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小さな成功体験が成長につながる

「成功体験を教えてください。」と言われたら、
あなたはどのように答えますか?

「凄いことをやったことがある」と答えないといけないのかと考えたり、そもそも自分に成功体験はないと思ったりするかもしれません。

管理職・リーダーの方は、メンバーの成長を促すためにも特に「成功体験」について意識してみると良いと思ったので今回は成功体験について書いてみます。

「成功体験」とは?

私自身、成功体験を聞かせてくださいと言われたとき、20代の頃は人に話せるようなことは全く無いと思っていました。
逆に、成功体験を語る人の姿を見て、「凄いなぁ」と思う気持ちがありました。

あなたは、いかがですか?

20代の頃の私は、自分自身が何も出来ないという気持ちが特に強く、出来ないことばかりに目が向いていました。

あれも出来ない、これも出来ない…

そう考えていると、ご想像のとおり負のスパイラルに陥ってしまいます。
良かれと思ってやったことが裏目に出たり、自信がないから中途半端な仕事になったり…
そんな状況の中にいると、次第に”他人ごと”の仕事になっていたように思います。

他人事の仕事になると、仕事の意味を理解しない、理解しないから先を読んだ仕事が出来ないという風に益々良くない状況になっていく。そして、仕事をしている自分自身が苦しくなっていく悪循環に繋がります。

そんな状況を変えるためには、何が必要か?

私自身の経験から話をすると。

「小さな成功体験」を積み重ねるです。

私のイメージしている「成功体験」は、自分自身がやり遂げたと感じることが出来るものです。

例えば、
 担当している業務の目的を理解できて周りの人に説明出来たり、
 ミーティングの運営が出来たり、
 ちょっと手間のかかる業務の改善をしたり、
そんな、自分自身がやりきることが出来たと感じることが一つの成功体験だと思います。

やり遂げたこと(成功体験)が自信となり、その業務に対し、前向きに捉えて行動できるようになります。
そうなると今度は好循環に繋がっていきます。

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「成功体験」を阻害するもの

成功体験は、個人の行動によって得られるものだけではなく、周りとの関係において実現できるものもあります。

例えば、
 「この仕事をあなたに任せます」と仕事の担当を任せられるような場面。

任せられた仕事を試行錯誤しながらでもやり遂げることによって、「成功体験」を得ることが出来ます。特に自分で悩みながらやってゴールに辿り着けた場合は、大きな成長を促すことも良くあります。

でも、同じように仕事を任せても、成功体験ではなく失敗体験をさせてしまうこともあります。

それは、管理職・リーダーが一度任せた仕事を取り上げてしまう時です。
任せた仕事が、上手く進んでいない状況や失敗したときに、何とかしなければと考えることは当然です。

しかし、管理職・リーダーが任せたにも関わらず、途中で担当者を変えたり、管理職・リーダー自身がその業務をとってしまうような状況になるとそのメンバーの成長を阻害するだけではなく、自信を奪うことにもなってしまいます。

任せた仕事が上手くいかないのであれば、それは、任せた管理職・リーダー自身の責任でもありますよね、

成功体験を積ませるためにどのように業務を任せ、フォローしていくのか。管理職・リーダーの大きな役割です。

成功体験の積み重ね=成長

人は自信を持てると行動できる範囲が広がっていきます。

勿論、本人の努力や前向きな姿勢が必要ではありますが、
管理職・リーダーが小さな成功体験を積み重ねる機会を与えることで
メンバーは自信の持てる分野を拡げていくことが出来ます。

そして、自分自身がした成功体験を後輩たちにも伝えていくことが出来ると自然と成長の循環が生まれてきます。

そんな成長の循環が起きる会社が増えていく為の力に、なっていきたいと改めて強く思いました。

私自身も小さな成功体験を積み重ねながら進んでいきたいと思います!

【サークルを始めます!】
管理職・リーダーの方が集まって、悩みの解消や色々な体験談を共有できるような場所に出来ればと思い立ち上げます。
詳細は改めて投稿させていただきますので、ご興味のある方は是非参加してみてください!

こんなこともやってみます!


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