Recipe|9月のフィンランドレシピ 〈きのこたっぷりオムレツ〉
家で過ごす時間が増えた今、おうちごはんは毎日の楽しみのひとつですね。身近な食材を使い、お料理初心者でも簡単に作ることができると評判のヨハンナさんのフィンランドレシピ。今回はヨハンナさんが考案した、フィンランドの秋の味「きのこ」をたっぷり使ったお料理をご紹介します。
●Sienimunakas (きのこたっぷりオムレツ)
『秋と言えば「きのこ」!その風物詩はフィンランドも一緒です。週末は森に行ってきのこ狩りする人も多く、取れたきのこで美味しい料理を作ります。パパっと簡単にできるオムレツは一年中に人気ですが、秋にはもちろんきのこたっぷりを入れて、ボリューム感のばっちりの食事にします。ポイントのは2種類以上のきのこを使うことです。旨味が増して、大満足の一皿に!(ヨハンナさん)』
【材料】 (1人分)
しめじ 1/4パック
マッシュルーム 3個
厚切りベーコン 30g
玉ねぎ 25g
粉チーズ 小さじ2
パセリ 適量
A 卵 3個
A 生クリーム 大さじ2
A 黒こしょう 少々
A 塩 少々
無塩バター 5g
オリーブオイル 小さじ1/2
醤油 小さじ1/2
黒こしょう 少々
【作り方】
1:玉ねぎの皮をむき、根っこを切り落とし細切りにする。しめじは石づきを切り落として手でほぐす。マッシュルームを2mmのスライスに切る。ベーコンは1cmの幅に切る。パセリはみじん切りにする。Aを混ぜ合わせる。
2:フライパンにオリーブオイルを入れ、しめじ、玉ねぎ、ベーコンを中火で炒める。
3:玉ねぎがしんなりしてきたらマッシュルームを加えて30秒ほど炒め、醤油と黒こしょうで味付けし、一度火を止めてバットに移す。
4:スキレットにバターを入れ(スキレットをお持ちでない場合は、先ほど使用したフライパンを軽く拭き取って使ってもOK)、弱めの中火にかけ、スキレットが温まってきたら、Aを流し入れる。その上にバットに移しておいた材料と粉チーズをのせて、蓋をして弱火で2分蒸らす。
5:きれいな焼き色がついてきたら、半分に折って、オムレツ型にする。蓋をしてさらに2分蒸らす。
6:全体に軽く火が通ったら、刻んだパセリをまぶす。
熱々のスキレットで直接いただきましょう(フライパンの場合はお皿に移してからパセリをまぶすとキレイに仕上がります)。
こちらのブログでは、日本在住・フィンランド出身のフードコーディネーター、ヨハンナ・ノウシアイネンさんに、フィンランドの家庭で親しまれている手軽で美味しい季節のレシピをお届けしていきます。
次回は10月17日(土)の予定。どうぞお楽しみに!
【レシピ考案者】
ヨハンナ・ノウシアイネン
フィンランド出身。2014年からは料理関連のサービスに携わり、2017年にフードコーディネーターの資格を取得。現在は幅広く北欧料理を広める活動を行っている。メディアやカフェ向けの北欧料理メニューの監修・プロデュースからスタイリングやトークイベントを実施。フィンランド料理教室の講師としても活躍中 。
Instagram: @hokuofood.meirami