至って簡単、とても地味です)
めちゃくちゃ軽くて、家ではもちろんのこと持ち出しにもおすすめです…!◎
14:00 レイトチェックアウト
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本来であれば、チェックアウトの時間は12:00ですが、MBA(マリオット・ボンヴォイ・アメックス)会員メンバーであれば申請すればレイトチェックアウトも受け入れてもらえることが多いです。
もう少し滞在していたい気持ちとこの門をくぐり抜けると非日常が日常へと戻っていく感覚に後ろ髪を引かれつつ、またしっかり働いて必ず戻ってこよう…!と心に誓いホテルをチェックアウトしました。
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今回の旅に設けた6つのテーマについて
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私はいつも旅をする時には、必ずテーマを決めるようにしています。今回のメインテーマはもちろん親孝行ですが、それ以外にもいくつかテーマを設けたのでシェアします。
✅母への親孝行として宿泊をプレゼント
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昨年からはじめた親孝行旅行。あまり遠出をすることを好まないタイプの母なので、近場の京都市内で少し非日常を体験させてあげたいという気持ちで贈っています。「いつまでもあると思うな、親と金」ではないですが、何事も「今」できるうちに自分ができる100%をしておきたいという気持ちが最近は増してきました。
✅一流のおもてなしに触れ学ぶ
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仕事柄、普段から経営者さんと接する機会がとても多いです。サービス提供者として、一人の人間として一流のおもてなしから学ぶことはとても多く、毎回身の丈に合わないかもしれないと思いつつも、自己投資として背伸びをしてでも泊まるようにしています。
✅一年前から今を定点観測する
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昨年も、全く同じ時期に同じホテルに泊まるという体験をしました。そう言った体験を通して、この一年で自分自身がどれくらい成長したかを俯瞰して考える時間を積極的に取りたいと思い、今年も同じ時期に同じホテルに泊まるという奇行を実行しました。
✅SONYの最高峰レンズのひとつFE 50mm F1.2 GMで撮影する世界観ってどんな感じ?
昨年秋にSONYの最高峰レンズであるFE 50mm F1.2 GMを30歳になる記念に自分へのプレゼントとして購入しました。昨年の滞在記とはまた違った世界観で写真を撮ってみたい、という純粋な写真家としての気持ちの表れです。
✅デジタルデトックス
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普段何気なく情報のシャワーを浴び続けている現代人の私たち。意識して通知を遮断してSNSから距離を置くこと、たまには必要だと感じさせられるいい機会になりました。
宿泊したのが日曜日ということもあって、平日と比べると仕事の通知なども比較的OFFにしやすかったです◎
たった半日でも効果を実感。「今、ここに集中」「自分と向き合う」というキーワードをあらためて意識できたとても大きな収穫でした。
✅敢えて仕事をしない、ノートと向き合う自分時間
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TimeLineのボールペン
敢えて仕事などは一斎持ち込まず、ホテルでゆっくりすることだけにフォーカスした1泊2日の滞在でした。
ホテル以外でもできることは敢えて今する必要はないと自分に言い聞かせて過ごしていると、目につかなかった視点から気づきを得られたり、忙しなく過ごしている日々にぼーっとすることを忘れかけていた自分に気づきました。
気になる一泊のお値段は?
試しに一休.comで検索してみると、とても手出しできないような価格設定になっていて驚愕しました…
きっと泊まらせてあげたくても夢のままで終わっていたかもしれません。
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そこで今回は、これまで貯めたポイントのMBAカードのポイントの一部を使って泊まることに。
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何ならポイントなら、昨年よりもお安くなっているではありませんか…
どうせカードを作るなら紹介が圧倒的にポイント還元率が高くお得です。
旅行好きでMBAカードを作ってみたいけど、近くにご紹介者がいないという方はお気軽にご連絡いただけると紹介コードをお送りすることが可能です。
最後に
ますますお仕事を頑張って来年もまた母を連れて再訪したいと思いました。
この宿泊記が京都をラグジュアリーに旅したいと思う方のお役に立てれば幸いです。
いつも温かいサポートありがとうございます。旅先での食事、カメラ機材への投資として使わせていただいています!ソロ旅の記事のリクエストやご相談は、お気軽にコメントへお寄せください。