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2021/5/4 暇と退屈と

ゴールデンウィークらしいことを全くしないままゴールデンウィークが終わろうとしているけど、ここ最近「なんもしたくね〜」と思いながら過ごしていたのにいざ「なにもしない」ことを選択するとそれはそれで「ゴールデンウィークらしくね〜」となってしまうので欲張りな人間だなぁと思ってしまう。
といってもGW前(例の宣言前)にライブラッシュがあったので個人的にはだいぶ満たされているというか、思いっきり「らしくない普通の日々」を過ごさせていただいたのでその分の「なにもない日常」を過ごしているのかな、とも思っています。しかも今は積んでいた本を読んでいるのでそれはそれで「GWらしい日々」と言えるっちゃ言えるし。
暇だけど退屈はしてません。

さて。

買いました。FUJIFILM X-Pro2。現行機ではないので中古ですが。
T2の時と同じく好きなミュージシャンの方が使っていたから前々から「ミラーレスを買うならコレだなぁ」と思っていたのだけれど、レンズ(しかもツァイス!)付きで出ていたので購入。単純比較はできないと思うけど同じくツァイスレンズのT2と比べるのも楽しそう。

しかしフィルムカメラを買った時あれだけ言っていたのになんで今さらミラーレスを買ったのか、なんですけど、
一番大きな理由が「T2が優秀すぎたから」ということ。
ポケットに入るサイズでパッと出してさっと撮ってメッチャいい写真ができるT2はお散歩に持ち歩くには最高なんだけど、その分こっちで何もしなくて良すぎて結果的にスマホで写真を撮るのと同じに……までは行かないけど、それぐらい手軽すぎて、趣味に「写真」と書けるのかコレ……?と思うところまで来たワケです。まったく、最高のカメラじゃないの。

ということでミラーレス機を検討し始めたのがつい最近。もちろんX-Proシリーズは最初から候補の筆頭だったけど色々検討していくうちに明らかにコレが最高の選択肢だ……ということに。
カメラを買う時に条件として選んだのが3つ。

①レンジファインダー機っぽいやつ
②モードとかあんまりよくわからないからその辺楽そうなの
③動画はあんまりいらないかも

③はまぁあんまり考えないというか、今カメラ買ったらたいていついてくる機能だから置いとくとして(動画性能とかマイクの性能はあんまり評価しないという意)。
①は結構マストで考えてました。
T2がコンパクトながらレンジファインダー機なので「ファインダーを覗いてシャッターを切る」という動作で写真を撮りたかったのでファインダーがあるのは必須条件でした。その中でもX-ProシリーズはOVF(ファインダーからそのまんま外が見えるやつ)搭載なので使い勝手がほぼそのままT2のようで、
もうこの時点で8割9割決めてもいいぐらいの条件一致具合。
ついでに②の条件ですが、上面のダイヤルに「P」とか「A」とか書いてるだけのダイヤルがあるやつがどうも好きになれなくて。
その点Pro2はISOとシャッタースピードと露出補正のダイヤルだけで、その辺も「余計なことしてない」というか「フィルムカメラっぽい」というか……。
オート(ほぼ使ってないけど)にするときは全部「A」に合わせればいいだけで、設定も確認しやすくシンプルでわかりやすい操作感が気に入ってます。うん、素晴らしい。
かくしてX-Pro2ユーザーとなった鍵!。3つのダイヤルとツァイスレンズを駆使してAPEXダイヤグラムを走り回る彼の写真は世界を救えるのか。
乞うご期待!

ということで最近の撮れ高です。基本マニュアルで撮っています。
「それはそう」という話なのだけど、撮った後に設定を見返せるのもデジタルならではの利点ですね!

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上げてて気づいたけどパソコンで撮影時データ見れないんかい!
T2(フィルム)が「フィルムの色味とAFでその瞬間を(物理的に)切り取る」という感覚なのに対してPro2(デジタル)は「設定を自分で調整して計算通りの画像を生成する」というような感覚で撮っています。
ターンテーブリズムにおけるアナログ時代の「不便性の中から何を産み出せるか」というものとデジタル時代の「何でもできるからこそ自由な発想で何を生み出せるか」という対比に似ているなと思いました。

PS
「『フィルムの色味とAFでその瞬間を(物理的に)切り取る」という感覚』」にさせてくれたT2×リバーサルフィルム(FUJICHROME Provia100)での撮影+マウント作成。

マウントまで作ると「その瞬間を物理的に切り取っている」感がより出てくるね!デジタル買ったタイミングでフィルムの新しい面白さに気づけたのはすごく良かったなぁと思います。



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