投資信託の手数料が0.5%低いと、未来の資産はどう変わる?
こんにちは、森大です!
美容皮膚科医をしながらファイナンシャルプランナーとしても活動しております!
今回のテーマは投資信託の手数料についてです。
投資を始めた方が購入した商品の手数料を把握していないことは珍しくありません。しかし、ご自身の持つ金融商品の手数料は必ず把握しておいてください。
投資信託は間違いなく投資の王道であり、ほとんどの方が持つべき商品です。プロに投資を依頼するわけですから、そこには手数料がかかります。
利回りばかりに目を取られて手数料を見ておかないと痛い目を見ます。手数料の違いが30年後には300万円の差を生むこともあるからです。
今回は投資信託にかかる手数料とその大切さをお伝えしていきます!
*前提として投資信託を知らない場合はこちらの記事を先にご覧ください。
1.投資信託にかかる3つの手数料
1-1. 3つの手数料
投資信託の手数料は3種類あります。
どれも最初は難しく感じますよね。でも大丈夫です。無理に覚えなくてもそのうち慣れてきます。
1-2. 例えばどういうこと?
○購入時手数料
2%の場合、投資信託を100万円購入した時に2万円支払うことになります。
○信託報酬
2%の場合、100万円に対して年に2万円支払います。こちらは投資信託を持っている限りかかってきます。
○信託財産留保額
2%の場合、100万円分の投資信託を売却(現金化)した時に2万円支払います。
2.3つの手数料の目安
手数料が安い方がいいことは感覚的に分かりますよね?ではどれくらいが適切なのでしょうか?
こちらを目安にしてください。
***
2019年頃から証券会社同士の競争が激化し、多くの優良投資信託がノーロードになっています。信託財産留保額もなしの商品が増えています。
そんな中で数%の売買手数料を取る商品を購入するのは損でしかありません。
信託報酬は商品によって異なります。
ということもありますから、良く見て選びましょう。
3.手数料に敏感になろう
僕たちは手数料に敏感になるべきです。
例えば利回り5%の商品なら100万円は1年で105万円になる計算です。
信託報酬別に結果を見てみましょう。
このように手数料の違いは投資結果に直結します。
***
僕が実質利回りと呼んでいる考え方をお話しします。
と考えることができます。
いくら高い利回りが期待できても、手数料が高ければ成績は悪くなってしまいます。
4.手数料0.5%の違いが未来の資産にどう影響するか?
最後にシミュレーションで確認します。
使うサイトはこちら。
前提条件は
とします。その上で
の条件を加えて比較します。
まず最高の条件「売買手数料なし、実質利回り5%」でシミュレーションします。
30年後に2456万円を受け取ることができます。
***
次に最低の条件「売買手数料各2%、実質利回り4.5%」でシミュレーションします。
3万円の積み立てをするために2%の600円が毎月かかります。30年間で21.6万円になります。
利回りは4.5%で入力します。
さらにこれを現金化する時に2%の約45万円を支払います。
となります。
この2つの条件では、なんと274万円の差が付きました。
***
以上の結果をまとめます。
また、「売買手数料が2%増減 (②⇒③)」よりも「信託報酬が0.5%増減 (①⇒②)」の方が大きく影響しています。
なぜなら信託報酬は、商品保有中かかり続ける手数料だからです。信託報酬には特に敏感になって下さい。
信託報酬の基準は0.5%以下。これ以上は高いと考え、特別な理由がない限り手を出さないようにしましょう。
5.森がメイン所有する投資信託
最後に僕が所持するメインの投資信託eMAXIS slim米国株式 (S&P 500)について見ていきましょう。
圧倒的低コストであり、
ここ3年間の成績も非常に優秀です。
僕の生徒さんにもお勧めしている商品です。
こちらは商品ページです。↓
おわりに
今回は「投資信託の手数料が0.5%低いと、未来の資産はどう変わる?」というテーマでお話しさせて頂きました!
長くなったのでまとめます!
これらを覚えておきましょう!
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