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責任のとり方って教わらないよね。って話。

体温を超える暑さのなか、1日に4回くらいシャワーを浴びながら、しのいでいる・・・どーしようもない人です。こんばんわ。
(誰やねん?って人、よかったらこちらで紹介してます。)

今日はなんとなく、ビジネスにおける責任についてボヤきたかったので、ダラダラ書いてみました。7割型グチの代弁です。笑

「責任を取れ」とか「責任を果たせ」とか「無責任だ」とか…割とよく飛び交う「責任」という概念。

でも具体的にどうしたら、その「責任」とやらを担えていると言えるのか、ちゃんと教わった経験のある人ってどれくらいいるのでしょう?

いらすとや

そして、仕事なり役割などを依頼する際、「責任範囲」を明確化しているケースがどのくらいあるのだろうか?

自分は、これまで130社500ほどのプロジェクトしか関わってきていないので、実態は分かっていないかも知れないですが・・・
経験上、責任について明確に定義されていないことが多いように感じる。

まして、未来に対するベネフィットというのは、ベストエフォートだと思うので、努力義務はあったとしても、結果として実現しない(できない)ことはあると思う。

それをいちいち「責任逃れ」とか言うのも違うと思います。

もちろん着手すらしていないなど、5W2Hすら決めてないようなプロジェクトというのは「どないなっとんねん!」と言いたい気持ちはよく分かります。。

ただ、何かと後出しで結果に対して「責任追求」するケースって、見ていていたたまれない。

そもそも責任と言っても、ビジネスにおける責任とは主に3つあるかと思います。

遂行責任・説明責任・賠償責任。

遂行責任とは、やるべきことをしっかり実行していくということで、良くも悪くも結果が伴うものですね。
そのため、行っていれば必ずその結果報告なりレポートは出せるはずです。

にもかかわらず、コントの中のお蕎麦屋さんのように「今出ました」とか、宿題やったの?って聞かれて「今やろうと思ってた」とか言ってるのと変わらず、遂行責任を果たしているとは言えないかと感じますね。

ついで説明責任とは、都合の善悪に関わらず、関係者には具体的に説明をしていくこと。
特に、何か不具合があったり、相手に不利益を与えてしまっている場合には、ほぼ例外なくこの説明責任が必要になります。

政治家にしても、組織のリーダーにしても、この説明責任を真摯にしていると、結果がどうあれ誠実さは伝わるし、信用されると個人的には思います。

そして、成すべきことをして、説明をしたとしても、残念ながら事故やミスは起こりえます。

結果として、もし誰かに損害を与えてしまった場合には、賠償責任が発生します。

賠償というと、お金の話になりがちですが、要は補填していく責任なので、時間をかけて遂行責任を果たして行くということでも対処は可能です。

つまり責任とは、

  1. 果たすべき仕事に対してきちんと対応する

  2. 成功・失敗に関わらず結果を報告、求められれば適宜説明をする

  3. 依頼者にとって期待値との乖離がれば、差分を埋める努力をする

なのかな、と考えます。

なので、成功させることは必ずしも責任ではありません。

こういった細分化された責任の所在をそれぞれ明確にし、誰が、いつまでに担うのか、どう果たすのか、出来なかったときにどのように補填するのか、と言ったことを予め決めておくことは重要です。

もちろん、責任を持って遂行していけば、成果の上がる確率は高まるでしょうが、残念ながらビジネスにおいて絶対に成果の上がる方法・手法というのはありません。

少なくとも、失敗した人が糾弾され、辞職やら自●に追い詰められるのはなんか違いますよね。

そこはむしろ、作業者が責任追及されないようにマネジメントや仕組みでカバーして守っていくのが組織のあり方なんじゃないかなと。

その上で反省や改善、ナレッジ共有は必要ですが、失敗との向き合い方に関しては、偉人たちの言葉から自分にしっくり来るものを見つけて、各自で試行錯誤していけば良いのかなと思います。

代表的なものをいくつか紹介していきましょう。

1度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことにチャレンジしたことがない人だ。

アルベルト・アインシュタイン

私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。

トーマス・エジソン

成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ。

ビル・ゲイツ

失敗は必要。むしろできるだけ早く、失敗するほうがいいでしょう。小さな失敗を積み重ねることによって成功が見えてくる。

柳井正

私の最大の光栄は
一度も失敗しないことではなく
倒れるごとに起きるところにある。

本田宗一郎

やってみなければ、結局は失敗と同じ。
とりあえずやってみて、失敗から学ぶべきだ。
私はこのやり方が好きだ。

何しろ毎日、新しいことを学べるのだから。
冒険しなければ、なにも勝ち取ることはできない。

リチャード・ブランソン

冒険には、失敗がつきものである。
しかし、失敗を恐れるあまり、冒険できないとすれば
その組織は衰退の一途をたどることになろう。

ジーコ

私は9000回以上シュートを外し、300試合の勝負に敗れ、
勝敗を決める最後のシュートを任されて26回も外した。
人生で何度も失敗した。

それが成功の理由だ。

マイケル・ジョーダン

4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、
8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。
それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、
誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね

イチロー

成功した時にスポーツ紙の一面になるのは普通の選手。
失敗した時にスポーツ紙の一面になる選手は限られている。
一面で失敗を取り上げられ叩かれることに誇りを持てばいい。

三浦知良

アインシュタインとエジソンは真逆の発想なのに、結局同じことを言ってて面白いですね。
また、ジョーダンとイチローは似た思考の持ち主なのかも知れないですね。
そして、キングカズさんの捉え方、すごいですね。

あと、言い訳も論理展開もなく、ただ事実を受け止めて笑った名言。

コケちゃいました

谷口浩美

約30年経って、こんなインタビューがありました。確かに、時代が時代ならギャーギャー言う人もいただろうな。。

私は「転んだら起きるだけ」というのをモットーとしていますけど、転んだ経験が多い人ほど、優しくなれるんじゃないかなとは思いますね。

少なくとも、組織においてやってしまいがちなトカゲの尻尾切りは、負の副産物が生まれやすいので、慎重に判断することをオススメします。

まあ、個人的な意見ですが・・・

はむ。

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PS.気づけば2022年も7月。。暑中見舞い書くの忘れてました・・・

メールとLINEでいいか。

新しい書道具と読書費に充てさせていただきます。