COSMOS

絵と写真と言葉の人です

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最近の記事

2023飛翔

明けましておめでとうございます。 2023年、どんな年になるかな。 どんな年にしたい? そうイメージした時、「飛翔」って言葉が浮かんだ。 そして、「飛翔」って、チャレンジでもあるんだなぁって。 これまでいたステージや、これまでの境界を超えて、高みへと羽ばたくのだと。   これまで育ててきたものや、培ってきたものが下支えをしてくれて、 あるいは、これまでとは違った考え方を受け入れたり、 改めるべきことは、改めて。 様々なこと、軽く、軽くありたい。 そうして、まだ見ぬ世

    • 蓮とかくれんぼ

      どんなにじょうずにかくれても かわいいほっぺがみえてるよ だんだん だあれが めっかった ふふふ はすさんみーつけた きゃ、みつかちゃった〜 朝の上野不忍池 蓮さんとかくれんぼして遊んだよ。 葉と葉のむこうや、大きな葉のしたに ちょこんって隠れてるんだけど、 艶やかなその姿はほんのちょっと見えただけでもわかるんですよね。 みんな、蓮さんをさがしてたよ。 梅が咲いて、木蓮が咲いて。 桜が咲いて、ひなげしが咲いて。 花が咲くところに人がいて。 花の姿

      • 一蓮托生 -いちれんたくしょう-

        おなじひとつの蓮の台に生まれて みなともに咲いている 「運命を共にしよう」「どんな結果でも仲間だよね」「みんな同罪だよね」 現代ではこんな意味で使われること、理解されることが多い言葉。 一蓮托生 -いちれんたくしょう- この言葉も本来は仏教の言葉です。 そうして、本来の意味は、 「皆共に極楽浄土へ行き、同じ蓮の台座の上に生まれ変わる」 という意味。 浄土・・というところには、蓮の花がたくさん咲いていて、 蓮の台座は、極楽に往生した人だけが座れるところな

        • 世界の始まりの蓮

          宇宙がまだ混沌としていた頃。 原初の水の中。 ヴュシュヌは、大蛇を寝台として眠っていた。 四千ユガの眠りの後、ヴュシュヌは創造の志を起こした。 その意志はハスの形となり、彼の臍(へそ)から成長し、 やがでハスが開花するとそこにブラフマー・・梵天が生じた。 梵天は蓮のうてなに座し、天地万物を造化した。 世界の始まりのその蓮を、世界蓮・・カーロ・パドマと言う。 蓮は生命発生や世界創生に深い関わりをもつ花。 「生命」「誕生」「生成」「(命を育む)子宮」「魂」 「

        2023飛翔

          蓮 〜仏性開花〜

          蓮は、泥の中より美しい花を咲かせる。 たとえ泥中に在ってもその泥に染まらず、 真っ直ぐに天を目指してその花を開く。 それは、 泥中という、悩みや苦しみという煩悩の多い環境あっても、 諦めず、流されず、その花を守りゆく清浄さと素直さの姿の顕れ。 仏法の世界においては、 わたしたち人間含む生きとし生けるすべての命に最初のタネ・・・ 「仏性(ぶっしょう)」が宿っているという。 誰にでもあるタネ・・「仏性」 そのタネは誰にでも平等に宿っているものだけど、 いつの

          蓮 〜仏性開花〜

          人生は経験の連続

          多くの人にとっての仏教って、どんなものなんだろう。 ものごころつく前からあたりまえのように御仏さまがそばにいて、 手を合わせるのも自然だし、その存在を感じない日はなかった。 幼い頃、観音さまに出会って、仏陀に出会い、 気づけば、空と海を師と仰ぎ、幾年。 わたしにとっては、仏教は仏教ではなく、仏法で、 それは、この世界の真実を紐解く教えで、 なによりも、人を幸せに導く道。 歳を重ねるたびにそう思う。 仏法には「一経験一仏」と言う言葉があって。 毎日出会うすべ

          人生は経験の連続

          言葉未満の響きを大切にしたくて

          この世界の 形あるもの 形のないもの みんな響きをもっていて 響きから言葉が伝えられ アンテナが響きをキャッチする 感性という受信装置はそれを心まで運んでくれる その信号を受け取り、そうして私は、「言葉」を紡ぐ。 「五大に響きあり」   空海さん・・弘法大師の言葉。 五大とは、地・水・火・風・空のこと。 それを言い換えれば、この世界の森羅万象すべてのことをいう。 この世界のすべては、固有の響きをもっていて、 姿あるもの、姿なきもの、 形あるもの、形な

          言葉未満の響きを大切にしたくて

          幸せへの道しるべ

          「幸せ」って感じると、心が温かい。 幸せが温かいのなら、 温かいと感じるものは、きっと幸せへと続いてる。 だから 心の温度をあげようか。  

          幸せへの道しるべ

          工夫という優しさ

          「相手に伝わらない工夫は工夫とは言えないよ」 そう、言われたことがあった。 伝わるように工夫をすること。 それは優しさなのだと気付いた。   それから、工夫が大好きになった。 仕事をしていると工夫が必要な場面にたくさん出会います。 工夫に、思いやりが寄り添う時、優しさになるのだと思えました。 小さな工夫を、丁寧に送り出そうと思います。

          工夫という優しさ

          PhotoWords

          光を集め、光を刻む。 ギリシャ語に語源をもつ- photograph -は 「光を使って書いたもの」という意味なのだそう 「photo」は、光 「graph」は、書かれたもの - photograph -は日本語では「写真」 真(ほんとう)を写すと書くのも不思議 光というものは私たちにとってほんとうに大切で きっと欠かすことのできないものだと思えるのです 言葉が私たちにとって大切なように・・ もしもこの世界に神さまがいるとしたら 光の子らを遣わして ど

          PhotoWords

          さりげない存在感

          手を添える 心を添える 言葉を添える 「添える」ってとても控えめだけど、 優しい存在感が伝わってくる。 そういえば、手を添える時、 たいせつな何かがそこにある・・。 たいせつ だから、添える。

          さりげない存在感

          ひかり

          照らされているとばかり思っていたら 照らしていることにある日気づいて。   この世界はきっとそう 誰もが誰かを照らす灯り   照らし、照らされて、あなたへ。 照らし、照らされて、あなたと。

          ひかり

          ことば

          たくさんのことばに育ててもらいました。 両親から、友人から、仕事仲間から。 たった一度だけ出会った人たちから。 本や、手紙や、テレビから。 ふと見た風景から、出来事から。 心に抱く想いから。 目に見えることばよりも、目には見えないことばから。 たくさんのことばに育ててもらいました。 振り返ると、ことばは、愛に似ている。

          ことば