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【中国語】留学並みの効果が期待できる4つの習慣

「我的英语是MADE IN CHINA」
(わたしの英語はメイド・イン・チャイナです)

わたしの好きなポッドキャスト『自然而然说中文』の佳佳さんのことばです。

まずは彼女の話をさせてください。
彼女の母語は中国語。
英語が堪能で、スペイン語も話す教育者です。
彼女は留学せずに中国で英語を習得しました。一方、仕事の関係で3年ほどいたUAE(アラブ首長国連邦)では、公用語のアラビア語はまったくできなかったそうです。
まわりの人と英語でコミュニケーションがとれたため、アラビア語を学ぶ必要性がなかったからだと話していました。

        ◆◆◆

わたしは10年間中国語を勉強してきましたが、海外に住んだことは一度もありません。
このことは、わたしにとってコンプレックスでもありました。
しかし、彼女が言うとおり、現地に住めば話せるようになるわけではありません。

そして、いまはインターネットがあります。海外に行かなくてもできることはたくさんあるはずです。

今回は、わたしが実際にやっていることの中から、現地に住まなくてもできる"語学留学"の方法を紹介したいと思います。

①中国語ひとりごとタイム

道具はなにもいりません。仕事や学校から帰ったあと、その日あったことや思ったことなど、なんでもいいので口に出してみましょう。

「言いたいことが頭に浮かんだけど、なんて言えばいいかわからない。」
そんなときは、次の方法を試してみてください。

1.言いたいことを日本語でメモする
2.自分で中国語訳したあと、ネイティブの方に自然な中国語かチェックしてもらう
※あとで紹介するオンライン中国語講師などがおすすめ
3.スラスラ言えるようになるまで繰り返し練習する


わたしの好きな英語学習本『英語日記BOY』の中に、こんなことが書いてありました。

"その場で言えなかったことは悔しいかもしれないが「言いたかったのに言えなかった」フレーズは、もう一度使うチャンスが、いつか必ず訪れる。"
引用『英語日記BOY』新井リオ

②中国語ドラマをみる

留学のメリットは、意識しなくても外国語が聞こえてくる環境におかれることです。
日本で"中国語留学"をするために大切なことは、頭の中の中国語の割合を増やすこと、つまり、日本語の摂取割合を減らすことです。

わたしはもともとテレビ好きでしたが、中国語学習を始めてから日本のテレビをみる機会を意識して減らしました。

職場や学校で日本語しか使わないひとも、それ以外の時間は中国語ドラマを聞き流すなどして、中国語摂取量を増やしましょう。

こちらにおすすめを書いたのでよかったらみてください。

③中国SNSを活用

スマホに中国系のアプリをいれておくと、自然と中国語に触れる機会がふえます。
たとえば、「微博」ではテキスト・動画・ライブ配信などからタイムリーな情報を得ることができます。インスタグラムユーザーなら、「小红书」もおすすめ。

④オンライン中国語会話

オンライン中国語会話は、日本で中国語を習得したい方にぴったりのツールです。
読み書きはひとりで学習できますが、話すことの独学は限界があります。

スマホの音声検索機能(siri Alexaなど)で、ひとりごとの延長のように会話するのもいいですが、毎週決まった曜日・時間にネイティブの先生と話すほうがモチベーションがつづくでしょう。

さいごに

今回は、海外留学しなくてもいい理由と、日本にいながら語学留学の環境をつくりだす方法についてご紹介しました。

この文章が、いろんな理由で海外留学できないけど中国語がんばりたいひとへ、少しでも参考になればうれしいです。

わたしもこれからもがんばります。自信をもって「我的中文是MADE IN JAPAN」といえるように。

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