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2020/11/8 MY NEW GEAR

「my new gear...」って楽器クラスタが使ってるのを見たのが初めてなんだけど発祥はあの辺なんだっけ。

ということでNEW GEARです。

CONTAX T2。たぶん自分より歳上のコンパクトカメラでございます。
色々(買いたかったカメラがオタクと被る等)あってこれになりました。
デジイチとかミラーレスでバキッと撮った速効性のある写真はオタクのみなさんに任せてオールドスクールなフィルムカメラで遊んでいきたいなと思います。

こういうデカい買い物をする時とか何か新しい趣味に手を出したい時にめちゃくちゃアレコレ考えてから最終的には衝動で動くようにしてるんですけど(貧乏性で飽き性なので)、なんでまたフィルムの、しかも単焦点のコンパクトなんかに手を出したのか書き連ねていきます。

1.デジタルカメラを持つ利点がないならフィルムカメラを持てばいいじゃない

「写真を趣味にしてみてもいいかも」と思い始めたのは9月頃に集団で旅行に行った時スマホで撮った写真がなんか評判良くて、あ、じゃあカメラ買ってもいいんかな?と初めて思いました。
調べ出したら色々メーカーごとに長所があって楽しかったのですが、自分の中の貧乏性の悪魔が僕に語りかけます。
「画質が良くてハッキリした写真が撮りたいならスマホでよくない?」
そう。そうなんです。
今どきわざわざカメラだけ別に持たなくても写真なんてスマホで十分なんです。
しかも最近のスマホは画像加工用のアプリもタダですごくいいやつがあって、どうせ写真を見せる場所もSNSぐらいしかないので都合がとてもいい。

一度は消えかかったカメラへの欲求。しかし僕の中のバイブスの天使(衝動性とも言います)はこう言います。
「でもカメラやりたいって思ったんだろ!?その気持ち大切にしようぜ!」
「逆に考えろ!カメラじゃないとできない事を探せ!」

その結果たどり着いたのがスマホじゃ絶対にできない「フィルムを使って写真を撮る」なのです(なんだか結論ありきでどうにかカメラを買うことを肯定しているみたいに見えるなぁ……)。
フィルム代と現像代はネックですが、1本と現像代で2000円〜3000円ぐらい。週末の趣味がこれで済むならそんなに面食らう程でもないんじゃないんかなぁと、これは趣味が1つで済めばの話ですが。

2. レンズ沼とかいうのダルくね?

ミラーレスまで検討していてカメラを買おうか考えてる時にものすごく悩んだのが「どのレンズを買えばいいの?」ということ。
個人的にパッと出してパッと撮れるのが理想だなと思っていたのであんまデカいレンズはイヤだなぁと思いつつ、何ミリで絞り値がいくつで……みたいなのを比較検討するのが死ぬほどダルい。
どうせ増やすんだし最初はキットレンズでいいでしょという気もするけど見ていたのが中古ばっかでレンズセットとかもよくわからず……。
結果的に一体型・漢の単焦点レンズを搭載したT2になったワケです。
将来的にレンズ交換するカメラを買いたくなった時のために言い訳にもなるはず……。

ともかくこれでレンズ沼回避だ!勝った!と思ったのもつかの間、世の中にはフィルム沼現像沼なる魔界もあるらしく、今から戦々恐々としております。

3. 好きなアーティストが使ってる

これメッチャ大きい。
前のブログでも題材にさせてもらったWONKのドラマー荒田洸さんもCONTAX T2を使っています。

ちなみに、WONKのピアニスト江﨑文武さんはT2の後継機CONTAX T3を使っています。(確か星野源さんもT3ユーザーだった気が)
カメラは違えど色々参考にさせてもらってて、フィルムなんかは文武さんと同じkodakのULTRA400にしてみようかなと思ってます。

そんでベースの井上幹さんはnoteでPhotologをつけていて、教科書みたいな気持ちで読んでます。

幹さんのVlogとWONKRADIOのカメラ選び回はめっちゃ見たり聴いたりしました。幹さんから遅れること数ヶ月ですが、全くカメラについて知らなかった人がめちゃくちゃ知識を身につけてすごくいい写真撮ってるの見るとやっぱり「俺も…」となりますね。

WONK周りのメンバーはみんなカメラやってるイメージなんですけど、やっぱりセンスいい人ってカメラも上手いんだなぁとなる。たぶん俺もセンスよく見られたいんでしょうね。


で、実際に届いたその日の午後に街に出て写真を撮ってみたんですけど、

なんかもう素晴らしいの一言。
比較的青みがかりやすいらしいULTRA400の「これぞフィルム」みたいな感じとトーシロが適当にパチパチやってもサマになるT2の鬼性能。
腕前的にはまだまだなのは重々承知ですが、これはお出かけが楽しくなりそう、という予感と共にネガ片手に帰宅しました。

カメラもフィルムなら音楽もレコードという、令和にもなって昭和〜平成懐古趣味のアナログ人間のようになりつつありますが、別にアナログ至上主義者でもないんですよね。個人的に「趣味なんて手間を楽しんでこそ」みたいな気持ちがあるだけで。
でも多分デジタルにはデジタルの楽しさと手間があって、そういう部分を楽しめるようになれる気がしたらミラーレスも手を出すんだろうなぁ、と思っています。
たしかDOMMUNEでターンテーブリスト特集をしていた時「昔のアナログDJは制約の中でルーティーンを作り出すことに難しさがあり、今のデータDJは『何でもできてしまうからこそ』地力と発想力で競っている」みたいな話を聞いたんですが、なんとなくカメラのデジタル/アナログ論争にも同じことが言えるのかな、と感じました。
まぁ、買いたくなったらまた結論ありきで自己肯定して買うだけな気がしてならないのですが。

ということでこれからTwitterとかインスタとかが写真でやかましくなるかもしれません。よろしくお願いします。

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