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2月の道東ひとり旅

まだまだ絶賛「冬」が続いている北海道へ今年も足を運んだ

特にどこへ行って何がしたいとかがあったわけでは無いけど、冬の北海道でしか見ることが出来ない景色を見たいという欲の赴くままに去年の12月に飛行機とホテルの予約

去年の2月は道東の中でも網走・知床エリアに行ったので、今年は釧路・根室エリアへ

本当は帯広あたりまで行こうかと思ったけれども、どう考えても移動距離と滞在日数が合わないので今回は諦めた。北海道は大きい

出発

出発当日。始発電車に乗って関西国際空港へ

約1年ぶりの飛行機で感じる高揚感が気持ちいい

隣の席に座っていた大学生が飛行機に乗るのが初めてだったらしく、「俺、飛行機って何で飛ぶこと出来てるのか理解できないから怖い」って言ってたり、飛び立ったときの反応も初々しくて面白かった

初めて飛行機乗るときってそうだよね

初めて飛ぶんだもん

新千歳空港に無事到着して、この日は札幌に滞在

札幌は地下道で移動ができるから雪が降っていても観光スポットまで歩いていくのが楽で良い

カフェに寄ったりしてぶらぶら

夜ご飯はスープカレー

海老の出汁を使って作られたカレーで美味しかった。具材もたくさん乗っていてお腹が満たされた

でもスイーツは別腹なのでセイコーマートで買い漁ってホテルでゆっくり

釧路へ

2日目、さぁ釧路に移動だと思った矢先まさかの飛行機が欠航

思わず笑ってしまったよね

そうだね、旅にハプニングは付きもので旅のスパイスだから

ということで、次の便に振り替えてもらい空港で使える飲食チケット1000円分をゲットしたので休憩

北海道牛乳カステラさんのロールケーキとソフトクリーム、牛乳コーヒー

甘いんだけど、カステラ生地が軽くて美味しい

休憩したあと空港内を探索していたら飛行機の時間になったので、次こそは本当に釧路へ

ちなみに欠航の理由は、乗る予定だった飛行機が青森から飛んでくるはずだったんだけど雪がひどくて飛べなかったみたい

最近よく見る地名のモニュメント

何から流行り出したんだろ?BE KOBEかな?

釧路に着いたのが夜だったので、ホテルに荷物を預けて夕飯探しへ

釧路はザンギ発祥の地らしいので、鳥善さんでザンギを

ついでにビールも。鳥とビールは切っても切れない縁で結ばれているからね

釧路では、ザンギにはタレに胡椒が入れたものが必須アイテムらしい

胡椒を入れたタレは甘辛くて間違いない美味しさの味。そしてビールが進む

店主の方も気さくに話してくれて楽しいお店だった。また釧路に行くときはここに行こう

タンチョウを撮りに行こう

3日目は朝から写真を撮るために早起き

日の出前になんとか音羽橋に到着できて良かった

到着した頃にはすでに多くのカメラマンがいたので、端の方でコソコソしながら撮影

奥の方の点々としてるのがタンチョウ

分かってはいたけど、200mmのレンズじゃ全然足りなかったや

100−400mmのレンズそろそろ欲しいな

天気も良くて、タンチョウも毛嵐も日の出も見ることが出来て良い1日のスタートだ

ホテルに一旦戻って腹ごしらえ完了、チェックアウトを済まして次のタンチョウ撮影スポットへ

ということで、鶴居・伊藤サンクチュアリに到着〜

初めてタンチョウを近くで見たけど、結構大きいのね

撮ってて思ったけど、撮るの難しい

やっぱり飛んでる姿とか撮りたいな!と思うからいつ飛ぶんだろうと思って構えていたら、どこからか急に飛んでくるし、強めの風が吹いたら飛ぶんじゃなくて羽を広げてジャンプして遊んでるのもいるし

どこに向けて構えるかっていうのを瞬時に判断しないと間に合わない。運とか勘もあるんだろうけど

でもそこが楽しい

動物撮ってる人達ってすごいな

シャッターチャンスを何回か逃したり、ピンボケ写真を量産したりしたけど撮りたかった飛んでるタンチョウを撮れて満足

釧路といえば

タンチョウを撮り終えて次に向かうのは釧路といえばあの場所!

