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歪みは悪者ではない!

時々、「骨盤の歪みが気になる」「背中が歪んでいる気がする」と言って来られる方がいます。

《歪んでいたら身体に悪い》

そう認識していませんか?

昨今、歪みを悪者にする風潮がありますよね。

痛みの原因は○○の歪みだと言って、それを治すように勧められたことがある方もいると思います。

そこには根本的な認識の間違いがあります。

そもそも身体はなぜ歪むか知っていますか?

大きく分けて3つのパターンあります。

1.日常生活での歪み

右利きの人はほとんどのことを右手で行うため、右手を動かすための筋肉はよく使われ、左手を動かすための筋肉はあまり使われません。このように、利き手、利き足など動かしやすい側と、そうでない側には、筋力差が生まれて左右のバランスが崩れます。

2.仕事や趣味などでの歪み

仕事や趣味など長時間同じ姿勢でいると、一部の筋肉は短縮し、また別の筋肉は伸びて緊張します。血行不良を引き起こし、筋肉が硬くなり、次第に元の長さに戻りにくくなってきます。

3.スポーツや力仕事などでの歪み

スポーツや力仕事など、筋肉や腱に強い力がかかると、反射的に収縮してロックがかかります。これを伸張反射といいます。そのまま「収縮しろ」という指令が続いて、筋繊維の一部が拘縮したままになる場合があります。

これらの要因によって、身体は筋肉が短縮した側に傾くため、歪んでいるという状態になります。

しかし身体が歪んでいても関節の動きに制限がかからなければ、「痛みもなく動ける」という状態です。

今まで通りの日常生活を送る上では、何も不便を感じない人も多いです。

ポイントは、歪みは問題ではないということです!

本当の問題は「関節の固着」です。

特に脊柱や骨盤上の関節が固まると、身体の動きが大きく制限されます。

固着した関節の周りの組織は無理に伸ばされて、炎症を起こし痛みに変わります。

静止状態では歪んでなさそうに見えても、身体がバランスをとってそう見えるだけで、関節の固着があり痛みが出ている方もいます。

また脊柱には多くの神経が走っており、脊椎の固着により、その神経への影響が出てしまうことがあります。

内臓の不調、痺れや麻痺、力が入りにくいなどの症状がある場合は、脊柱や骨盤のどこかに固着があるはずです。

歪みを正すのではなく、固着している部位を正常化する

それによって、症状が改善されていくのはもちろん、必要なくなった歪みもなくなります。

これがオステオパシーにおける施術の基本となります。

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