Recipe|11月のフィンランドレシピ 〈鱈のチーズソース焼き〉
フィンランド出身のフードコーディネーター・ヨハンナさんに聞く、季節のフィンランドレシピ。第3弾の11月は、今が旬の鱈を使ったレシピをご紹介します。手に入りやすい材料で気軽に楽しめるフィンランドの定番料理、毎日のおうちごはんにぜひ取り入れてみませんか。
●Seitiä juustokastikkeessa(鱈のチーズソース焼き)
『冬に向けて濃厚な味わいが恋しくなりますね。酪農が盛んなフィンランドでは、特に今の季節にはチーズや牛乳、生クリームなどの乳製品を様々な料理にたっぷり使います。日本のグラタンのような“ヤンソンさんの誘惑”や、鱈をチーズとクリームソースでオーブン焼きにしたこちらの料理は、フィンランドの家庭や学校給食の定番です。カレー粉が魚の臭みを消してくれるので食べやすく、濃厚でクリーミーなソースは大人も子供も大好きな味です!(ヨハンナさん)』
【材料】(2人分)
鱈 200g(2切れ)
A 塩 少々
A 白こしょう 少々
生クリーム(乳脂肪分47%) 100ml
ピザ用チーズ 50g
長ねぎ 20g
カレー粉 小さじ1/4
<飾り用>
ティル 適量
レモン(輪切り) 3枚
【作り方】
1:鱈をバットにのせてAをまぶして5分置き、余分な液体をキッチンペーパーで取る。長ねぎは輪切りに、ティルはみじん切りにする。オーブンを200℃に予熱する。
2:グラタン皿に鱈をおき、カレー粉をまぶして長ねぎをのせ、生クリームを加えてピザ用チーズでトッピングし、200℃のオーブンで20分焼く。
3:焼きあがったらレモンとディルをのせる。
フィンランドでは、マッシュポテトと一緒にいただくのが定番です。
次回は12月19日(土)、クリスマスにぴったりなレシピをお届けします。
こちらもぜひ楽しみにしていてくださいね!
【レシピ考案者】
ヨハンナ・ノウシアイネン
フィンランド出身。2014年からは料理関連のサービスに携わり、2017年にフードコーディネーターの資格を取得。現在は幅広く北欧料理を広める活動を行っている。メディアやカフェ向けの北欧料理メニューの監修・プロデュースからスタイリングやトークイベントを実施。フィンランド料理教室の講師としても活躍中 。
Instagram: @hokuofood.meirami