1980年にラムサール条約登録湿地となった「釧路湿原」

釧路湿原を見るために、細岡展望台へ

上から見るとよく分かる広さ。どこまで湿地が続いてるんだ

雪原の中に映える青色の釧路川

青と白の組み合わせは冬最強の定番カラーコーデ

実はこの写真、中段右側の点々がエゾシカだったりする

根室へ

今回の旅では道東に行くならせっかくだから最東端まで行ってみようと思い、腹ごしらえに釧路名物「さんまんま」を堪能して根室へ

寄り道を繰り返していたら根室に到着した頃には夕方だったので、春国岱で夕日を

雲一つない快晴の夕日がすごく綺麗

風はなかなかの強風で冷たい空気が体から体温を奪っていくので、ずっとは見ていられなかったけどいつまでも見ていたくなる景色だった

日本最東端の日の出

根室に来たらやりたかったことの1つ

日本最東端で日の出を見る

最東端で見たからといって何だってことは無いんだけど、やっぱりこういうのはやっておきたくなる

ということで4日目も早起きをして日の出を見に日本最東端の岬「納沙布岬」へ

この日も朝から晴れて良い日の出を見ることができて良い1日のスタートだ

海沿いだから相変わらず風が強くて体は冷えるけど、太陽が出てきてくれてからは少し暖かく感じたから太陽は偉大だ

宿に戻って朝食をいただき、次の目的地へ向かう前に根室でしておかなければいけないことがもう1つ

日本本土四極踏破証明書を受け取りに根室市役所へ

旅好きな人は知ってる人も多いかな?

  • 【最北端】北海道稚内市:宗谷岬

  • 【最東端】北海道根室市:納沙布岬

  • 【最南端】鹿児島県南大隅町:佐多岬

  • 【最西端】長崎県佐世保市:神崎鼻

の4ヶ所で貰うことができる証明書で、裏面には4枚集めることで1枚の証明書になるように絵が印刷されていたりする

こういうのは旅の思い出にもなるし集めたくなる

再び春国岱

昨日、夕方に春国岱を訪れたとはいえ、しっかり見ることができていなかったので朝にもう1度行ってみた

春国岱は砂州で形成された場所で、野生生物とエゾアカマツ林が見られる場所

なんだけど、強風や高波などの自然災害でエゾアカマツが根っこから倒れていたりしているものもある

1人でこういうとこにいると、世界の終焉を見ている感覚になる

砂州が形成された2500年以上前から人の手がほぼ加わらずに残されているから今の現状も含めて見られる景色だった

日本最大の砂嘴

春国岱から北の方へ進んで、全長26kmの日本最大の砂嘴と同時に地盤沈下でいつかなくなってしまうと言われている「野付半島」へ

車でしばらく走っていると、道沿いにエゾシカの群れを発見

ツノが立派でかっこいい

野付半島ネイチャーセンターでお昼にホタテバーガーを食べて、少し散策することに

ネイチャーセンターすぐ横の散策路に出てみると、ずっと向こうまで続く雪の世界

本当はこの散策路の先にあるスポット、トドワラを見に行ければ良かったんだけど、今日中に釧路まで戻らないといけないので次回に

バイバイ、エゾシカさん

霧多布岬から夕日を

釧路に戻る前にどこかで夕日を見たいなと思い、戻る途中にあった霧多布岬へ行ってみることに

赤が映える灯台が建つ霧多布岬に夕暮れ前に無事到着

夕日を見られる時間まで少し散策

こういうところ好き

霧多布岬は運が良ければラッコに会えるみたいだけれど、今回は会うことが出来なかった。いつかリベンジしないと

霧多布岬からの夕日は本当に綺麗でいつまでも見たいたくなるような景色だった

海の音、風の音、晴れた空に、綺麗な夕日

この旅の最後に良い場所に行くことができて良かったと同時に、これでこの旅がもう終わってしまう寂しさを感じた

あと1ヶ月くらいさまよっていたい

終わり

5日目は帰るだけで特に書くことも無いから4日目のとこで書くのは終わり。まぁ強いて言うなら帰りの飛行機も電車も遅れて帰宅が深夜になったことくらいか

道東行って冬の北海道の景色見たいなってだけで行ったけど、良い旅だった。

美味しいご飯に、良い景色、ここでしか見られない自然の数々、そして居酒屋とかでお話し出来た地元の人達

本当に良かった。また北海道には夏あたりにバイクで行きたい

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