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#152 仕事ができない「適当な人」

あなたの職場に、仕事がいいかげんで周りに
迷惑をかけるような「適当な人」はいませんか。

実は先日、私がいわゆる「適当な人」の雑な対応で
半日走り回ったことがありました。

これは今後の対応策を、
と思い調べた内容をご紹介します。

今回は、「適当な人」の心理や特徴をご紹介します。

1.「適当」に含まれる2種類の意味

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「適当」という言葉を聞くと、「いい加減」とか
「適当にやる」
というイメージを持たれるのでは
ないでしょうか。

実際に「適当」はこちらの意味で使われることが
多くなっています。

でも、本来は目的や要求に沿う様子を表します。

程度が「程よい」という感じですね。

このように、「適当」には「いい加減」「雑」
という意味と「相応しい」「程度が良い」
という意味があります。

2.適当な人の2種類の意味

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適当2種類の意味があるように、適当な人、という
言葉も2パターンの意味で使われます。

ここでは適当な人の2種類の意味について詳しく説明します。

✓「いい加減」で周りに迷惑を掛ける人
✓ 力の加減をちょうどよく合わせられる人

(1) 「いい加減」で周りに迷惑を掛ける人
一般的にはいい加減で周りに迷惑を
掛ける人の意味で使われることの方が多いです。

あなたは他人から「適当な人だね」と言われたら嬉しいですか。

おそらく、嬉しい気分になる人は少ないでしょう。

2種類の意味があるとはいえ、やはり「適当な人」
という言葉にはネガティブなイメージが強く、
いい加減、仕事が雑、といった意味で捉えがちです。

他にも、与えられた仕事を最後までやらない人や
時間やお金など、数字にルーズな人も「適当な人」の
レッテルを貼られやすいです。

(2) 力の加減をちょうどよく合わせられる人
とはいえ、ポジティブなイメージで使われることもあります。

「適当な人」は力が入りすぎず、ほどよく肩の力を
抜いて仕事ができる人とも言えます。

3.適当で仕事ができない人の見極め方

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適当な人をどうすれば見極められるのか、
についてもご紹介します。

適当な人の口癖や行動の特徴をつかんでおけば、
迷惑を掛けられる前に回避できるかもしれません。

適当な人に振り回される前に、
どんな言動をとるのか知っておきましょう。

(1) その場しのぎな行動や言動をする
いい加減で適当な人は、問題の本質を見抜くのが苦手です。

本質を解決せず、表面だけを取り繕ってしまうので、
問題が発覚した時には手遅れだったりします。

また、本質を理解できないままなんでも安請け合いしてしまい、
後から苦戦して周りに迷惑を掛ける場合もあります。

(2) 同じミスを何度も繰り返す
適当な人に仕事を頼んだとき
「伝えたことが伝わっていない」
と思ったことはありませんか。

仕事がいい加減で周りに迷惑を掛ける人は、
人の話をしっかりと聞いていないことが多いです。

結果、伝えたことを忘れて同じ間違いをします。

(3) 整理整頓ができない
職場のデスク周りや身だしなみ、
鞄の中などをチェックするのも有効です。

適当な人は仕事だけでなく、
身の回りの整理整頓もきちんとしていないことが多いです。

一つ一つのことをいいかげんにしてしまうので、
書類がすぐ取り出せない、デスクの上が汚い、
部屋が散らかっているなどの特徴があります。

(4) 時間にルーズ
仕事が良い加減な人の中には、時間にもいい加減で
頻繁に遅刻してくる人もいます。

仕事のスケジューリングがいい加減で時間内に終了
できなかったり、予定外の事態が起こったりして、
結果的に約束の時間を守れません。

4.適当な人の対応方法

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いい加減な人が周りにいると仕事を進める上で困りますよね。

でも仕事ではそんな人とも接しないといけないときが
あります。

そんなあなたに向けて、4タイプの適当な人の
対応方法をご紹介します。

(1) 極度のマイペース
悪気が全くなく、マイペースなだけのタイプの人、
結構多いんです。

このタイプは、自分がやりやすい方法を選んで
仕事を進めた結果、ボロボロ…ということが
多々あります。

対応方法は、自己判断をさせないことです。

仕事を依頼する時は、仕事の進め方まで指示を出し、
自己判断をさせないようにしましょう。

(2) 過去の経験から自暴自棄になっている
適当な人の中には、元々は真面目に
丁寧な仕事をしていたという人もいます。

過去に真面目に仕事をしていたのに、他人のせいで
自分が損をしたような経験が増え、
「真面目にやっても仕方ない」という考えに
変わった人です。

このタイプには、こちらが丁寧に接して、
本人の努力や結果を認めてあげましょう。

少しずつですが、真面目にやったら見てくれる、
評価される、と思ってもらえるようになります。

(3) 何かに打ち込んで一生懸命やり遂げたことがない
今までの人生で、粘り強く頑張って何かを
やり遂げたという経験がない人もいます。

このようなタイプは、何かに打ち込んだことが無く、
ドライで他人事に考える癖があります。

何に対しても適当な言動になりやすいので、
まずは仕事を「自分事」だと思ってもらう必要が
あります。

(4) 自分に甘い、見通しが甘い
自分に甘かったり、見通しが甘い方も
意外と多いです。

自分が辛くなると仕事を途中で投げ出したり、
中には全く根拠のない自信をもっている人もいます。

なぜか「なんとかなる」という気持ちで
仕事をしているので、期限に間に合わず
周りに迷惑を掛けてしまいます。

仕事を頼む時は、先々のリスクを含めて、
細かく説明することが必要です。

4タイプの方を紹介しましたが、実際には
(1)と(4)のハイブリット、
のように複数タイプが混ざっている方もいます。

5.まとめ(次回予告)

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いかがですか。
今回は「適当な人」の特徴についてご紹介すると
ともに、簡単な対応方法をお伝えしました。

次回は「程よい」意味で適当な人、仕事ができる人
の特徴をご紹介します。

よければ次回も遊びにきてください。

今回はこれで終わりにします。
ではまた。

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