#168 人に振り回されない技術
・また上司に怒られた…つらい
・あの先輩、またイライラしてる…つらい
誰かの言動に一喜一憂してしまうこと、
ありませんか。
私は数年前までこのタイプでした。
相手を気にしすぎてしまうんですよね。
これがなかなか疲れるんです。
変な疲労感に襲われるんです。
でも、自分の感情が他人の言動に
左右されるの、避けたいと思いませんか。
特に誰かと「プロとして」関わるような職場
ではなおさらです。
私はこれまで、
「自分の気持ちを抑え込んで」
対応してきました。
でも、実はこれ、
あまりいい方法ではないことが分かりました。
必要とされるのは、
「感情を抑圧する」ことではなく
「適切にコントロールする」ことだったんです。
今回は、「人の言動に一喜一憂しない方法」
についてお伝えします。
1.人の言動が気になる理由
他人の言動に一喜一憂してしまう理由は
大きく2つあります。
✓ 感情への感度が高い
✓ 他人の言動や評価に影響を受ける
(1) 感情への感度が高い
感情に敏感に反応しているので、
他人より一喜一憂してみえます。
「同調する力」が強いということです。
相手の気持ちの変化を人より感じ取る力なので、
悪いものではありません。
むしろ、仕事でも必要とする場面は多いでしょう。
ただ、その感度を自分で
適切にコントロールする必要があります。
例えば、お客様の話を聞いて、お客様の気持ちに
引っ張られすぎるとプロとして対応できなくなりますからね。
(2) 他人の言動や評価に影響を受ける
必要以上に、他人の言動や評価を重要だ
と思っている人、いませんか。
これは、以前の私そのものですので、
その気持、とてもよく分かります…。
✓ 人か嫌われたくないな
✓ あの人からの評価が気になるな
こんな状態でいると
他人から見える自分が大事になってしまいます。
しかし、ここだけに注目すると、
他の重要なことがぼやけて見えなくなります。
例えば、
「自分はどんな人でありたくて、何をしたいのか」
とか。
自分の軸がブレると、仕事もプライベートも
他人に勝手に振り回され、ストレスが溜まります。
体裁も大事ですが、過剰に気にすると
あまりいいことはありませんよ。
※一時的に感情的になるのはOK
人間、情熱的な人もいればクールな人もいます。
これは個性ですので、あなたの魅力にも直結します。
感情的≒よくない、のではなくて、あくまでも
自分でコントロールできていない状態を
避けたいだけですからね。
「あの言葉にイラっとした自分もまだまだだな」
「人間いい時も悪い時もあるよね」
と自分でコントロールできればいいんです。
…私はここが分かっていなかったので我慢ばかりして
ストレスを溜めていました。
2.人に振り回されない方法
他人の言動に一喜一憂しないためには、
自分の軸をもって、コントロールすること
が重要だという話をしてきました。
では、自分をコントロールするために
何が必要かというと。
「理想的な自分」をイメージすることです。
例えば、
✓仕事では徹底的にプロ意識をもつ
✓コミュニティで自分のありたい姿を意識して振る舞う
のように、自分の理想をイメージ
することはとても重要です。
(1) 仕事ではプロ意識をもつ
会社で役割を果たすためには、
他人の顔色を伺う<会社の目標に
とことんコミットして結果を出すことが大切です。
この考え方が定着すると、自分の評価や
人間関係の摩擦を気にして言えなかったことが
「会社の目標を達成するため」に必要であれば
いえるようになります。
自分の感情の変化や体裁より
「ここで〇〇をやりたい」というものが
見えると相対的に重要度が下がり、
気にならなくなくなります。
(2) コミュニティで自分のありたい姿を意識する
あなたは現在、様々なコミュニティに
属していると思います。
✓家族の中での自分
✓会社の中での自分
✓趣味・習い事の中での自分
各コミュニティでどんな自分でありたいのか、
きっと少し違いますよね。
この違いを意識しておくことをオススメします。
理想の自分イメージできていると、
他人の言動に流されたり、一喜一憂する自分
ではなくなっていきますよ。
理想の自分に近付いて行く過程を、
喜び、楽しめるようになります。
3.まとめ
いかがですか。
今回は「他人の言動に一喜一憂しない方法」
についてお伝えしてきました。
他人の言動に一喜一憂する、と聞くと
ネガティブなイメージが強いかもしれません。
実際にそのような一面もあります。
ですが別の側面から見ると、
✓協調性がある
✓他人の気持ちや想いを理解できる
ということです。
そんなあなたに必要なのは、他人の評価より
自分の信念に沿って考え行動することです。
自分で考えて行動するのは、
全部自分で責任をとるということです。
ですので、慣れるまでは難しかったりします。
でもそんな中、未来に向けて一歩踏み出せるとき。
あ自分の信念に沿って行動できるのは、
とても気持ちのいいことだと気づけるかもしれません。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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