しかばねちゃん

72期弁護士。某大手法律事務所にて勤務中。主にファイナンスや不動産関連法務を専門にしていきたいと考え中。

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最近の記事

弁護士半年経過しての雑感

弁護士登録・執務を開始してから半年が経過しました。この半年間は必死に毎日過ごしてきたわけですが、自分自身の備忘録として雑感を記録に残しておきたいと思います 。(※1) ※1 たまたまLSの同期のしゃもじ君がブログをアップしていました(https://shamojigalk.hatenablog.com/entry/2020/06/27/222931)。書いてあることはとても共感する内容ですし、悩みはとても共感できます。 1. 半年間やってきたこと 所属している法律事務所はい

    • 検察起案の注意点

      1 総論&前提 (1) 当該記事はあくまで一修習生(72期)の備忘録として作成されたものが前提となっておりますので、考え方が違う場合もあります。また、期によって研修所の見解が変わることもありますのでご了承ください。 (2) あくまで研修所の起案でどのように書けばよいのかを前提に記事を作成しております。実務上の注意点とは異なる可能性がありますので注意してください。 また、「終局処分起案の考え方」は熟読するようにしてください。 (3) 当該記事の「反対仮説」とは「not要証事実を

      • 民事弁護起案の注意点

        1 総論&前提 (1) 当該記事はあくまで一修習生(72期)の備忘録として作成されたものが前提となっておりますので、考え方が違う場合もあります。また、期によって研修所の見解が変わることもありますのでご了承ください。 (2) あくまで研修所の起案でどのように書けばよいのかを前提に記事を作成しております。実務の起案とは異なる部分があると思われますので、その点については配属先の弁護士に聞いてください。 (3) 当該記事は白表紙及び講義を前提に作成しておりますが、私見も混ざっている部

        • 刑事裁判起案の注意点

          1 総論&前提 (1) 当該記事はあくまで一修習生(72期)の備忘録として作成されたものが前提となっておりますので、考え方が違う場合もあります。また、期によって研修所の見解が変わることもありますのでご了承ください。 (2) あくまで研修所の起案でどのように書けばよいのかを前提に記事を作成しております。実務の起案とは全く異なりますので、その点については配属先の部の裁判官に聞いてください。 (3) 当該記事の「反対仮説」とは「not要証事実」をいいます。また、「反対仮説を導く事情

          刑事弁護起案の注意点

          1 総論&前提 (1) 当該記事はあくまで一修習生(72期)の備忘録として作成されたものが前提となっておりますので、考え方が違う場合もあります。また、期によって研修所の見解が変わることもありますのでご了承ください。 (2) あくまで研修所の起案でどのように書けばよいのかを前提に記事を作成しております。実務でどう評価されるのかとは視点が異なると思いますのでご了承ください。 (3) 刑事弁護については刑事弁護の手引き及び刑事弁護実務に大まかなことは書いてあります。当該記事はそれら

          刑事弁護起案の注意点

          民事裁判起案の注意点

          1 総論&前提 (1) 当該記事はあくまで一修習生(72期)の備忘録として作成されたものが前提となっておりますので、考え方が違う場合もあります。また、期によって研修所の見解が変わることもありますのでご了承ください。 (2) 実務の民事裁判起案と研修所の民事裁判起案はかなり考え方や構成が異なっています。その点は配属部の裁判官が丁寧に説明をしてくださると思いますが、あくまで研修所の起案を前提に記事を作成しております。 (3) 事例で考える民事事実認定は必ず熟読してください!薄いで

          民事裁判起案の注意点