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#153 仕事ができる「適当な人」

前回、いい加減で仕事ができない人の特徴についてご紹介しました。

今回は、仕事ができる「適当な人」についてご紹介します。

1.仕事が出来る適当な人の特徴

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「仕事ができる適当な人」の特徴は、こんな感じです。

✓ 取捨選択ができる
✓ 何でも余裕をもって取り組む
✓ 自分ができないことは断る

(1) 取捨選択ができる
仕事ができる人は取捨選択ができます。

何が一番必要かを選びとれるので、余分なことに
時間をかけることがありません。

例えば、職場のデスク周りも綺麗に片付いていますし、
鞄の中から物を取り出すときもすぐに取り出せます。

今取り組むべき仕事にしっかりと集中するので、
人よりも短時間で仕事ができます。

(2)  何でも余裕をもって取り組む
要領よく仕事ができると言い換えてもいいかもしれません。

仕事ができる人は、勤務時間中、常に張り詰めている
わけではありません。

「どんなときでも全力投球」と口にするのは簡単ですが、
実際に実行できる人はほとんどいないでしょう。

もし全力を続けられたとしても「いい仕事」ができる
わけではありません。

自動車のハンドルに「遊び」が必要なのと同じことです。

仕事全体の流れを理解して重要なポイントを押さえているため、
どこで全力を出すかという見極めがとても上手なのです。

(3) 自分ができないことは断る
仕事ができる人は、
何でも仕事をうけることはありません。

本当の意味で責任感があるので、無責任に
「できる」とは言わず、はっきりと断ります。

時には「冷たい」とか「やる気がない」などという誤解を
受けてしまうこともあります。

しかし、できないことを無理に引き受けて、
トラブルになった方が損失が大きいと知っているのです。

このように、「仕事ができる適当な人」は
全体を見渡せる程度の余裕を持ちながら、
本当に必要な所に注力できる人です。

2.人が万能でないことを知っている

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もしかしたら、体力にも精神面でも自信があって、
仕事を自分一人で抱えてしまっても、
なんとかこなせるよ、という優秀な人もいるかもしれません。

それでも、仕事は常識的な範囲内に収め、
余裕をもったほうがいい
です。

なぜなら、「現状をこなすこと」に精一杯になるのは、
現代の社会においては、避けた方がいいからです。

今、ここにある仕事だけをこなす日々が続くと、
「1年先、5年先、10年先を見据えた仕事」を
する時間がなくなってしまいます。

大企業であってもリストラを断行する時代です。

将来に目を向けずに仕事をすることは、
リスクが大きいです。

仕事のできる適当な人は、そのことを分かっています。

ですから、常に1~2割り程度は別の仕事ができるように
時間配分をしているのです。

3.まとめ

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いかがですか。

今回は仕事ができる適当な人、とはどんな人なのか
ご紹介しました。

いい加減で仕事ができない人は自分中心の思考であるのに対し、
仕事ができる人は、職場や仕事全体の流れなど周りを見て
行動しています。

仕事ができる人は、仕事を上手に分散させます。

周りを見ているからこそ、相手の仕事の状況なども把握した上で
仕事を依頼することもできます。

だからこそ、一人で仕事を抱えずに、人と協力して
結果を出すことができるんです。

良い意味で適当に仕事をこなし、
ストレスなく仕事を頑張ってくださいね。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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