昨日はイブ前日。今日はイブ当日。明日は…〜肩を張らずにフランス149
まるで正月三ヶ日ですね。違いといえば、日本の三ヶ日は家事もお休みになるのが伝統。お節料理が煮〆もの中心なのも日持ちがするからとどこかで聞きました。
イブ前日が土曜日だったのでさながら前哨戦でした。
午後4時ごろから準備を始め大体終わったのが7時。ギリギリ間に合ったぁ!
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色々やりましたよ。こんな感じでした。
1/ 昼のうちに切って乾かしてあったさつま芋を揚げて芋けんぴにした
2/ 以前に生地だけ作っておいたマドレーヌを焼いた
3/ 初めてドイツの伝統菓子シュトーレンの生地作りを始めた
4/ 朝準備しておいた唐揚げ用肉に衣をつけて揚げればいいようにした
5/ キャベツを千切りにし(こちらのキャベツは硬いのでそのままでは食べられない)、塩で戻して電子レンジで柔らかくした
6/ 肉じゃがを作った
7/ もちろんコメもタイマーにかけた
8/ シュトーレンをオーブンで焼いた
…時計を見ると3時間が経過していた…
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よくやったと言ってやって下さい。結果、どれもうまくできました!(☜これは珍しい)
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これでもまだ前哨戦。
本番は今日(この記事を投稿するときには昨日になっていますが)。
今年はデカい鴨(3〜4キロ)は買わず、小さな雌鴨 « canette »とホロホロ鳥 « pintade »を近間のスーパーで買って済ましてしまいます。
付け合わせはまだ考え中。栗があることは間違いないですが。
前菜はこの数日すでに食べ始めている自家製スモークサーモン、肉の燻製、フォアグラで誤魔化す予定。
デザートも昨日のシュトーレンと 買ってきた« bûches glacées »「薪に似せたアイスクリーム」で終わり。
ひょっとするとシャンパーニュがあるかも?
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クリスマスイブ « la Veille de Noël »はこの地では伝統。毎年同じようなものを準備します。どの家庭でも何かしらの「トリ」をこしらえるので鳥にとっては災難な日ですね。
日本ではお目にかからない色々な鳥がまるまる店に並びます。
« chapon » « oie » « dinde » « canard »が一般的。どれもみなびっくりするくらい大きくいかにもクリスマスという感じで、食卓のど真ん中にドンと置かれることになります。割高なこともあり、特別おいしいということもないので、うちでは今年はさっき言ったように小さ目の鳥を二羽焼くことにしました。コスパはこっちの方が絶対いいはず。
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これで今年のクリスマスはおしまい。
プレゼントは各々持ち寄るかお金で振り込むかしてしまいます。いつからかこれがうちでの習慣になりました。
除夜の鐘を待つように午前零時を待つこともあります。そうでないこともあります。わざとデザートを遅くずらして冬の夜長をさらに伸ばすこともあります。
クリスマスは家族でゆっくり祝うもの。祝う意味が本来のものと違っても家族が寄り合ってパーティーをするかたちは今も昔も変わりません。
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