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動き出したtripleS「オブジェクト」とは?~ビョンギさんの私の理解➁~

突如、ティーザーが出された「objekt(オブジェクト)」そして「COMO(コモ)」それが何なのか?
私の知る情報と、これまで勉強した事をもとに考察を書きたいと思います。

その前に、前回の投稿で、ビョンギさんが「ファン参加型プロジェクト」を作ろうとしている事を書きました。そこから今回の話も繋がっているので、まずビョンギさんがtripleSでどんな事をしようとしているのか?についてです。
ビョンギさんは韓国の経済紙のインタビューで「ブロックチェーンベースのファン参加型プラットフォーム」を作ると発言しています。

「ブロックチェーンベースのファン参加型プラットフォームの最大の利点は、アイドルグループの成長を支援するファンの活動履歴がすべて記録され透明に公開されることです。ブロックチェーンがファン参加の信頼性を高めることができます」

出典:韓国 毎日経済2022/6/21

ここでいきなり「ブロックチェーン」と言われても難しいですよね。。これは仮想通貨で使われる技術なのですが、分かりやすくシンプルに言うと、「オンライン上で、取引の履歴が全て自動で記録され、しかもその取引内容が誰でも見れるプログラム」と言う感じでしょうか。

それにしても、ビョンギさんはなぜそんな難しそうなものを取り入れようとしてるのでしょうか?それはビョンギさんが、常々、このような問題を感じていた事がキッカケになっています。

「例えばファンが好きな歌手のために様々なファンクラブイベントに参加し、歌手のアルバムなど商品をいくら多く購入しても、現在の構造ではファンの心を客観的に見せにくい」

出典:韓国 毎日経済2022/6/21

「ファンもアーティストのために十分な貢献をしているが、利益は全部エンターテインメント会社に戻る構造も変えなければならないと思った。」

出典:CoinDesk Korea

今までは「CDを積んだ」とか「全部コンプした」のようなファン活動、推しへの活動のあかしは、自分でアピールする以外は、第三者から見た時には伝わりにくいものでした。そして、その推しへ貢いだものは、ただ事務所の利益となる。。
その「ファンの活動を誰が見ても分かる状態にしよう」と言うのが、ビョンギさんの考えです。

つまり、取引がリアルタイムで全部記録される「ブロックチェーン」の技術を使って、仮想通貨の取引ではなく「ファンの推し活動」を全部記録しようと言うわけです。それでは、どこに記録するのでしょうか?

実はブロックチェーンは、取引の履歴以外にも「画像データ」を入れる事もでき、それは「NFT」と呼ばれています。(厳密には画像ではなくURLが入ってる事が一般的ですが、ここではそれはスルーして問題ないです)

この「NFT」を使ってデジタルのトレカのようにしたものが、公開された「objekt(オブジェクト)」だと予想されます。

ですが、映像には紙のトレカが写っていますよね?
これは、紙トレカにあるQRコードを、MODHAUSがリリースする予定の「Cosmo(コスモ)」と言う、デジタルウォレットのアプリでスキャンする事で、自分のデジタルのお財布=ウォレット(Cosmo)に、NFTの「objekt(オブジェクト)として保管されます。


それにしても、活動を記録するNFTならデジタルだけでも出来るところを、なぜそれを「紙トレカを使ってスキャンする」と言う、あえてアナログな手間を入れたのでしょうか?
私が思うに、オフラインでの紙トレカの交換や、実物のグッズとして欲しい、集めたい、と言うファン心理も知っているビョンギさんは、それも大事にしてくれたのではないかな?と考えています。

そして、このNFTである「objekt(オブジェクト)」で何ができるのか?を、ビョンギさんの発言をもとに内容をまとめると、このようになります。

このオブジェクトはコスモ投票イベントで投票権として活用できます。オブジェクトはオン・オフラインでファン活動やミッションを達成すれば獲得でき、購入も可能となる見込みだ。例えば投票権を活用してメンバー構成などシーズン別グループ活動に対する意思決定過程に参加できる。モードハウスはオブジェクトを利用できる様々なイベントを企画している。

出典:韓国 毎日経済2022/6/21

そして、「CDを買った」「グッズを買った」のような、金銭的な行動だけが「アーティストへの貢献」となると、財政的な余裕がある人だけが熱心なファンと言うことになってしまいますが、
実際には、ファンは推しのために色んな活動をしているわけで、そういったものも含めて、それに対して報酬が受けられるシステムをビョンギさんは考えています。

「モードハウスの問題意識と触れ合っているのが、ファンのための報酬の仕組みです。ファンたちは好きなアーティストのために多くの貢献をしているにもかかわらず、既存のエンターテイメントシステムの中で、これまで報酬を受けられませんでした。
これを解消できる合理的な報酬のシステムを構想しています。ただ、それもプロジェクト開始後に公開しようと思っています。」

出典:CoinDesk Korea

それが今回、ティーザーでも発表された「COMO」のようです。

COMO(コモ):
マスターは、tripleSへの貢献に対する報酬としてCOMOを取得し、DIMENSIONに関する決定に影響を与えることができます。

ティーザー概要欄より

tripleSの応援活動に対して「COMO」と言うトークンが発行されると思われます。ちなみに「トークン」と言うのは「コイン」に例えられたりするもので、tripleSのコミュニティー内で使うことができる通貨やポイントのようなイメージです。

どんな活動をすると「COMO」をもらえるか?はまだ分かりませんが、そのCOMOは先に書いた「デジタルウォレット(COSMO)」のお財布に貯めると予想されます。そして、DIMENSION(ユニット活動?)に対して、おそらく参加メンバーや曲など、さまざまな決め事・イベントがある際に、COMOを使って投票する事が出来る。そんなイメージを私は想像しています。

※追記:
8/8にCosmoがリリースされましたので、Objekt(オブジェクト)やCOMOの解説を書きました ⇒
https://note.com/lash_triples/n/nde7ea4348a0a

そして、2022年8月8日と書かれたオブジェクトのティーザー。
tripleSのHPにある「ZERO CLASS OBJEKT」に書かれた案内。それらが間もなく動き出します!もしまだ登録してない方は、是非それまでにメール登録をしてくださいね!
https://www.triplescosmos.com/

・このカードは、私たちの最初のステップで私たちに加わったマスターに独占的に配布された最初の限定版(ゼロクラスオブジェクト)です。
・ゼロクラスオブジェクトは、アプリの起動日に登録済みのメールで配布されます。
・登録が遅れた場合は、ゼロクラスオブジェクトの個別のバッチを配布する予定です。詳細はメールで送信されます。
・カードは初日から公開されたメンバーの1人のオブジェクトに変換されます。

tripleSウェブサイト内説明より

「公開されたメンバーの1人のオブジェクトに変換」と言うのを見ると、どうやら、どのメンバーが出るかはランダムのようですね。でももし複数のアドレスを登録しても、「COSMO」アプリで自分を登録、認証する際、1回しか出来ないんじゃないかな?と言う気がします。いずれにしても楽しみですね!

MODHAUSも、現在、仕組みを作りながら走っています。この「COSMO」アプリは、元々6月にリリースすると言われていました。なので、今理解している内容も、どんどん変わっていくと思いますが、私も頑張って追って行きたいと思います。

【スケジュール】

次回は「tripleS/MODHAUSが目指すものとは?」についてです。


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