重度知的障害/ 自閉症/ 男親の気持ち
今回は初登場の主人について書かせていただきます。今近くにいるのでnoteを書いているのがバレないかドキドキです (^_^;)
休日は良く息子の面倒を見てくれる、子煩悩な主人です。
短気でイライラして直ぐ八つ当たりをする、どうしようもない私とは正反対の性格で、主人はマイペースで常に冷静で落ちています。そして私がギャンギャン吠え終わり、落ち着いた頃にチクリと一言を言うタイプです。
この一言がかなり強烈なのですが (^_^;)
主人が正しいことが多いので、毎回かなり凹んで反省してます。
息子が1歳過ぎた頃、私は自閉症を疑い始めましたが暫く主人には言いませんでした。
主人は仕事が忙しく、平日は朝の短時間しか話をする時間がありません。
私1人で自閉症のことを色々と調べていたある日、やはり息子は自閉症で間違いないと思い、悩みましたが平日の夕方に主人に1通のメールを送りました。
「息子が自閉症の気がする」
という短いメールでした。
すると仕事が忙しいはずの主人から、ものの10分位で返信がありました。
内容は私のメールに対して肯定も否定もせず
「子供が障害者になることを望む親なんて誰もいない。」
のような内容を、かなりの長文で送ってきたのです。今思うときっと主人なりのパニックだったのだと思います。
療育を始める前に主人にも相談をしましたが「分かった」
と言うだけで、特に息子のことは何も言いませんでした。
それから私はサクサクと地域での療育の手続きを済ませ、息子が1歳半の時スタート。合わせてABAのペアトレも始め、毎日慌ただしく過ごしていました。
主人も休みの日は療育の行事に出来る限り一緒に参加をしてくれました。
疲れているから私1人で行くと言っても、行ける時は毎回ペアトレにも同行してくれました。
3歳で医師の診断で息子が自閉症と言われた時も、主人は至って静かで冷静でした。
それからある日、主人の実家に家族で遊びに行った日のことです。
実家に着くなり、主人がバックから何やら小冊子のような物を取り出し、義両親に1部ずつ渡しました。表紙にはこう書かれていました。
「自閉症の手引き」 ( *゚A゚)
何これ聞いてないよ ( *゚A゚)
どこで入手したのかは不明です。
そして義両親に話を始めました。義両親には既に息子が自閉症ということは伝えてあります。
「ここまで○○が成長したのは、いちこがどれだけ頑張っているか…」
そんなこと思ってたの ( *゚A゚)
今まで労いの言葉を貰ったこともありませんでした。それに話が
くどくて長い ( *゚A゚)
正直、自閉症の手引きなんて読んでも簡単には理解できないだろうし、息子の成長だって同い年の子とは雲泥の差なんだけどなぁ…と私は心の中で苦笑いをしていました。
一生懸命義両親に説明している主人の姿を見て、口には出さないけど本当は息子のことで相当悩んだり、苦しんでいたんだろうなと思います。
しかし本当に話が長いよ ( *゚A゚)
義両親は黙って遠い目をして話を聞いていました (^_^;)
主人へ
いつも協力してくれて本当にありがとう!
そして、いつも色々とうるさくてごめんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました m(._.)m
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