#Day7 怠惰を愛する
こんにちは
スノボでお気に入りのネックウォーマーを無くした野口一馬です #いい天気だったからよし。
このテーマはもうちょっと深掘りしていつかまとめたいと思いつつ、とりあえず今思っている事を書き連ねます。
依存性の高いコンテンツが増え、自分の時間を何に使うか、自由意志とはなんとなく離れている部分で意思決定してしまっている。
そんな風に思えるタイミングが増え来ているような気がします。
SNSやNetflix、ゲーム、最近だとクラブハウスなど。
そういった人の心を掌握するプロがコンテンツを作る時代に突入し、人々は「無駄な時間」「時間の浪費」といった言葉に敏感になってきています。
行動経済学によると、娯楽や承認欲求のために支出する金銭感覚は鈍るそうで、
時間もまた一緒だと思います。
僕もなんとなく見初めてしまったTikTokに気づいたら1時間たってた、なんてことザラにあります。
それで夜寝るのが遅くなって朝に眠い目を擦る羽目になる。
後5分、、が10回続く。
誰か偉い人が言ってました。
人は弱い生き物だと。
弱いというのは、自由意志の話だと思います。
本当はTikTokをやめて、早く寝て明日に備えたいはずなのに見るのをやめられない。
心と脳が真逆のベクトルで綱引きしてしまっていて、心が勝つことが難しいんです。
この状態を一般的に怠惰と呼ぶと思います。
僕も何度怠惰な生活を抜け出そうと思って失敗したことか、、
ここで終わればいいのですが、
怠惰な生活を怠惰な生活として認識し、
その時間がもったいなかったな、とか、無駄な時間だったなって思う
時間と人生はニアリーイコールなので、自分の人生を潜在的に否定しまう事になります。
気がつくと自己嫌悪に陥り、さらに怠惰な生活が続く。
という悪循環を生んでしまう。
どうすればいいかというと
結局のところ、"幸せ"とは自分を愛せる事だと思っているので、
即ち、どんな自分でも受けいれる事ができる状態なので、
そんな怠惰な自分の一面すら愛してしまおうという事です。
どうせ綱引きで勝てないなら、脳と同じベクトルに心を持っていって、脳に加担すればいいのです。
結局怠惰なままでいいの?
そういった声が聞こえてきます。
いいんです。怠惰でも。
これは正当化とはちょっと違います。
ちょっと難しい話をしますが、
目的は、心と脳を同じベクトルに向かせる事です。
心と脳を喧嘩させたら100%心が負けます。
それほど脳が分泌するホルモンは強力なのです。
だから、喧嘩せずに寄り添うことです。
そして少しずつ、脳を心に寄せていく。脳が気が付かないレベルで逆のベクトルに誘導し、気がついたら180度回転してた、みたいな。
だからTikTok見てる時も、まずはTikTokに夢中になっている自分を認識し、受けいれる
「ああ、俺TikTok楽しんでるな。俺の脳は今喜んでるぞ。何も考えず、ただただ面白いコンテンツを消費している。いい時間だ」
この次が最大のポイントで、
「今自分は、TikTokにのめり込んでいて、一見すると時間を浪費している自分ですらも受け入れたんだ。俺は本当に自分を愛せているんだな」
という事実をあえてキチンと認識すること。
すると、人は愛している人の事を大切にしようとします。
だから自分の事を大切にしたいと思いだすのです。
こここらちょっとずつベクトルを心の方へ誘導していきます。
「自分の人生もっと大切にしたい。情熱を持てるものに時間を注ぎたい。」
すると
「TikTokつまらなくなってきた!そういえばあの本が読みたい!」
って脳がなります。
怠惰を愛する事。それが怠惰から抜け出す最短経路です。
もし抜け出せなかったら、きっとそれは本当に怠惰ではありません。あなたにとって本当に大切な時間なんだと思います。それを認めてみましょう。
ここまで経験談ベースで、科学的根拠など1ミリもありません。
でも怠惰を含め、愛するという技術は精神を安定させるのに素晴らしい技術なので習得することをおすすめします。
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