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WEBデザイナーに必要だと思うこと

筆が乗っているので第三弾。
WEBクリエイターとして技術をあげるために、自分が必要だと思うことを書いていく。

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WEBクリエイターというか、WEBデザイナーの話だ。

わたしの本職はデザイナーだ。
WEB・紙面(DTP)と媒体は様々だが、与えられた素材をデザインすることで生計を立てている。

個人的に、この仕事は向いていると思う。上手かどうかは第三者の判断が必要なので自分では分からない。
しかし、今まで経験したどんな職種よりラクにお金を貰えていると感じる。
こういうことを書くと、心からデザインが大好きで生命をかけているという生粋のデザイナーにApple Magic Mouseを投げつけられそうだが、わたしにとって「デザイン」とは比較的ラクに飯を食べられる手段である(小声)。

その代わり、文章を書くことにはちょっとだけ生命をかけているから許して欲しい(言い訳)。

本題です。
WEBデザインをやりたいけど、どうやって技術を磨けばいいか分からないという話をたまに聞く。
html/css/Javascript/PHPなど……WEB画面を構成するために必要なプログラミングコードは何種類かあって、それらをうまく使いこなすためにはどうやって学習すれば良いのかという話だ。
答えは簡単だ。
それらを使わなくてはいけない「モノ」を作ることである。

例えば、文章を書くことが好きな人がいたとする。
「カクヨム 」「小説家になろう」「ノベルアップ+」など、書いた文章を貼り付ければ、簡単に自作品を公開できるサービスはたくさんある。
しかし、これらのサービスは閲覧画面が同じだ。「カクヨム 」にライトノベルをアップしようが純文学をアップしようが同じデザインの画面に表示される。

文字の大きさ、行間などみんな同じだ。
(なので、最近の小説はタイトルを長くすることによって個別化を図る傾向が見られる)
書店に行って、ライトノベルと純文学の本を比べてみると、装丁・文字の大きさ・行間・挿絵の有無など、見かけに大きな違いがあるが、上記のサービスを使うと十把一絡げにされる。

WEBに載せる小説でも、他作品とまったく同じ見栄えはちょっと嫌だなー。同人誌を作るように、自分の好きなように小説の見栄えを変えたーい。

そう思った時、WEBデザインの知識が必要になる。
どうやったらWEBサイトが作れるのか、htmlとは何か、cssとは何かを学ぶようになる。

かなり周りくどい説明をしたかもしれない。
要するに、プログラミングコードのみを学ぼうとしてはいけない。
WEBデザインで表現したい何かを見つけたとき、手段としてプログラミングコードを学ぶことを強いられる。
そんな環境に自分を追い込むことが大事だと思う。

昔は、今よりもWEBで出来ることが少なかった。
文章とちょっとした画像を載せることくらいしかできなかった。
しかし、今では手作り品を売ったり、音楽を流したり、撮った写真を展示したりと、様々なことが出来るようになった。

WEBデザイン以外に、あなたが趣味でやっていることはなんだろう。
酒を飲むことが好きな人は、好みの銘柄の感想を書いて、レビューサイトを作れば良いと思う。ネイルが好きな人はネイル写真の展示サイトを作ってみてはどうだろう。

デザインは手段である。
まずモノゴトがあり、それらを生かすためにデザインを足す。
WEBにUPしたい何かがあって、UPするための手段がある。
参考書に書かれた<ul>や<a href=””>の使い方を覚えるよりも、モノを作る過程で、コードを調べていく方が頭に叩き込まれるし、忘れない。

隙あらば自分語りをすると、わたしがhtml cssに触れたのは中学生の頃だった。
当時、自分の書いた絵や小説をWEB上で公開できるプラットフォームがなかった。そこでWEBサイトを作成した。
英語が分からず、心の中でローマ字読みしながらそれぞれのタグを覚えたので、「エータグ」と正式名称がついている<a href=””>というタグを「ハレフ」と今でも読んでいる。これはやめたい。
ホームページをUPするのに「FTPソフト(総称)」というツールが必要なのだが、ホームページをUPするには「FFFFTP(どこかの会社が作っていたFTPソフトの一種/個称)」しかないと思っていたから、職場で
「えふえふえふえふえふてぃーぴーでUPすればいいですか」
と聞いたら
「えふてぃーぴーソフトのこと? えふ多くね? なんで四回も言ってるの?」
と尋ねられた。

そんな感じのトンチンカンさだが、作っているWEBサイトはちゃんと動いている。

強調するが、何か作れば良いのである。写真サイトとかレビューサイトとか。
WEBにUPできそうな趣味がないよ、という人は友人・知人でWEBサイトを作ってほしそうな人を探して、代わりにデザインしてあげよう。
モノがあるとスキルは自然とついてくる。

最近、自サイトのお問い合わせページをグーグルフォーム に繋げていたら、スパムメールがたくさん来るようになった。
嫌だったのでPHPのフォームを作った。

PHPってwordpressのテーマを作るときしか使ってなかった。
メールフォームでPHPを使う時も、PHPを作るのが上手な人のコードを借りて使っていた。
フルスクラッチで書くとあれこれ調べなきゃいけなくてかなり面倒くさかったが、迷惑メールが届くのが嫌すぎることが学習の原動力になった。
PHPは予約システムとか、SNSサイトも作れるらしい。
今のところ小説とは関係なさそうだけど、booth(小説を販売している外部サービス)の手数料が高くなったら、PHPでECサイトに挑戦してみたい。

あ、その前にECサイトで売れるような小説書かなきゃ……。


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