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記事一覧
2020年 見た映画ベスト18
1位 フォードvsフェラーリ
2位 鵞鳥湖の夜
3位 Mank
4位 TENET
5位 岸辺露伴は動かない
6位 女王トミュリス
7位 チャーリーズ・エンジェル(2020)
8位 マザーレス・ブルックリン
9位 オールド・ガード
10位 ミッドサマー
11位 スキャンダル(2020)
12位 パラサイト 半地下の家族
13位 劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明
14位 スパイの妻
15位 燃ゆ
ドライブ・マイ・カーの感想〜途中〜
小川さんの濵口監督インタビュー
#村上RADIO #ドライブ・マイ・カー
目を背けていた長女(の存在)
村上春樹原作の映画化のいきさつ:
嵌るところがあった。演じるということは自分の主題であったので、「ドライブ・マイ・カー」ならできると思った。村上さんの返答は「OK(お任せするので、この方向性でおやりなさい)」
尺について:
原作のキャラクターを裏切らない形で、続いていく人生を描いた。
2021年見た映画ベスト10
1位 ディナー・イン・アメリカ
2位 パワー・オブ・ザ・ドッグ
3位 ドライブ・マイ・カー
4位 プロミシング・ヤング・ウーマン
5位 モンタナの目撃者
6位 ラストナイト・イン・ソーホー
7位 DUNE/デューン 砂の惑星
8位 21ブリッジ
9位 最後の決闘裁判
10位 唐人街探偵 NEW YORK MISSION
琥珀茶色の悪夢「ナイトメア・アリー」
https://twist-design.life/art-nouveau/art-nouveau-art-deco-differentiations
アールヌーボーとアールデコの違いを徹底解説!意外とわからないその特徴や定義とは?
「第一次大戦勃発による、社会の変化により、装飾性が高く大量生産に向かないアールヌーボーは時代遅れとなり、約20年で幕を閉じてしまいました。一度衰退したアールヌーボ
映画ドンバスの小泉先生解説を聞いての感想
セルゲイ・ロズニッツァ監督の「ドンバス」は、呪術的な映画である。ものすごく簡単に捉えると地獄めぐりという作り方なのだけど、「巡り」というからには普通は入口があって出口があるはずのところ、この映画は出してくれないのである。
「不気味なリアリティ」
ドキュメンタリーではないのに、確かに、小泉先生が解説する通り「不気味なリアリティ」があった。
私は、プーチンの戦争が始まり、ブチャの虐殺の写真や動画を
デヴィット・リンチが『ブルーベルベット』で捨てたシーン、とは。
ドライヴのみんな大好き「ハンマーシーン」が、リンチが捨てたシーンだという話、どこで聞いたんだったかなぁと思い続けていたけれども、
「BLUE VELVET THE LOST FOOTAGE」の中のものでした。YouTubeなどにもありました。
今見ると、面白いけどもブルーベルベットの完成度からするとこちらは確かに捨てるのだろうなぁと思う。
翻って、ドライヴのハンマーシーンは、捨てたシーンそのもの
TAR/ター (途中)
過ちを犯さないのは、何もしない者だけだ。私はそう思っている。 ジョゼフ・コンラッド
リディアさんが身を守る皮膜について。
エリオット・カプラン(ギルバート・カプラン)の投資によるプライベートジェットとホテルの提供
コンサートマスターの教えと住居と処方箋
カウチとクルツ大佐的隣のお婆さん
を、放棄するとお化けの音を聞かなくなる。大きくこの3つは、言い換えれば社会・所属、家族、色恋。
3つの被
2023年に見た映画ベスト10(途中)
① TAR
② THE K_.LLER
③ ザ・ファースト・スラムダンク
④ コペンハーゲン・カウボーイ
⑤ 君たちはどう生きるか
⑥ she said
⑦ アステロイドシティ
⑧ 沈黙の艦隊
⑨ わたしの幸せな結婚
⑩ ヴァチカンの悪魔祓い
ウーマントーキング
キラーズオブフラワームーン
ワイルドスピード
Operation Fortune
アラビアン・ナイト
ジョン・ウィック
ドミノ
THE K_.LLER 疎外感で共感を得ようとはしない、新しい造形の「ザ・キラー」
計画通りに遂行しろ
即興はするな
共感するな
誰も信じるな
血圧を高くするな
脈拍を60に保て
良質なタンパク質を摂れ
「共感」と「誰も信じるな」以外はよく言われます。ふだんよく言われていること言う主人公にはなんだか共感してしまう。
「THE K_.LLER」の主人公の人物造形は自己破壊的ではなく、ふだん私達が指標とするふつうのことを自分に言い聞かせている、という新しいものです。
また、ストー
DINNER IN AMERICA 〜野卑なる者を求めて〜
⭐️キスシーンの多さは風と共に去りぬを彷彿とさせる⭐️映画「ディナーインアメリカ」を構成する要素として、「パンク」「食卓・食事」の次に見てみたいのが、「何回も出てくるキスシーン」です。
キスシーンが何回も出てくるアメリカ映画の代表格といえば、「風と共に去りぬ」があり、「ディナーインアメリカ」は希代のラブロマンスと似ているところが結構あるのです。特に、男性主人公のサイモンのありようが、野卑なるレット
DINNER IN AMERICA のディナーとは
🇺🇸🇺🇸🇺🇸
「ムショはアメリカで唯一まともな晩飯が出ると彼は言いますが、あれもまた一つのアメリカを表現しているつもりです。お金を仕送りしてもらうことで、他の囚人とは違う食事ができる」アダム・レーマイヤー監督
🇺🇸🇺🇸🇺🇸
最初に出てくるローストビーフが、凶悪で食べたくなくてすごいんですけど、↑のことを踏まえると、ストーリーの経過と共に段々まともな食べものになっていくの
DINNER IN AMERICA 〜パンク精神に則ってパティは歌い出すのだ!〜
⭐️⭐️⭐️
「パンク音楽を扱った映画では、音楽が最も酷い部分になりがちです。この映画では、音楽に全てがかかっているのだということを強く意識しました。まっとうなライブを見せて、主人公が“本物”だったと伝われば、それほど最高なことはありません」アダム・レーマイヤー監督
⭐️⭐️⭐️
デトロイトと言えば自動車産業と廃墟。中心市街地をドーナツ状に囲む宅地は、荒んでいると思いきや。ぎりぎり明るい郊外生活