tripleS/MODHAUSが目指すものとは? ~ビョンギさんの私の理解➂~
前回の投稿で、ビョンギさん(tripleS、MODHAUS代表)が、ファン参加型プロジェクトの中で考えてるだろうと思う事を書きました。
今回は、それと合わせてもう1つ、ビョンギさんが構想している大きな事についてです。
ビョンギさんが既存エンターテイメントの構造を「ファンフレンドリー」な形にしたいと思って考えた「ファン参加型プロジェクト」ですが、
加えて「アイドル志望生のデビュー」についても、既存の体制を変える必要があると考えており、インタビューでこのように発言しています。
今までK-POPアイドルになりたい子がデビューするためには「芸能事務所のオーディションを受けて合格する」のが大前提でしたが、今はSNSを通じてキャスティングされる事も当たり前になっていますよね。デビューのキッカケが「SNSを通して事務所サイドから声がかかった」と言うエピソードは、私たちもよく聞く話です。
そしてビョンギさんは、そういったアイドル志望生側が手軽に発信して、そこにファンも参加する。そんな空間を作ろうと考えています。
そして、その「アイドル志望生たちの居る空間」をプールに例えて、そのプールをMODHAUSが作り、また色んな条件で生まれてくるだろう数々のプール同士をMODHAUSがつなげる。と言うことを構想しています。
これでもう分かると思いますが、この「アイドル志望生プール」の第一号こそが「tipleS」なのです!
そしてビョンギさんは、このtripleSのあとにも、新たな妹分のガールズグループ(またはボーイズも?)を誕生させる計画を考えています。
しかも次のグループではグループ名やその練習生でさえもファンが決めることができるなど、今までの事務所が決定していた大事な部分もファンに譲って分散させていく。。と言う壮大な計画です。
誰を「S」に推薦するか?選ぶか?も私たちが決めれるのは凄いですよね!
では、そうなった場合、MODHAUSは最終的にプロジェクトから離れていくのでしょうか?ビョンギさんは、このように語っています。
アイドル志望生のプールが、それぞれ事務所に左右されることなく活動を実現させていく中で、MODHAUS自身もまた、その仕組みの中で独自のプール手掛けて作って行くと言うことのようです。
それにしても、こんな壮大な構想を、普通にオタ活をしたいK-POPファンに理解しろと言うのは難しすぎますよね。。
ついて行けるのだろうか?と思ってしまうのですが、そこはビョンギさんも、ちゃんと考えてはくれてそうです。。
ただ新しいだけのコンテンツが供給されても、ファンが理解できなければ、使いにくいサービスができるだけです。そう思ってくれている以上は、ついていけない心配はないのかな?と私は思っています。
また、前回の投稿で説明した「NFTのデジタルトレカ」もかなり複雑でしたが、ビョンギさんは、それについてもこのように話しています。
そしてMODHAUSは、これから当面「ファンの望む方向に導く」そんな空間を作ることに集中するそうです。
先日のSIGNALで、初のレコーディング曲“DIMENSION”について「この曲は実は、あなたたちが完全に歌うと決まった曲じゃない」と言われたシーンを見て驚きましたが、ビョンギさんの言葉を信じるなら、ファンが望まない展開にはならないのではないかな?と思っています。
以上、いかがでしたでしょうか?
ビョンギさん/MODHAUSが、アイドルグループを作る「芸能企画会社」と言うよりも、エンターテイメントの新たな仕組みを作る「プラットフォーム、アプリケーションの開発会社」と言う方が良さそうですね。
そう考えたとき、私がtripleSを追っていて、今までとても謎だった部分も見えてきたので、また次回はその考察ができればと思います。
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