【クオルスの提携ワイナリーを訪ねて 7】エルメスから突然の電話。2年ぶりの再会でディナーへ
2019年2月、ボローニャに滞在中だったLaPassione!編集部。突然、テヌータ・ウッチェリーナのエルメスから電話が入った。「今ボローニャにいるんだって?だったら是非うちにも遊びにきてよ!」とのお誘いが。エルメスファミリーが待つラヴェンナ近郊のルッシへ向かった。
クオルス・リストランテが現地で出会い、彼らの情熱(Passione)や人柄、品質に共感し、提携しているスクアドラ・クオルス(チーム・クオルス)の作り手達。どの提携先もファミリー経営で規模が小さいものの、伝統的な製法と技術でクオリティの高い本物を作り続けています。スクアドラ・クオルスの一員で、クオルスが提携しているワイナリーの1つをご紹介します。
エルメスファミリーからのサプライズ!
実は、ちょうどこの日はクオルス代表、高波の誕生日。エルメスファミリーからのサプライズ!ブルソンの特別ボトルをいただきました!
その後エルメスファミリーとともに、ディナーはウッチェリーナのブルソンが飲める地元のレストランへ。2年ぶりの再会を果たした夜を楽しみました。
ワイナリー「テヌータ・ウッチェリーナ」の「ブルソン」
クオルス・リストランテでも人気のブルソン。ロンガネージ種100%で造られていますが、このブドウは、ラヴェンナ県パーニャカヴァッロ地域の固有品種です。たった1本、しかも野生の状態だったこのブドウの木の不思議なカを直感的に見出し、接ぎ木を始めてワイン用のブドウとして再生させた、発見者のアントニオ・ロンガネージ氏の名前を取って名付けられました。
ロンガネージは収穫後、陰干しし、半乾き(イタリア語でパッシート)になったところで醸造を行う。これによってブドウの糖分が高まり、14度~15度と高めのアルコール度数が実現されています。
青ブル、黒ブル、どう違うの?
ブルソンは青いラベルの「ブル」と、黒いラベルの「ネラ」の2種類。100%ロンガネージ種を使うほか、ブルは6ヶ月以上のバリック(オークを使った小型の樽)熟成、ネロはブドウは手摘みで、20ヶ月以上の木樽熟成が義務付けられている。
ブルソンにはこんな料理がぴったり◎
個性の強いブルソンに合わせるなら、まず同じエミリア・ロマーニャ州の食材から始めてみよう。サラミや生ハム、そして肉は牛肉よりも豚肉。さらに同郷のバルサミコを使った一品や、パルミジャーノ・レッジャーを使ったパスタやピッツァ、リゾットも相性がいい。
テヌータ・ウッチェリーナの「ブルソン(赤)」はこちらから購入いただけます。
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