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ガレ _ 詩

いつも新しい水辺を見つけては
嬉しくて、そこの皆んなと戯れた
誰かが水を汚してしまって
もうそこにはいられなくなる
何度もそれを繰り返して
僕はひとりぼっちにも慣れてきて
それでもまた求めてしまう
誰かひとりぼっちじゃないと言って
ある日新しい水辺をみつけたの
嬉しくて、そこの皆んなと戯れた
いつしか水は汚れてしまって
初めて僕は気づいたよ
水を汚していたのは僕だった
僕の全部が汚れていたから



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