見出し画像

蓮 〜仏性開花〜

蓮は、泥の中より美しい花を咲かせる。

たとえ泥中に在ってもその泥に染まらず、

真っ直ぐに天を目指してその花を開く。


それは、

泥中という、悩みや苦しみという煩悩の多い環境あっても、

諦めず、流されず、その花を守りゆく清浄さと素直さの姿の顕れ。


仏法の世界においては、

わたしたち人間含む生きとし生けるすべての命に最初のタネ・・・

「仏性(ぶっしょう)」が宿っているという。


誰にでもあるタネ・・「仏性」


そのタネは誰にでも平等に宿っているものだけど、

いつの日か美しく花開くためには、そのタネを育て守り、

どんな環境の泥の中にあっても、ただ、生きているだけではなく、

意志と意識を以って、日々、毎分、毎秒を丁寧に積み重ねて

光を目指していくことがとてつもなく大切なこと。

そう、蓮の姿は伝えてくれている。



いつの日か、美しく、花開くために。


日々を、積み重ねる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?