見出し画像

インターン活用について②

かなり前ですが、過去(https://note.com/lasinva/n/nafae6096cf71)に書いたように、弊社ではインターンを活用しており、特に営業や採用事務領域ではかなり助けてもらっております。


ではそれだけか…というと、昨年より一部プロジェクトでの初期調査、議事録作成等にも携わって貰うようになりました。

更には、今年3月には、社員のサポートという形ではありますが、がっつりプロジェクトに入って貰い、顔も出したうえで議事録作成、ヒアリング、資料作成に携わった例もございます。


前回書いたように、彼らは、


① 素直、真面目

② 吸収が早い

③ 好奇心旺盛、チャレンジを喜ぶ


特に、②は若さ故もありますが、①や③のところは彼らの働きぶりを見て、改めて我々も学ぶところがあります。

実例として、文章自体が非常に素敵なので、彼らの感想文の一部を抜粋してお伝えします。


**********

(クライアント社長について)
XX社長にも圧倒されました。
社長として、全部門への視座を一定持つこと、ただどこかで視座を落としすぎずあくまでも全体を見ること、部下との議論の際に権威的にふるまって話を聞かないわけではなく、意見を聞いたうえで再考し自分のスタンスを崩さずにデリバリーしていくなど、会社を率いるとは何たるかという部分を主に勉強させていただきました。また、単に感情論に流されないで、あくまで全体構造や変化の損益を重んじ、どっしり構えるスタンスが印象的でした。ヒアリングの際にも、ほかの方の時間ではほぼ議事録ロボット化していた自分にも話を振っていただき、簡単ではありますが質問をさせていただく機会もいただきました。貴重な体験の価値がさらに上がった部分でしたので、何かしらの形で感謝をお伝えしたいと思います。

(案件への感想)
PJへの理解という面では、XXXの多様な立場のxx方と関わって、様々なものを拝見して、資料ではわからない現実が理解できました。
良い面でいうと、会社の規模が小さな分、特に事務の方は実務でも助け合いをしていることもあり、雰囲気良く働かれている感じがしましたし、XX部は職人さんたちが一人ひとりのスペースをもち、ある程度しっかり個人が重んじられるXXなのかなと見ました。しかし、ヒアリングを進めていく中で、バイアスありきでのヘイトや変革に対する無意識的なブレーキなど資料では見えにくい部分が垣間見えました。PJに対しては、そこのマネジメントは最終的に社長に降りかかる部分であると思うので、XXさんがそこにリソースを割くことができるようにするという面も含めて、ロードマップ更新など基盤のしっかりとした支援がLVに求められていることを実感いたしました。また、理解という面では、リモートが普及した現代でも、実際に現場に赴くことで雰囲気も含めて推し量る、見えてくる部分は多いはずで、リアルで行く価値を感じました。

**********


斯様な感想文が書けること自体、若手コンサルタントとしての(実際は学生なのですが笑)成長が大きく感じられます。


別件で、テクノロジー関連の展示会にも付いて来てもらいました。

講演への議事録対応やその内容を受けての感想文も良かったのですが、ブース見学のところで、彼としてただ受け身で情報を受け取るのみならず、当方との会話を通じて主体的に学び取ろうとしている部分もあり、嬉しく思いましたし、これも抜粋してご紹介します。


*******

30種ほどのSaaSビジネスのブースを訪問して、企業から説明をもらいました。個人的な感想として、想像よりも数が多かったこと、その分サービスも玉石混交であると感じたことを挙げます。
まず、ビジネスの数の多さですが、インターンを始めてネットワークビジネスには詳しくなったつもりでいましたが、勉強不足だと感じました。企業からサービスの説明を受けるのは初体験で面白かったです。説明を聞いて感じたのは、サービスの売込みには、自社サービスへの理解と、喋り方が重要になる事です。通り一辺倒な説明に終始する企業が多い中、質問への対応がスムーズだったり、サービスの説明がこなれていたりする企業には魅力を感じました。XX社の担当の方は、中川さんが利用者であるとわかってすぐ説明を切り替え、その後の対応も丁寧で好感を持ちました。
サービスの内容については、説明を受けつつ中川さんの反応を伺ったり、感想を聞いたりするのが勉強になりました。ラシンバ目線でのサービスの捉え方や他サービスとの比較など、自分にはない知識と目線かつ感想ベースで話して頂き、貴重な時間でした。

*******


会社としては(クライアント様には勿論迷惑をかけない範囲で)斯様な機会を作っていきたいですし、彼ら自身が何かしら学んだり、成長したり…もそうですが、我々もその姿から引き続き良い影響を受けていきたいです。

前回の①も含めて纏めると、学生は(こういう言い方は烏滸がましいものの)、素直で機会を与えたら与えた分成長するし、可能性も広がるな、と。社内で「育成のLASINVA」という言葉を掲げており、その整備は今進めているのですが、会社として学生の成長やポテンシャル拡大にはこのインターンとの連携のみならず新たな仕掛けを画策中です。次回はその話が出来れば。