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区別できてますか?特定、NISA、iDeCo3つの証券口座
こんにちは、森 大です!
美容皮膚科医をしながらファイナンシャルプランナーとしても活動しております!
今回は「3つの主な証券口座」について解説します。
あなたが投資をはじめる時、証券会社のホームページで間違いなくこう思います。
「え、どの口座をつくればいいの??」
今回は主な3種類の証券口座を区別し、あなたにとってどの口座が必要なのかを理解しましょう!
投資をこれから始める方、投資初心者の方は必見の内容となっております!
*読み方はNISA:ニーサ、iDeCo:イデコとなります。
*厳密には「つみたてNISA」と「NISA」は異なりますが、本記事では「NISA=つみたてNISA」として読み進めてください。
*2024年から始まる新NISAについての詳細は省きます。
1.3つの証券口座
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62409578/picture_pc_33b0446fda2ab73f59e84a4c1befcb31.jpg?width=800)
あなたが投資をはじめる場合、必ず証券口座をつくるところから始まります。
このとき、あなたが必ずぶつかる疑問。
「え、どの口座をつくればいいの??」
最近では投資を良く知らない方でも「NISAって始めた方がいいのかな?」なんて話すようになってきています。
そもそもNISAを始めようと思っているのであれば迷わないかもしれませんが、NISAとほかの口座の区別を理解せずに始めるのはどうかと思います。料理をするにあたって塩と砂糖の区別がつかないようなものでしょう。
そこでまず主な3つの口座について区別をお話しします。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62411410/picture_pc_f11b06a667bf6ab2b9a74de99fcd1eb0.png?width=800)
特定口座
つみたてNISA口座
iDeCo口座
以上の3つを知っていればOKです。それぞれの特徴をひと言で伝えます。
【特定口座】
標準の口座。利益に対する税率約20%。
【つみたてNISA口座】
年間40万円、20年間までの投資なら利益に税金がかからない。
【iDeCo口座】
自分で積み立てる年金口座。利益に税金がかからない。
*iDeCoは少し複雑なので別の記事で詳しく解説しています。
「NISAやiDeCoだと本来かかる20%の税金がかからない」ということを押さえて頂ければOKです。
2.よくある質問「つみたてNISAを買えばいいの?」
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62417465/picture_pc_7b7404e59bdcc3f29721580d94ef9cb6.png)
よくある質問に「じゃあ、つみたてNISAを買えばいいの?」というものがあります。これはつみたてNISAを商品だと思ってしまうパターンです。
つみたてNISAというのは口座の名前です。銀行の預金口座のようなものです。
比べてみるとこうです。
【銀行預金】
「銀行口座」に「現金」を入れる。
【投資】
「証券口座」に「投資商品」を入れる。
例) 「つみたてNISA口座」に「投資信託」を入れる。
現金を入れる箱は銀行口座、投資商品を入れる箱は証券口座です。
証券口座の中に「特定口座」「つみたてNISA口座」「iDeCo口座」の3種類があります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62411410/picture_pc_f11b06a667bf6ab2b9a74de99fcd1eb0.png?width=800)
3.3つの口座の使い分け
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/62417982/picture_pc_030298e5deab31b59fe67028e072f9af.jpg?width=800)
3-1. NISAとiDeCoは非課税口座
ポイントは「NISAやiDeCo口座の利益には税金がかからない」ということ。まとめて非課税口座と言います。
税金は少ないに越したことはないですよね?
あなたが投資を行う場合にはつみたてNISA口座やiDeCo口座から利用して、必要なら特定口座を使うという流れになります。
3-2. NISAとiDeCoの使い分け
ではNISAとiDeCoはどう使い分けるのかと言いますと、人によります。その上で僕の意見はこうです。
オススメはまずつみたてNISA。
上限まで使い切ったらiDeCo。
実はメリットはNISAよりiDeCoの方が多いです。所得控除という節税メリットがあるんですね。
ただ、iDeCoには見逃せないデメリットがあります。それが60歳まで引き出せないこと。専門的には資金拘束されるといいます。
iDeCoのメリットは所得控除、
デメリットは資金拘束。
とまとめられます。
NISAには資金拘束はなく、いつでも引き出せます。何がいいのかと言うと、突然の入院や事故で大きな金額が必要になった場合に現金に戻せるからです。
そのため「まずは安全度の高いつみたてNISAを利用して、それでも資金が余ったらiDeCoを利用する。」という結論になります。
おわりに
今回は「区別できてますか?特定、NISA、iDeCo3つの証券口座」というテーマでお話しさせて頂きました!
まとめますね!
◆投資を行うには証券口座が必要。
◆主な証券口座は特定口座、つみたてNISA口座、iDeCo口座。
◆NISA、iDeCoは非課税口座。
◆まずは資金拘束のないNISAを利用し、資金が余ればiDeCoを利用する。
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