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ここが私のターニングポイント #8 めい

身近な人のターニングポイントをご紹介する本企画。今回は予約半年待ちの銀座「鮨 あらい」で見習いをする鮨職人の、めいさん。ソムリエとしての顔も持ち、一年間フランスでワインを学んだ経験も。数少ない女性鮨職人としての道を選んだめいさんのターニングポイントを伺いました。

◆Profile◆
めい(@mei3158)/鮨職人見習い、ソムリエ/20代
拠点:東京

Q1:あなたの人生の『ターニングポイント』は何歳頃?
「22歳頃。」

Q2:『ターニングポイント』となった出来事をできる限り具体的に教えてください。
「大学を出て、鮨職人になることを決めた時。周りの友人は就職先を決めていく中で、私はやりたいことが明確には見つからず…。料理、特に鮨が好きだった事と女性が少ない業種なので、この道なら自分らしい道を築けるかもしれないと思い、決意したらすぐに行動に移して『鮨 あらい』の門を叩き、職人見習いを始めました。」

Q3:『ターニングポイント』で感じた不安、恐怖、悲しみをどのように乗り換えた?
「自分で選んだ仕事ではあるものの、辞めたいと思うくらい大変なことももちろんあります。でも、まずは何があっても辞めないと決めました。どんな仕事をするのも大変だから、『自分で決めた仕事』であるという責任感が続ける糧になったのです。」

Q4:『ターニングポイント』を機に、キャリアアップするために必要な要素とは何だと思う?
「自分の好きなことでスキルを身につける努力をしてみること。私の場合はワインが好きだったので、鮨とワインを一緒に楽しんでもらえたらいいなと思ったことから、ソムリエの資格を取りました。鮨職人+ソムリエ、2つの異なる仕事ですが、私の場合はカウンターを通してお客様を幸せにすることにやりがいを感じるので、鮨職人としても非常に意味があったと思っています。」

Q5:『ターニングポイント』を過ぎ、最も得た学びとは?
「自分の事をよく知る事でしょうか。人には得意不得意があり、自分のそれを知る事はキャリアを築く上でとても大切だと思います。私の場合、男性の多い鮨職人の世界で、体力的に周りと違いがあると実感しました。そのため、不得意な部分をカバーしようとするのではなく、ソムリエという周りとは違うスキルを身につけようと思ったのです。」

クリエイティブプロデューサーMutsumiのロサンゼルスでの活動を辛酸なめ子さんがnoteとハフポストで連載中です。そちらもよろしくおねがいします。 https://note.mu/nameko_la