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#271 あなたの時間、奪られてませんか

「あなたは時間泥棒、していませんか」

新卒1年目のスタッフに
こんな研修を実施しています。

働きはじめて半年がたち、少しずつ
仕事に慣れてきたタイミングで行う研修。

知らず知らずのうちに相手の時間を奪って
いないかを振り返るために実施しています。

ですが、時間泥棒をしているのは、
新卒の人たちだけではありません。

どのような人でも少し気を抜くと、
他人の時間を奪ってしまうかもしれません。

あなたは誰かの時間をむやみに奪っていませんか。

そして、誰かに必要以上に奪われていませんか。

今回は、こんな話をしていきます。

1.自分の時間を大切にする

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人の時間は1日24時間。
もっている時間はみな同じです。

だからこそ、意識しないといけないのは
自分の時間を大切にすることです。

自分の時間を大切にできない人は、
相手の時間も大切にすることはできません。

自分の時間を大切にできる人は、
いつも元気で毎日充実しているように見えます。

なぜなら、

できるだけ何かに熱中する時間

を作れるように工夫しているからです。

嫌だな、面倒だなという気持ちで何かに取り組むのは
少し気が進まない、と思いませんか。

こう思ってしまうと、効率も悪くなりますし、
自分の力も発揮しにくくなってしまいます。

ですので、自分の時間を大切にするためには、
自分にとって何かに熱中できる時間を増やし、
そうでない時間を減らす必要があります。

2.時間が奪われると感じるもの

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ただし、どれだけ熱中しようとしても、
私たちの時間がいきなり奪われて
しまうことがあります。

例えば、その最たるものとして
よく「電話」が例に挙げられます。

仕事に集中しているときに電話が鳴ると、
仕事が強制的に中断され、
集中力が途切れてしまうからです。

「電話には出ません」
「できる限りメールで連絡してください」

という方も増えていますよね。

もちろん、
電話そのものが悪いとは思いません。

時と場合によっては、電話をすることが
一番の選択肢になるかもしれません。

ですが、急ぎの案件でもないのに電話をしたり、
あまり重要ではない話を長々と電話でするのは
相手の時間を考慮している行動とは思いません。

今はメールやチャットツールも充実していて、
コミュニケーションをとる方法はたくさんあります

その中で敢えて、相手の時間を半ば強引に
もらうことになる電話を選択するのであれば、
それ相応の理由が必要だと私は感じます。

3.時間を大切にする人の考え方

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先ほどは電話を例にお伝えをしましたが、
時間を大切にする人は

✓ 自分が相手の時間をもらうなら、
✓ その分の対価を払う気持ちで動く

ということを常に意識しています。

「時はカネなり」と言うように、
相手の時間をもらうならば、
その分の対価をきっちりと払う気持ちで声をかけます。

世の中には、悪気なく、ですが平気で
相手の時間を奪う人がいますが、
そんな人とは適度に距離を置いて接しています。

自分がやりたいことを実現したいなら
「自分の時間」を奪う人と付き合っている
時間はありませんからね。

自分の時間を大切にし、
相手の時間も大切にする。

時間を大切にする人は
このようなことを意識しています。

4.まとめ

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いかがですか。

今回は、誰かの時間泥棒をしていないか、
振り返っていただくための話をしました。

例えば、相手に一度のメールで
内容を理解してもらいたいとき、

要件を簡潔に、かつ誤解のないような
文章を書く力が必要
とされますす。

言葉足らずにならず、ニュアンスも含めて、
長文にもならないように伝えるのは、なかなか大変です。

でも、これからテレワークが主体になる時代、
このスキルを一刻も早く身につけておいて
損はありませんよね。

他人の目を気にしすぎている人が多いですが、
限りある「あなたの時間」を簡単に誰かに
譲り渡すのはやめましょう。

あなたは他人のための時間を生きていませんか。

お互いの時間を大切にできる人と、
信頼関係を築けるきっかけになれば嬉しいです。

今回はこれで終わりにします。

ではまた。

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