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セリアの材料で顕微鏡をつくる レジンorビー玉

ガラス玉を使った顕微鏡の作り方はネット上に色々とあるのですが、顕微鏡などになれていない小学生には覗くことも難しく、すぐに飽きてしまいがちです。その原因としては次のようなことがあります。

  • 覗くところに目を合わせることができない

  • ピントを合わせることが難しい

  • スライドグラスを作るのが面倒、スライドグラスが手に入りにくい

  • 固定できない、見たいところを見られない

そこでお手軽につくれて、見ごたえのある拡大像を見られる顕微鏡の作り方を紹介します。夏休みの自由研究にも最適です。

UVレジン顕微鏡

はっきり見える範囲はやや狭いのですが、中心部分ははっきり見えて、スマホを使って写真撮影ができます。個体差があってピントの調整がやや難しいです。

詳しくはこちらで書きましたが百均で材料を揃えてみました。

綿毛

材料はセリアで揃えました。

レジンを扱うための手袋、UVレジン、強化ガラス、ペン、UVライト

作り方

ガラスの上にレジンを一滴たらす。
少しひろがるまで待つ
ガラスをひっくり返して鉛筆の上にのせUVライトを当てる
大体固まったら、ライトから外して、その真上から2滴レジンを垂らす。丸く広がるまでまつ。


もう一度、ガラスをひっくり返してUVライトをあてる

カッターなどでレジンを剥がしてレンズの出来上がり。

糸鋸で7mm程度に切る


チューブの縁にレジンをたらす。
平らな面が上になるようにレンズをおく
UVライトで固める

チューブからはみ出したレジンはハサミで切ります。

先程のプラバンのプレパラートにチューブの面を乗せて、レンズを覗いてピントが合うようにチューブをヤスリがけします。

スマホのセルフィーカメラに乗せて撮影もできます。

ビー玉顕微鏡

倍率は低めで、ややぼんやりとしていますが、広い範囲がみえて覗きやすいです。

材料 

・ダイソーの自己融着テープ
・アルミテープ(ダイソーでもseriaでも)

作り方

ヤスリで断面を綺麗にして、高さを3.8mmぐらいにする。


これでだいたい完成です。
あとはプラバンにセロハンテープでティッシュや綿毛などを貼り付けたプレパラートをつくり、見たいものが真ん中になるように平らな面をくっつけて、ビー玉の方から覗きます。窓など明るい方に向かって透かすようにして見ると見やすいです。

よりはっきり見えるように、ヤスリでチューブを削って微調整します。


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