見出し画像

#146 無自覚に声が大きい人の心理

あの人、声がものすごい大きいな…

・電車の中で、とてもよく響く声
・電話口から漏れてくる声

相手の声が大きいと少しびっくりしてしまいますよね。

でも、相手にはそんな自覚がなかったりします。

今回は、声が大きい人の心理についてご紹介します。

また、あわせて声が大きいことのメリット、デメリットもお話しますね。

1.声が大きい人の心理

画像1

まずは、どうして大きな声を出すのか、
声が大きい人たちの心理からご紹介します。

(1) 相手に自分の意見を伝えたい
ただ自分の意見を伝えたいだけということが意外と多いです。

それにも関わらず、生まれ持った地声が大きいために、
他の人にとっては大きな声に聞こえてしまいます。

自分が大きい声を出しているという自覚はなく、
自分を良く見せようとしているわけでもありません。

(2) 声のボリュームが大きい自覚がない
自分では声が大きいことに気付いていないケースもあります。

先ほどと少し違うのは、演劇をやっていたり、
体育会系の部活で腹筋が発達していたりと後天的に
発声する時のボリュームが大きくなったということです。

また、歳を重ねると共に耳が聞こえづらくなると、
自分が話している声も実際以上に小さく聞こえます。

ですので、本人としては普通に話しているつもりでも、
声が大きくなってしまいます。

このパターンも自分で気付いていないので、
改善するという意識がなく、ずっと声が大きいままで
生活しています。

(3) ハキハキ話したほうが相手に伝わると思っている
中には、良かれと思って声を大きくしている人も
います。

相手への伝わりやすさを考慮しているつもりなので、
こちらも悪気は全くありません。

会社でもさっぱりとした性格で仕事も早い方に多い
タイプです。

コミュニケーションにかける時間を減らすために、
聞き取りやすい声で話しています。

相手に確実に話している内容を伝えたいという思いが
強いため、ついつい声が大きくなる傾向にあります。

このように、時には迷惑に感じる位大きな声でも、
本人たちには全く悪気がありません。

時々、大きな声で相手を威嚇しようとする人も
いますが、少数派です。

 2.声が大きい人のメリット

画像2

声が大きい人のイメージが少しマイナスに
なってしまったかもしれません。

しかし、声が大きいことは仕事をしていく上で
大きな長所でもあります。

ここでは、声が大きい人の長所について紹介します。

(1) 堂々と話しているように見える
声が大きい人の話はハキハキと聞きやすく、
声がよく通るので堂々としてみえます。

同じ仕事でも堂々としている人と、おどおどしている
人だったら、堂々としている人の方が自信がある印象になります。

声が大きい人の場合は自信があるように見えるので、
内容が同じものであっても説得力が増します。

そのため、話すことが必要な仕事に就くなら、
声が大きいことは仕事でメリットになるります。

(2) 明るく元気な印象を与えられる
声が大きいだけで明るく元気な印象がつき、
何かあれば頼られるポジション、また先輩から
可愛がられるポジションを築きやすいです。

純粋に、元気に挨拶してもらえるだけで
こちらの気分がよくなりますね。

女性でも男性でも声が小さい人と大きい人、
どちらの方がコミュニケーションを気持ちよくとれるか
というと明るく元気な印象がある人の方でしょう。

3.声が大きい人のデメリット

画像3

とはいえ、声が大きい人は、何かと注目を集めます。

無自覚のままだとデメリットとなることも多いです。

(1) 周囲を不快にさせやすい
声が大きい自覚がないと、普通に話していても
「うるさい」と思われてしまいます。

冒頭に紹介したのが、正にこのシーンですね。

特に電車の中だと、周りの人をイライラさせることも。

本人は迷惑をかけている自覚がないので、
他人がイライラすると思っているのにも気づきません。

ずっと話し続けるので、更に周囲がイライラします。

(2) 気配りができない人だと思われる
声の大きい人には秘密を話そうとしない人が多いです。

なぜなら、秘密の話をしたくても、
声のトーンを落として話す意識が本人にありません。

最初はひそひそ声で話していたとしても、
徐々に声が大きくなっていく、なんてことがあります。

一回でも隠したい事を大声で話されると、
次から秘密の話はしたくなくなるもの。

声が大きい方は気配りができないと思われたり、
大事な話をされないようになってしまいます。

4.まとめ

画像4

いかがですか。

まずは、あなたは声が大きいかどうか、
日常生活を振り返ってみてください。

もし、声が大きい人は長所を伸ばしつつ、
TPOに合った声量を心がければいい事しかありません。

声が大きい人は、声が大きいと言う自覚がない
ことが多いです。

私も声が大きい方なのですが、
学生時代は自覚していませんでした。


自覚したのは母親と妹とで特急電車に乗っている時。

私と妹が普通の声量で話していたつもりでしたが、
母親から「うるさい」と怒られてからでした。

思い起こせば私も妹も合唱やったり吹奏楽やったりと
何かと肺活量には自信がある姉妹です。

声が大きくなるのも無理はありませんよね…。

怒られてから気をつけるようにして、今では(多分)
セーブできるようになりました。

もし周囲の人の声が大きければ、
一度相手に声をかけてあげてください。

また、あなた自身が「つい大声になってしまう…」と
悩まれていれば、誰かに気になったら声をかけて
欲しいとお願いしてみるのもいいでしょう。

少し意識できるだけでも全然違いますので、
もし気になる人がいたら日常生活で少しずつ意識してみてくださいね。

今回は、これで終わりにします。
ではまた。

👉次に読むなら

過去のオススメ記事を紹介
#137 行動は遺伝に勝るのか
#136 「分からない」の代わりに伝える言葉

いいなと思ったら応援しよう!