#30 社外の人との交流は超重要!
皆さんは社外のビジネスパーソンとコミュニケーションをとる機会はありますか?
毎日全国の至る所で様々なビジネスパーソン向けのイベントが開催され、情報を発信するプラットフォームも充実している時代。
特に今はオンラインでの参加ができるので、気軽に参加できるようになりました。
しかし、実際に社外のビジネスパーソンとコミュニケーションをとる機会がある方は少ないのではないでしょうか。
私の会社では外部の方と交流しているような人はほとんどいません。
部署が変わっても大体同じです。
ですが、私は非常に勿体ないと思っています。
私自身、数年前にビジネススクールに通うことで他社の方とコミュニケーションをとる機会があり、見識がガラッと変わったからです。
あの時、会社の外に出なければ、私はどんな人生を歩んでいたのだろうと思うと…ちょっと怖いですね。
今回は、何故私がそう感じるようになったのか、会社の外に出るメリットと一緒にお伝えします。
メリット1.自社の「常識」を疑える
もちろん、いい意味で言っています。
ある会社の常識がある会社の非常識、という事が実はよくあります。
社内のコミュニティ内だけで情報を集めていると、「これは常識とは限らない」という感覚がなくなってきます。
新卒で入社した当初であれば、違和感がある事もあります。
しかし、それに対して「これが当然」という教育を受けますので、そこで自信の感性が失われてしまいます。
私も漏れなく、純粋な感性を失った一人です。
私の新卒時代、楽しくはありましたが、
・残業して働いていると褒められる
・上司に文句を言ってもいい
・感情的になるのは当たり前
という職場でしたので、ある一定期間後に「あ、社会人ってこれでいいんだ」と思ったことを今でも覚えています。
いい訳ないですよね(苦笑)。
でもそう思ってしまっていたんです。
自身の変化や成長を阻害するものになった事も多くあったなと感じます。
また、自社だけに目を向けてしまうと、自社内での基準に沿った成長のみに目がいってしまい、いざ転職を考えたら市場価値がない人間になっていた…ということも有り得ます。
その会社で一生働くなら、なくはないですが、人材の流動化が当たり前になりつつある今の時代ではリスクでしかありません。
自社の「常識」を疑える、というのはある程度幅広い視野で物事を見れるからできる事なんです。
メリット2.ロールモデル、新しい価値観が見つかる
私にはロールモデルになる人達が沢山います。
本当に有難いですし、そういった人達の発信する情報が私の支えです。
しかし、その人達のほとんどは社外の方なんです。
社内にいる人も魅力はありますし、私自身尊敬している人は多くいます。
しかし、「あの人のようになりたいか?」と自問自答すると、「なりたい」とは答えられる人は少ないんです。
社内にいると似たような価値観の人が集まります。
それはある種当たり前の事ですよね。
目指している方向性もやってみたいことも似ていたりします。
だからこそ、新しい価値観や、アイディアを生み出す為には、違う基準で人が集まる場で、違う基準の人達と関わる事が大事だと考えています。
そして、そんな場所でキラキラを光ってみえる方を目指したいなと思ったりします。
対面でなくてオンラインでも構わないです。
直接会わなくてもオンラインのやりとりで「この人素敵だな」と思う方もたくさんいらっしゃいますよ。
メリット3.人の強みを別の角度から探せる
仮に、日常の業務で能力を発揮できていないと感じる人がいたとしても、「この人の強みは別の所にあるのではないか」という考え方ができるようになります。
社内で同じ業務の範囲内では「できない」と思われてしまう人も、別の業務では能力を発揮できるかもしれません。
アイディアマンだけど事務仕事は苦手…
こんな人、結構いませんか?
こう聞くと「確かに」と思いますが、実際に社内適応しきってしまっていると「あの人仕事できないよね」とレッテルを貼ってしまう危険性もあるんです。
また、「私は仕事が全然できない」と本人が落ち込む場合もあります。
その人自身を客観的に見て、
・別の領域で能力発揮ができないか
・他社の○○さんのような仕事にはマッチしそうではないか
というように様々な選択肢を持って考えられるとその人の可能性も広げられます。
メリット4.自分を改められる
敢えて最後に持ってきましたが、これは完全に私の経験談です。
社外から知見を得ることで、自分自身を改めることができました。
私は以前、割と仕事ができる方だと思っていましたし、何事もソツなくこなせる方だと思っていた時期がありました。
何かを学ぼうともせず、1年同じ職場にいればだいたい仕事は回せるし、黙々と仕事していればそれなりに評価されると考えていました。
でも、外の世界(ビジネススクール)を見て愕然としました。
貪欲に学ばれている皆さんをみて驚き、レベルの高さに圧倒されました。
自ら行動されている方も非常に多かったんですよね。
ロクに情報収拾も勉強もしていなかったので、自分が無知すぎてすごく恥ずかしくなりました。
私は今まで何をしていたんだろう、と頭を鈍器で殴られた感じです。
でも同時に、「知らないことを知るって楽しい」ということを思い出させてもらいました。
会社の外は厳しいけれど、楽しい世界だったんです。
それに気づくことができて、自分を改めることができました。
まとめ
いかがですか?
社外の知見を広げるメリットについて、お伝えしました。
私は当初、受け身ではあったものの、負けず嫌いな性格をしているのがバレていたのか、今の部長に「行ってみたら?」と背中を押してもらってビジネススクールに行きました。
感謝してもしきれない、そんな経験をさせてもらったなと思っています。
「今の仕事が忙しくてそれどころではないよ」と言われる方もいるかもしれません。
でも、別にビジネススクールじゃなくていいんです。
今ならオンラインサロン、コミュニティなど自分が一歩踏み出すことで誰かと繋がりをもつことができます。
よければ今日から、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
忙しい、でも楽しい、と言える日々になるかもしれません。
今回はこれで終わりにします。
ではまた。
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